皆さんも、「問題集」を一度は購入したことがあるのではないでしょうか。そもそも「問題集」とは、主に学校の教科書に沿って、学習内容を理解し、定着させるために作成された問題の集まりのことです。
例えば、大学入試や資格試験、各種検定試験などの試験対策に、語学学習やプログラミング学習などのスキルアップのために利用されます。
このように、学習の効率を上げるために役立つ教材の1つであるのが「問題集」ですが、自分に合わない問題集を買ってしまったり、使い方を間違えたりすると、学習効果が低下することもあります。
そこで、今回は「問題集」を購入した際のメリットとデメリット、最後に、失敗しない問題集の選び方をご紹介していきます。
問題集を買うデメリットについて
高額な費用がかかる
問題集は数千円から数万円まで様々な価格帯があり、一度に多数の問題集を購入すると費用がかさみます。過剰な問題集の購入は、予算を圧迫しますので極力避けましょう。
問題に偏りがある場合がある
問題集によっては、出題傾向が偏っていたり、重要な問題が少なかったりすることがあります。
また、難易度が高かったりすることもありますので、複数の問題集をチェックすることが望ましいでしす。
問題に慣れすぎてしまう場合がある
同じ問題集ばかり解いていると、問題に慣れすぎてしまい、実際の試験に出題される問題に対応できなくなる可能性があります。また、本試験と異なる出題形式を用いている場合も多々ありますので、注意が必要です。
問題集に依存してしまう場合がある
「問題集」に過剰に依存してしまい、本試験で自分自身で考えられなくなってしまう場合がよくあります。問題集の使い方に注意が必要です。
問題集を買うメリットについて
知識の確認や理解度の確認ができる
問題集を解くことで、自分がどの程度理解しているかを確認することができます。
また、解答解説によって、自分の誤った理解を正すことができますので、学力向上に繋がります。
実戦力がつく
問題集には、試験に似た形式の問題が数多く含まれています。これにより、本番に近い形で問題を解く練習ができ、実際の試験での実戦力をつけることができます。
また、試験に出題される範囲を網羅した問題集を選ぶことで、無駄な勉強時間を省き、効率的な学習ができます。実践で結果を出す近道は、選ぶところから始まっています。
頻出問題の傾向が分かる
問題集を解くことで、出題傾向や頻出問題が分かる場合があります。これにより、自分の勉強の方向性を見直したり、力を入れて勉強するポイントを把握することができます。
参考書としても使える
問題集には、問題の解説や解答が載っているケースがほとんどです。これにより、問題集が「参考書」としての役割も果たしてくれますし、解答解説を読むことで、自分で解き直す前に解法を理解でき、時間の短縮に繋がります。
また、問題集を解くことで、自分の理解度や弱点を把握することができます。その結果、勉強計画の改善に繋がります。
安価で手に入る場合がある
問題集は、参考書に比べて比較的安価で手に入る場合があります。そのため、多くの問題に触れることができ、効率的な学習ができます。
失敗しない！問題集を選ぶ際のポイント
目的に合った問題集を選ぶ
自分の目的や学習レベルに合わせた問題集を選びましょう。例えば、資格取得のためには試験範囲に沿った問題集を選ぶことが大切です。自分が「何を学びたい」のかを、よく整理してから選ぶのがポイントです。
問題数や種類を確認する
問題集の問題数や種類も、自分の学習目標に合わせて選ぶようにしましょう。
また、解答解説が充実しているかどうかも確認すると尚良いです。
購入前に実際に手に取って確認する
書店で実際に問題集を手に取り中身を確認しましょう。確認する事で、自分に合った問題集かどうか判断することができます。また、書店員に相談することもおすすめです。
レイアウトやデザインを確認する
見た目の印象はとても大事です。本文のレイアウト、フォント、色使いなど、読むのが苦痛だと感じた
ら勉強どころではありません。自分の好みに合ったものを選び、毎日開いても飽きのこない問題集を探しましょう。
出版社や著者の信頼性を確認する
出版社自体の評判を調べることで、その出版社が信頼できるかどうかを判断できます。また、ネット上の書評サイトやSNSなどで、その書籍の評価をチェックしましょう。多くの人から高い評価を受けている書籍であれば、信頼性が高いと言えます。
まとめ
いかがでしたか。
問題集の購入には、学習効果を高めるメリットがありますが、適切な選択や使用方法を守らなければ、デメリットも生じる可能性が多くあります。
選ぶ際のポイントとしては、目的やレベルに合わせた内容の確認、出版社や著者の信頼性の確認、そして自分の学習スタイルに合った問題集を選ぶことが大切です。
また、問題集を購入しても、学習計画を立てずに使ってしまうと効果が出にくくなります。自己分析を行い、事前に学習計画をしっかり立てて活用することを心がけましょう！！
