皆さんは「ニトリの重い毛布」を知っていますか?
シングルサイズで5.5kgの重量があるニトリから発売された毛布で、毎年売り切れるほどの人気がある毛布です。
寒い季節に寝るときは毛布の上にさらに布団をかけるから、毛布は軽い方がいいんじゃないの?と思われる人がいるのではないでしょうか。
そこで、人気があるけど買ってはいけない?「ニトリの重い毛布」のメリットとデメリットをご紹介します。
「ニトリの重い毛布」のデメリット
持ち運びや干すのが大変
「ニトリの重い毛布」は、シングルで5、5kgの重量があるので、男性は楽に運べますがは性が運ぶには少し重いと感じるようです。
なので、購入して家に持ち帰るときや干すとき、家の中で移動させるときや寒い時期が終わり収納するときには多少大変になってきます。
荷物など楽に持てる重さは人それぞれですが、大きくて重いものを運ぶときに自分の力で持ち運びできるかどうかをチェックする方が良いかも知れませんね。
洗濯ができない
普通の毛布はクリーニングに出したり、コインランドリーに持ち込んで洗って乾かすことができますが、「ニトリの重い毛布」は洗濯ができません。
それは、重い毛布は重さを出すためにガラスビーズが使われているためです。
なので普通の毛布と同じように洗えると思って購入すると、洗えないので使えないということになってしまわないように予め洗濯できないことを理解しておくと良いですね。
寝返りが困難になる
重い毛布のデメリットの三つ目は、重さがあるので寝返りがしにくくなることです。
寝ている間によく寝返りを打つ人は、寝返りしにくいと違和感を感じて、その度に目が覚めたり寝つきが悪くなったりしてストレスを感じるかも知れません。
人の体重の10%程度の重さの布団が最適な重さとなりますので、自分に合った毛布を選ぶことが大切ですね。
高齢者や小さな子どもには重すぎる
重さに耐えられないご高齢の人や子どもさんや妊婦さんには重すぎて圧迫感があり、健康を損なう恐れがあります。
ご高齢の人は体が弱く体動が困難な人もいますし、子どもは寝ている間に重い毛布の重さに負けて息苦しくなるなど最悪の場合は重さに耐えられないと、呼吸困難になってしまうので非常に危険です。
そのため、最適な重量の寝具を選ぶようにしましょう。
「ニトリの重い毛布」のメリット
適度な圧迫感がありよく眠れる
重い毛布は適度な圧迫感があり体に密着してフィットしてくれるので、包まれている感覚になり安心して寝やすくなるのです。
何かに抱きつくと分泌される『オキシトシン』と言われる幸せホルモンに気分を安定させる働きがあり、誰かに抱かれているような幸せを感じられるような感覚になります。
そして『オキシトシン』が分泌されると交感神経の興奮が抑えられて、副交感神経が優位に働き心身ともにリラックスする作用があり、人はぐっすりと眠れるのですね。
温かく眠れる
冬場は寝るときに布団の隙間から冷気を感じて、肩が冷えたり首元が冷えると眠れないことがありますが、重い毛布は重量があるので体に密着して体温が逃げにくく温かみを感じ、眠りやすくなります。
「ニトリの重い毛布」は保湿性があるので、体が冷えたり寒くて寝られないという人も安心ですね。
睡眠の質が上がる
「ニトリの重い毛布」を使って寝ると、落ち着いて眠れるようになったり朝スッキリして起きやすくなったという人もいます。
いつもより寝ている途中で目が覚めずに長く眠れるようになったり、睡眠中の動きが減ったりと睡眠の質が上がることに繋がって良い効果を得られますね。
ズリ落ちたり左右に偏った動きが無い
重みが功を奏してか、体に沿って密着するからか寝ている間に寝返りを打って寝相が悪くて体を頻繁に動かしてベッドからズリ落ちたり、左右に移動して気づけば寒くて目が覚めたというようなことが無く、毛布がズレる心配がありません。
まとめ
寝具のこだわりは人それぞれで、重い方がよく眠れるという人や軽くないと眠れないという人がいて重さやサイズも好みが分かれます。
人は人生の1/3を睡眠時間が占めていて、一日の理想的な睡眠時間は8時間だと言われ、寝ている間に人間は一日の疲れを癒し脳の疲労も回復します。
なので睡眠をあまり取らない日が続くと体に負担がかかり肌の健康にも影響し、活動のパフォーマンスが維持できなくなってしまいます。
よく眠るために寝具選びに大切なのは、いかに快適に質の良い睡眠が取れるかです。
「ニトリの重い毛布」を使う際は自分の体重の10〜15%程度の重さが良いとされ、例えば50kgの人なら5kg〜7.5kgを目安にすると良いですね。
また、保湿性があるので湿度がこもってカビの原因にならないように通気性が高いものを選ぶようにしましょう。
「ニトリの重い毛布」は慣れないうちは重さが気になるかも知れませんが、人は環境に適応しやすいため使っているうちに慣れて快適性を感じられるようになってくるので、続けて試してみることをオススメします。
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