「家を建てたいけれど、どこの住宅会社を選べばいいかわからない。」
こんな悩みを抱えているそこのあなた!
その気持ちよく分かります。私もマイホーム計画を建てる際に1番悩んだのは、住宅会社選びでした。
それもそもはず、今や全国には約3万5000社の住宅メーカー、工務店が存在しています。
それぞれの会社に、独自のコンセプトがあり、購入者である私たちとの相性なども考えると、そう簡単には選べるものではありません。
そこで今回は、数多ある住宅会社を大きく2種類に分類してお話していきます。
この記事を読めば、あなたにとって最良な住宅会社を見つけられること間違いなしです!
住宅会社の種類
前述したとおり、住宅メーカーは全国に星の数ほどありますが、大きく分類すると2種類になります。
大手住宅メーカー
全国に拠点を置いて運営している会社のことを指します。
各地域に拠点を構えていて、施工エリアが広いです。
独自のブランドやデザインを持っているため、ベースとなるプランが存在します。
オリジナリティを加えるためには、オプションをつける必要があります。
工務店
特定の地域に拠点を置いて運営している会社のことを指します。
地域密着型なので、大手住宅メーカーに比べると施工エリアは狭いです。
大手ハウスメーカーとは違い、独自のブランドやデザインを持っていないため、住宅購入者の要望に合わせた完全オリジナルの家を建てることが出来ます。(自由設計)
大手ハウスメーカーで家を建てるメリット
ここまで2種類に分けて住宅会社を紹介ましたが、ここからは大手ハウスメーカーで家を建てるメリットを紹介していきます。
営業力の高さ
社員育成や研修制度がしっかりしているため、高い対応力が期待できます。
また、培われたノウハウをもとにスムーズな問題解決をしてくれることでしょう。
私が実際に住宅選びをしていたとき、イレギュラーな注文をしてしまっても、問題なく対応してくれたことが多かったです。
また、ツールが充実しているため、それをもとに分かりやすい提案や説明をしてくれます。
ブランド力
大手ハウスメーカーといえば、「セキスイハイム」「へーベルハウス」「タマホーム」などが挙げられます。
誰もが知っている有名な住宅メーカーですよね。
例えば「セキスイハイムで家を建てたよ。」と言えば、周りに社名を知らない人はいないでしょう。
また、有名がゆえに得られる安心感もありますよね。
モデルハウスが多い
大手ハウスメーカーは、モデルハウスの建設や、住宅展示場へのサンプルの出展を多くの拠点で行っています。
なので、住宅購入者である私たちも、気軽に足を運ぶことができ、実際に見学することでイメージを膨らませやすくなります。
また、完成してから「イメージと違った。」なんていうトラブルも起こりにくいです。
倒産の心配が少ない
大きな経営基盤を持つ大手ハウスメーカーは、工務店のような小さな会社よりも倒産の可能性が少ないと言えます。
また、多数の建設実績もあり、信頼性も高いです。
建設後も、末永くお付き合いをしていくからこそ、倒産の心配などしたくないですよね。
工務店で家を建てるデメリット
ここまで、大手ハウスメーカーで家を建てるメリットを紹介していきました。
では、なぜ工務店で家を建ててはいけないのか、その理由をお話していきます。
経営基盤の小さなハウスメーカーは、倒産の心配がある
経営基盤が小さな工務店は、経営基盤の大きなハウスメーカーに比べて倒産するリスクも高いです。
住宅会社選びをするときには、経営状態の見極めがとても重要になってきます。
それでも、どの会社においても言えることですが、倒産するリスクというのは避けられません。
そこで工務店を選ぶときの重要なポイントとして『住宅完成保証制度』に加入しているかどうかを確かめてください。
『住宅完成保証制度』とは、住宅購入者である私たちを守る公的な制度です。
この制度を運営するのは、国土交通省の指導の下に設立された、財団法人住宅保証機構という公益法人です。
工務店が倒産してしまい、工事が中断してしまった場合に、公的機関が工事完成を保証してくれます。
施工できる範囲が狭い
工務店は、特定の地域に拠点を置いて経営しているため、全国展開している大手ハウスメーカーに比べて施工可能範囲が狭くなります。
工務店によっては、県をまたいでも比較的距離が近ければ施工が可能になるなどの場合もありますので、工務店で家を建てるときはあらかじめ自分が建設を希望している場所が、施工可能エリアなのか確認しましょう。
展示場やショールームがない
工務店は、住宅展示場への出展や、ショールームがありません。
なので、住宅設備を選ぶ際に、自分たちでショールームをまわる必要があります。
また、サンプルがないために、具体的な住宅のイメージを持ちづらい可能性があります。
提案力が社員によってマチマチ
大手ハウスメーカーに比べて、教育体制や研修制度がないため、社員によって提案力に差があります。
品質の高い工務店を見極める力も必要になってきます。
保証や、アフターサービスの有無などもあらかじめ聞いておくとよいでしょう。
まとめ
大手ハウスメーカーで家を建てるメリットは沢山ありあます。
ブランド力はもちろんのこと、経営基盤が大きいために、様々なサービスや保証が充実しており、安心して頼むことができます。
一生に一度の住宅建設が最良なものになるように、この記事が参考になれば幸いです。
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