フェイスラインを自宅で手軽にケアできる美顔ローラー。
美顔ローラーは「小顔ローラー」、「フェイスローラー」などとも呼ばれ肌の上をコロコロ転がすだけで様々な効果を得られます。
スマホやテレビを見ながら片手間でできるので女性にも男性にも人気のある商品です。
片手間できれいになれるのだからいいことづくしのようですが、間違った使い方をすると肌のたるみを作ってしまうかもしれないのです。
美顔ローラーの目的
顔のむくみや年齢を重ねるにつれてでてくる肌のたるみやしわで悩む人は多いのではないでしょうか。
美顔ローラーは肌の上で転がすことで血行促進やデトックス効果を期待することができ、筋肉を刺激して筋力アップを促します。
ローラーを転がしてリンパの流れを促すことによりむくみが軽減されます。その結果、頬のリフトアップや小顔効果を得られることを目的としています。
美顔ローラーでマッサージすることで得られるメリット
頬のリフトアップ、小顔、美肌効果
リンパが滞っているとニキビ、たるみ、くすみ、浮腫み等様々な肌トラブルの原因になります。
美顔ローラーでマッサージすることでリンパの流れを促し、老廃物を排出することでトラブルを解消し、美肌効果が期待できます。
美顔ローラーでのマッサージにより表情筋を引き締め、一時的にフェイスラインがシャープになります。
顔色を明るくする
美顔ローラーで血行を良くしてリンパを流すため、くすみの原因になる老廃物が排出されて血行が良くなり、顔色が明るくなります。
顔のコリを解消して表情が豊かになる
特にデスクワークなど画面を見ている時間が多い方は無表情で画面を見ていることが多いものです。
目が疲れ、表情筋が凝ってきます。この凝りは、美顔ローラーのマッサージで和らげられるので、顔の疲れが取れて表情が柔らかく豊かになります。
間違った使い方
肌の表面はタオルで傷ついてしまうくらい繊細なもの。
効果がありそう、とそれを強い力でコロコロ転がすと、肌のハリや弾力を保ってくれているコラーゲン繊維を傷つけてしまいます。
一度繊維に傷がついてしまうとなかなか元に戻りません。
コラーゲン繊維の回復にかかる時間は年齢があがるほど長くなっていきます。それが美顔ローラーでたるみが起こってしまう原因になるのです。
正しい使い方
強い力では肌にダメージを与えてしまいますので、美顔ローラーは優しく何度も転がします。
多くの美顔ローラーは皮膚の下の表情筋まで効果を与えることを目的にしています。
説明書に適切な回数が書いてあれば、その回数を目安にして優しい力で何度も転がします。
美顔ローラーを使用する前に、乳液などで保湿をしておきます。
肌表面の滑りが良くなるので美顔ローラーを転がすとき、肌との摩擦を小さくしておくと傷がつきにくくなります。
美顔ローラーの目的はリフトアップすること。転がす向きは大切です。
顔の内側から外側へ、下から上へ転がします。上下を往復するようにコロコロするとせっかく持ち上げた皮膚を下げてしまいます。
持ち上げたはずがたるみを作ってしまう場合があるので注意してください。
スッキリした顔のためには生活習慣からもアプローチを
美顔ローラーは少しの使用でも効果を感じることができますがマッサージにより一時的に肌が反応したものです。一時的なものなので時間の経過とともに戻ります。
美顔ローラー以外からも小顔へアプローチして小顔の定着を図ると効率的です。
スマホ、パソコンなどを見ていると、表情の筋肉が固くなってしまい、コリが発生しやすくなります。コリは新陳代謝を悪化させ、それがシワやたるみの原因にもなります。
必要時以外は画面に顔を向けない、というのも有効かもしれません。
塩分や脂肪分、糖分のとりすぎは多くの現代人が当てはまります。アルコールの摂取も肌荒れにつながります。ビタミンやミネラルなどバランスのよい食生活をしましょう。
ストレスがあると人は無意識に無表情です。ストレスの元から対処できたらよいのですが、それが難しい場合の方が多いですね。
ひたすら耐えるのではなく、そんな時は適度な運動や自分のストレス発散の方法をみつけておくと良いですね。心が健康であることはとても大切です。
睡眠の質が低下すると疲労が回復できず蓄積してしまい、血液やリンパの循環が悪化してしまうことでむくみにつながります。
睡眠不足は食欲の増加を招きます。欲求のままに食べていると小顔とは遠ざかってしまいます。質の良い睡眠を心掛けたいものですね。
まとめ
美顔ローラーは正しく使えば顔全体をリフトアップしてくれる強い味方です。
しかしただ転がすだけでは肌を傷つけたり逆にたるみを作ってしまうこともあるので保湿をしてから軽い力で、適切な回数を転がすと効率よくフェイスラインをケアできます。
そしてフェイスラインをケアするにあたり、顔が大きくなっている原因として生活習慣の改善は見過ごせません。
小顔へのアプローチは美顔ローラーでのみではなく睡眠など他にも考えられる原因とも向き合い、体の内側からも外側からもコツコツと努力を重ねることが必要です。
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