買ってはいけない!? スウェーデン生まれのスポンジワイプ。便利な使い方!


「キッチンアイテムを環境にやさしいものに変えたい」と考えていませんか?

スポンジワイプは、1949年にスウェーデンで生まれた天然素材のキッチンアイテム。

吸水性と速乾性が高く、キッチン以外にも、さまざまな場面で活躍する、優れものです。

環境にやさしい素材で作られているため、サステナブルな選択肢として、使い始めている人が増えています。

今回はスポンジワイプの特徴と便利な使い方を紹介します。


メリット


・環境にやさしい

多くのキッチンスポンジはウレタンやメラニン樹脂などのプラスチック素材でできています。
それらは、使い続けるうちに、目に見えない細かな繊維が、下水に流れ出ます。
キッチンスポンジは海洋汚染の原因のひとつです。


一方で、スポンジワイプの素材は、木材由来のセルロースと、コットンの有機繊維です。
プラスチック素材を含んでいません。そのため、100%生分解でき、堆肥化できます。

捨てるときは、一度洗ってから捨てましょう。

・かわいい北欧デザイン

スポンジの表面には、北欧のシンプルでかわいいデザインがプリントされているので、置いてあるだけで、キッチンのおしゃれなアクセントになります。また、面倒な洗い物も少し楽しくなりますよ。
使う用途によって、色やデザインを変えて、使い分けするのもおすすめです。

・優れた吸水性と速乾性

セルロースとコットンは、繊維内に空気孔が多く存在するので、吸水性に優れた素材です。

一枚のスポンジワイプで、ペーパータオルの約25枚分の吸水性があるといわれています。
また、速乾性は他の素材のふきんと比べると、約4倍です。
バクテリアなどが、繁殖をし始める前に、乾いてしまいます。
つまり、抗菌作用も兼ね備えています。

・使いやすいサイズにカット

スポンジワイプははさみで簡単に切れます。
台ふきんとして使うときは、そのままのサイズ。
食器を洗う用のスポンジは、手に収まりやすいサイズにするなど、使う用途に合わせてサイズを変えられます。

・何度も使える

きちんとお手入れをすれば、3か月以上は長持ちします。また、お手入れも簡単です。

耐久性があるので、洗濯機洗いができます。
電子レンジで1分ほど加熱をすれば、煮沸消毒もできます。
レンジがない場合は、沸騰したお湯に1〜2分ほどで大丈夫です。

スポンジワイプを、常に濡れた状態にせず、使い終わったあとは、しっかり乾燥させましょう。
乾燥機には入れないでください。

スポンジが乾燥すると、硬くなり変形します。それは、スポンジがしっかり乾いた証です。

・どんな材質にも使える

ガラスや大理石、タイル、ステンレス、木目など、さまざまな材質にも使えます。
また、観葉植物のふき取りなども可能です。スポンジワイプはやわらかいので、傷をつけません。

 

デメリット


・他のスポンジよりも価格が高い

一枚の価格は、約500円から800円ほど。他のスポンジと比べると高いです。
他のスポンジは、安いですが、耐久性も低く、短い期間で何度も買い替える必要があります。

一方のスポンジワイプは、使える場面が多いこと、何度も使えることなどを考慮すると、コストパフォーマンスが高いのではないでしょうか?

・食器拭きには向いていない

スポンジワイプは、濡れた状態でしか使えないので、食器拭きには向いていません。
乾燥時は、硬く歪んでいます。乾いた状態のままでは、使いづらいです。

 

使い方


キッチンスポンジだけではなく、さまざまな使い方ができます。

・台ふきん

吸水性があり、また絞れば何度でも繰り返し、拭けます。
また、速乾性もあるので、台ふきんの嫌なニオイも残りません。
使ったあとは、煮沸消毒できるので、次の日も清潔に使えます。

・ガラス拭き

毛羽立ちしないので、窓ガラスに水垢や繊維を残しません。
また、ガラスクリーナーなどの洗剤を使う必要もないです。


・バスルームそうじ

スポンジワイプ一枚で、バスルーム全体の掃除が可能です。
バスタブ、かがみ、タイル、洗面台すべてに使えます。掃除道具が減るので、収納の見た目もすっきりしますよ。

・ペット

お散歩のあとに、ペットの手足や体拭きにも使えます。
また、ごはんや水飲みのお皿に下にマットとして引いておけば、食べこぼしなどの掃除も簡単です。

・おしぼり

簡単に洗って、絞れるので、おしぼりとして外出先でも重宝します。

そのときの気分や行事に合わせて、かわいいデザインの選ぶのもおすすめです。
天然素材なので、お子様の顔の拭きとりにも使えます。

・水切り

大きめのサイズは、食器を洗ったあとの水切りマットとして使えます。

狭いキッチンなどでは、水切りかごが置けなかったり、場所を取ったりします。
スポンジワイプなら、置く場所に困りません。
また、他の素材の水切りマットは、カビの発生の恐れがありますが、スポンジワイプは煮沸消毒できるので、心配ありません。

・アウトドア

アウトドアで、スポンジワイプをキッチンペーパーの代わりに使えば、ゴミが出ません。
また、持ち運びも簡単です。

テントなどのキャンプ用品の汚れもふき取れるので、その後の掃除やお手入れも楽になります。

 

まとめ


いかがでしたか?

環境にやさしく、さまざまな場面で大活躍するスポンジワイプ。

その便利さから、一度使うと、他のアイテムにはもう戻れません。

サステナブルな生活を、スポンジワイプから始めてみませんか?

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