かぎ編みを始めてみたいけど、どんなかぎ針を選んでいいか分からない。
かぎ針は、最初に購入を考える道具ではないでしょうか?今回は初心者が避けるべきかぎ針の種類とその理由。そして、おすすめのかぎ針についてまとめてみました。
初心者が意識するべきかぎ針の特徴
編むことに慣れていないうちは、どうしても肩や手に力が入ってしまいがちです。なので、最初に意識するべき特徴は、
- 持ちやすさ
- 使いやすさ
- 疲れにくさ
です。
では、初心者が買ってはいけないかぎ針はどんな種類でしょうか。
買ってはいけないかぎ針 その1 金属
金属製のかぎ針は重みがあり、硬いです。
そのため、まだ力の入れ具合が分からない初心者が、重さのある金属のかぎ針を使うと、手が疲れやすくなります。
そして、金属製はなめらかで滑りやすいため、編むスピードが一定ではない初心者だと、針にかけた糸が外れやすいかもしれません。
金属製のかぎ編みはこんな人におすすめ
編むことに慣れていて、編むスピードが早い、ある程度経験のある人。
あるいは、あみぐるみやレース編みなど、細かい作品を編むのに、サイズの小さいかぎ針を使いたい人。
買ってはいけないかぎ針 その2 プラスチック
プラスチックは金属製に比べると軽いですが、こちらも硬いので、手が疲れやすいです。
また、サイズの小さいかぎ針は細いので、プラスチックの性質上、力が入りすぎると、折れてしまうこともあります。
そして、かぎ針の滑りが悪いので、ストレスになりやすいです。
プラスチックのかぎ針はこんな人におすすめ
マフラーやブランケットなど、大きな作品を編むのに、太い糸とサイズの大きいかぎ針を使いたい人。
サイズの大きいかぎ針は太いので、折れにくいです。
また、太い糸で編めば編み目も大きくなります。ですので、多少かぎ針の滑りが悪くても、針先を編み目に差し込みやすく、糸も引き抜きやすいです。
買ってはいけないかぎ針 その3 木製
木製のかぎ針は値段がやや高めです。そのため、かぎ編みを続けるかどうかまだ分からない人にはおすすめしません。
指を置くくぼみがない形状のものが多く、力が入り気味になってしまう初心者は,
指が疲れやすくなります。
木製のかぎ針はこんな人におすすめ
かぎ編みを長く続けて、手になじむものが欲しい人。
初心者におすすめのかぎ針
おすすめは、樹脂素材のグリップのついたかぎ針です。グリップ部分が太くなっているため、持ちやすく、使いやすいです。
さらに、指が滑りにくく安定しやすいので、力の入りやすい初心者が長時間使っても、疲れにくいです。
そして、針先が金属のタイプは滑りがなめらかので、糸が引っかかることがありません。
かぎ針の持ち方は、ペン持ちとナイフ持ちに分かれますが、グリップ付きは、どちらの持ち方でも使えます。
100均でも売っているので、手に入りやすいです。
もし、長く続けていくなら、クローバーやハマナカなどの有名メーカーのものにアップグレードするのがおすすめです。100均のかぎ針と比べると、耐久性があり、長持ちします。
価格は、サイズや素材にもよりますが、1本500円から900円くらいです。
初心者におすすめのサイズ
まずは、糸とかぎ針の扱いに慣れることが大事です。
そのため、おすすめのサイズは太すぎず、細すぎない、中間の5号(3mm)がちょうどいいでしょう。
初心者が5号(3mm)で編めるは、コースターやモチーフなどの小さい作品。少し慣れれば、帽子やバッグなど立体的な作品も編めるようになります。
わたしも最初は、5号のかぎ針を購入し、アクリルたわしを編みました。
そして、2,3か月後には帽子を編めるようになりました。
セット売りを買うべき?
さまざまなサイズのそろった、セット売りのかぎ針もあります。セット売りを買えば、作りたい作品によって、わざわざ買い足さずに、すぐに使うことができます。
また、人によって、力の入れ具合も違うため、編み目の大きさも変わってきます。そのため、同じサイズのかぎ針で編んでも、人によって出来上がった作品の大きさに違いが出てきます。
かぎ針のサイズを変えることで、大きさの調整ができます。なので、一通りのサイズを揃えておくと便利です。
しかし、続くかどうかわからない人という人には、まず一本買って試してみるのがおすすめです。そして、本格的に始めたいと思ったら、セット買いをしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
初心者に合ったかぎ針を選べば、楽しく続けていくことができます。
また、用途にあったサイズや素材のかぎ針を使うことで、さまざまな作品を作れることができます。
せっかく道具をそろえたのに、初心者には向いていないかぎ針を選んでしまい、続けられなかったということがないよう、正しく選んで、今日から快適な編み物生活を始めてみましょう!
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