佃煮のり「ごはんですよ!」は買ってはいけない!その理由とは?

炊き立ての温かいご飯に乗せて食べると美味しい「佃煮のり」

日本人のご飯のお供には欠かせないと言っても過言ではないでしょう。冷蔵庫に1つあると便利ですよね。

しかし、その「佃煮のり」って安心して食べられるものでしょうか?

実は、佃煮のりに含まれる添加物には危険性のあるものも含まれています。

スーパーなどでは様々な種類のものがありますが、その中で桃屋の「ごはんですよ!」を見かけることが多いかと思います。

とても人気のある商品ですが、「ごはんですよ!」は本当に安全でしょうか?

この記事では、この「ごはんですよ!」についてお話していきます。

江戸むらさき ごはんですよ!

正式名称は「江戸むらさき ごはんですよ!」。

株式会社桃屋から1973年に発売され、のり佃煮の代名詞ともいえる商品になりました。のり佃煮の全国シェアの6割を占める大定番です。

のりは国産(主に伊勢湾周辺で収穫)を使用し、“あさ炊き製法”を採用しているので、トロリとした食感の中にのりの風味が活きた、旨味豊かなのり佃煮です。

子供にも一層おいしく食べてもらえるように、白米に合うトロリとした食感で、よりうまみが広がるのり佃煮を開発し、幅広い年齢層で親しまれています。

避けるべき添加物!

原材料名
のり(国産)、しょうゆ、水飴、砂糖、混合ぶどう糖果糖液糖、魚介エキス、寒天/調味料(アミノ酸等)安定剤(タマリンド)カラメル色素

ごはんですよ!の中には、上記の原材料が含まれています。

表記されている原材料の中で添加物となるのは「/(スラッシュ)」の後ろの部分になります。

見てみると、アミノ酸・安定剤(タマリンド)・カラメル色素とあります。

それぞれどの様な添加物なのか調べてみました。

調味料(アミノ酸等)

調味料(アミノ酸等)とは、「化学調味料」と同じような存在です。

アミノ酸等ということは、アミノ酸だけではなく核酸や有機酸、無機塩のうち2種類以上が含まれていることを示しています。

アミノ酸は「うまみ成分」として使用されます。手軽にうま味を食品につけることができ、塩分の少ないだし汁などでも美味しく食べられる効果があるのです。一般的にどこの家庭にもある「味の素」の主成分になります。

食品として使用される前に、数千倍、何万倍という濃度で試験が行われ、安全性に関して確保された状態で提供されていますので、摂取することでの危険性はないと言えるでしょう。

ただし、1日当たりの摂取許容量の基準がないことが問題視されています。

安定剤(タマリンド)

マメ科のタマリンドという種子から排出されたものです。

食品(飲料も含む)に粘性や接着性を付けるための食品添加物です。

具体的には、食品に粘りやとろみをつけるための「増粘剤」、食品を接着し形が崩れないようにする「安定剤(結着剤)」、食品をゲル化する「ゲル化剤」に分けられます。

食感やのどごしの向上などの目的に広く使用されているものなので、毒性はほとんど認められていません。

カラメル色素

カラメル色素とは、ブドウ糖や砂糖などの糖類やでんぷんなどの加水分解物や糖蜜などを加熱処理することによって製造されます。

カラメル色素には、カラメルⅠ・カラメルⅡ・カラメルⅢ・カラメルⅣの4種類があります。

カラメルⅠ・・・単に糖類のみを加熱してできたものを指します。毒性はなく非常に安全性は高いとされています。

カラメルⅡ・・・糖類に亜硫酸化合物を加えて加熱したものです。現在、日本ではこの製法は禁止されています。

カラメルⅢ・・・糖類にアンモニウム化合物を加えて加熱したものです。

カラメルⅣ・・・糖類に亜硫酸化合物もアンモニウム化合物も加えて加熱したものです。

カラメルⅢカラメルⅣにはアンモニアが使用されていますが、これらが日本では多く使用されている製造法とされています。

その製造過程で「4−メチルイミダゾール」という発がん性のあるとされる物質ができることが知られているのです。

海外の一部では、1日に摂取する4―メチルイミダゾールの量を29マイクログラム以下に定められいますが、日本では基準が無いので、カリフォルニア州の基準を越える4―メチルイミダゾールを含む製品が売られており、また非常に多くの食品に使用されていますので注意が必要です

代表的な例としては、清涼飲料水、乳飲料、菓子類、醤油、ソース、カレールウや麻婆豆腐などの料理の素、漬物などが挙げられます。

 

まとめ

とても親しみのある佃煮のり「ごはんですよ!」。

買ってはいけない理由とは「添加物に注意が必要」だからです。

添加物は様々な食品にも含まれています。大量に摂取しなければ問題はないのですが、小さい頃から摂取し続けるのは心配ですよね。

佃煮のりの商品のほとんどに多少の「添加物」は含まれていますので、必表記されている原材料を確認する事をお勧めします。

自分や家族の健康を考えるのであれば、できるだけ「無添加」の食品を選んでみてくださいね。

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