初心者が買うな、ジャックラッセルテリア!その理由とは?

なぜジャックラッセルテリアが初心者向けの犬ではないのか?

私は以前、犬猫の保護施設で働いていました。

保護犬の中にジャックラッセルテリアがいたのですが、その子の運動量と遊びの激しさには驚き、万人向きの犬種ではないと感じたのです。

攻撃的はではなく非常に友好的な個体でしたが、飼い主を選ぶ犬種だなと感じました。

ここでは、ジャックラッセルテリアの性格から飼育に適した環境を解説しますよ。

ジャックラッセルテリアの特徴


ジャックラッセルテリアは小型犬に属し、キツネ狩りのための猟犬として誕生しました。

小型犬とは思えないような身体能力と運動量が特徴ですよ。

猟犬故に動くものに好奇心旺盛に反応します。

その身体能力で、競技会や警察犬でも活躍している犬種ですよ。

元々、狩猟犬として作り出された犬種ですので、活発で運動量が多いことはもちろんですが、動くものを追いかけたり、大きな声で吠えたりする習性があります。

『暴れん坊』『小さい爆弾』『体力は大型犬並み』という認識があるほど活発な犬種ですよ。

 

ジャックラッセルテリアを実際買っている人の声

 

可愛いけど、行動が抑えられない時がある。ずっと走り回っているよ、自宅は敷地が広いので良いですが、都会のマンションとかでは厳しいかなと感じます。

高齢者は手に負えなくなるかも。

しつけが難しいですが、犬らしい犬です。良いこともしても悪いことをしても、笑顔です、活発でかわいいです。

しつけが難しいです。怒ったりすると逆効果みたいで、神経質な部分がありますよ。

沢山の運動量が必要です。小さな爆弾といわれる理由がわかります・・・ボールが大好きです、呆れるほどの根性と集中力です。5歳を境に落ち着いてきました。

無駄吠えのしつけに苦戦しています。早い段階で無駄吠え対策をした方が良いですよ。運動量が多いです、何かを見つけて走りだすときのスピードは半端ないです。

 

実際に飼育されているかたはしつけ方が難しい、運動量がいっぱいという認識をされています。

 

ジャックラッセルテリアとよりよく暮らすには?

ジャックラッセルテリアの飼育されている方の多くは

  • 群れ意識
  • 吠える
  • 運動量

以上のことを気にされている方が多い傾向にあります。

ここではその対策を解説します。

群れ意識の対策

常に家族と行動を共にしたいという思いが強い犬種です。

しかし、常に犬同伴では行動できませんよね。

ですので、子犬の頃からしっかりとお留守番のトレーニングが必要です。

必ずクレートでお留守番ができるようにトレーニングしましょう。

クレートは動物病院に連れて行く際にも必要になりますよ。

そして、留守がちの家庭よりも常時家に誰かが居る家庭が望ましいです。

お留守番の大前提は、しっかりと運動させることです。

疲れた犬の良い子という言葉がありますが、しっかりとその子が満足する運動量を満たすことが重要になります。

吠えることの対策

犬にとって吠えることは自然な行動ですが、人間社会では迷惑になることの方が多いです。

吠え癖になると行動を治すことが容易ではありませんので、子犬の頃のしつけが重要になります。

吠える要素を発見したら徹底的にその状況で、飼い主が子犬の注目を得る方法を見つけましょう。

吠えているときでもコマンドが入るようにトレーニングをしましょう。

吠えた時に罰を与えることは、場合によっては犬が自信を失い、あなたとの絆にヒビがはいることもあります。

トレーニングでは犬にして欲しい行動を伝えるようにしましょう。

どれくらいの運動量が必要か?


疲れている犬は良い子という言葉がありますが、問題行動が発生する要因の一つに運動が足りていない要素があります。

運動量豊富なジャックラッセルテリアは沢山の運動を必要としますよ。

日々の散歩とは別に、ドッグランで走り回る、おもちゃで狩猟の欲求を満たすなどを取り入れて、ジャックラッセルテリアの本能的欲求を満たすことが非常に重要です。

日々の散歩は1回あたり60~90分以上が必要と言われています。

ジャックラッセルテリアの飼育環境で良い環境とは

もともと狩猟本能が強く常時体を動かすことが大好きな犬種です。

ジャックラッセルテリアにとって手持ち無沙汰の状態はストレスでしかありません。

ここではどのような要素が飼育に必要か、そのポイントを解説します。

  • 一人暮らしではなく、常時誰か、家にいる状態
  • 小さな子供がいない
  • 高齢ではない
  • 長時間の散歩が可能
  • 生活の軸が犬メインになる
  • 犬の飼育経験があり、しつけ方を知っている

適した環境で飼育をしないと人間にとっての問題行動に悩まされることにお互いよりよい関係が築けません。

生活環境が飼育に適しているかしっかり判断する必要があります。

ジャックラッセルテリアにとって不満の行き先が物を壊したり、吠えたり、暴れたり、とならないように本能的な欲求を満たすような飼育を心がけましょう、とてもパワーのある犬種ということを忘れないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、なぜジャックラッセルテリアが初心者向けの犬ではないのかを解説しました。

  • ジャックラッセルテリアの特徴
  • 実際に飼われている人の声
  • ジャックラッセルテリアとよりよく暮らすための方法
  • 飼育に適した環境とは

これからジャックラッセルテリアを購入しようと考えている人は参考にしてみて下さいね。

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