無印良品のお店やネットでキッチンツールを検索すると、シリコーン調理スプーンをよく見かけるようになりました。
便利でよく使っていますという人や、シリコーン製品を調理で使って大丈夫?と気になる人もいらっしゃいますね。
そこで、買ってはいけない無印良品のシリコーン調理スプーンのメリットとデメリットを見ていきましょう。
シリコーンスプーンのデメリット
手に取ると重たさを感じる
重量が105gと金属製のレードルと比べて少し重めですね。
中心にステンレス鋼が使用されているため、持ってみるとずっしり感があります。
ニオイが移りやすい
カレーやビーフシチュー、揚げ物を使った料理をするとどうしてもニオイがついてしまうことがあります。
シリコーン製の特徴でニオイを吸着して保持する性質があるためによるものですね。
洗ってもニオイやヌルヌルがつくとなかなかすぐには取りきれなくて、しばらく経つまで消えない場合が出てきます。
使用頻度が高いとその分吸収するので、使用後はニオイ移り防止策として早く洗い流すことをオススメします。
シリコーンの劣化
シリコーン調理スプーンを長年使用すると、シリコーンの劣化により破れたりひび割れたりして中の金属が見えてくる可能性があるようです。
ベタベタになってくる
長時間使用するとシリコン特性の加水分解という水が加わると化学反応を起こす状態になり、徐々にベタベタしてきます。
もしそうなってしまったら、重曹や酢などを使用し取り除くようにしましょう。
耐熱温度が低いので溶ける場合がある
従来の金属製のレードルと比べると耐熱性が低く、熱した鍋やフライパンに入れっぱなしにすると溶けてしまうことがあります。
なので、お玉の形が崩れたり鍋の表面にシリコーンの溶けたゴミがついてしまうことがあります。
ほこりがつきやすい
シリコーンゴムの原料として石油を使用しているので、油分が含まれたシリコン素材は滑りにくく、静電気を帯びやすくなるのでほこりがつきやすくなります。色味が濃いとほこりが目立つのでほこりがつきにくい場所に保管するようにしましょう。
薄切り肉を使った炒め物は扱いづらい
炒め物には向いているシリコーン調理スプーンですが、薄切り肉を使った炒め物はお肉を広げることができないので、うまく炒めることができません。
同じようにガッチリ掴むのは難しいので、その場合にはシリコーン製の菜箸やトングを使うようにしましょう。
その他のブロック肉やミンチ肉は、シリコーンスプーンでも炒めやすいので安心してくださいね。
シリコーンスプーンのメリット
一つで6役こなす万能ツール
シリコーンスプーンは、すくう・よそう・こそげる・混ぜる・ひっくり返す・取り分けるなど一つで何役もこなす万能調理ツールです。
いくつもアイテムを使う必要がなく、洗い物も減らせるし収納や調理中もごちゃごちゃせずすっきりしますね。
テフロン加工のフライパンや鍋を傷つけない
シリコーンスプーンの中芯にステンレス鋼を使っていますが、周囲はシリコーンゴム製なので傷をつけたくないフライパンや鍋をこすっても傷がつきません。
なので安心して調理から盛り付けまでができますね。
継ぎ目がないので汚れにくく洗いやすい
シリコーン調理スプーンは、全体がシリコーン製なので継ぎ目がなく汚れがたまりにくくて洗いやすいのがいいですね。
先端部がしなるので取り損ねることがない
シリコーン調理スプーンはシリコーンゴム製なので、先端が柔らかくしなります。
その特性を活かして、とろみのあるソースを使った料理なども余さず鍋肌からしっかりフィットしてすくい取れます。
食洗機使用が可能
そのままでも洗い物が楽ですが、他の食器と一緒に食洗機に入れて洗うことができます。
シンプルで統一感が保ちやすい
無印良品はシンプルかつ機能性も優れていて、それぞれに色も落ち着いた色味が使われているため統一感があります。
シリコーン調理スプーンは黒一色というシンプルさで、他のステンレスや木製のツールにも馴染みやすく雰囲気を壊さないアイテムですね。
まとめ
無印良品のシリコーン調理スプーンは、一回り小さいスモールサイズもあり、鍋やフライパンの大きさに合わせて使い分けたり、小さなお皿に取り分けたりシーンによって大・小と揃えておくのもオススメです。
そして少し重ためでずっしり感があるので、重すぎて手が疲れそうという場合は、小さな小回りの効くスモールタイプを選んでみてくださいね。
シリコーン調理スプーンは一つで6役こなすので、持っていると他の調理アイテムが要らないほどの便利さです。
もともと耐久性や耐熱性が高いのですが、使用年数とともにシリコーンの状態を見て新しいものに買い替えることも検討してみてくださいね。
シリコーン調理スプーンをまだ使ったことがないという人は、店頭やネットで見かけたらぜひ買って試してみてほしいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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