新型肺炎の流行や咳やくしゃみなどの飛散防止などのため、マスクを身につけるのがエチケットになっています。
その中でも日本製のピッタマスクが、多くの人に注目されているのをご存知でしょうか。
こちらでは、ピッタマスクの特徴や買ってはいけない人について紹介します。
ピッタマスクの特徴
使い捨てではない
ピッタマスクはポリウレタンの繊維が使われた不織布マスクです。
一般的な不織布マスクとの違いは、繰り返しの利用が可能なところですね。
5回までなら洗濯をしても、性能を保ったまま繰り返し使えます。
経済的で環境保護の点からも支持されているようです。
花粉・紫外線・ウィルスが防げる
ピッタマスクは特殊機能によって、高いフィルター性能を誇っています。
花粉やほこりを通しにくく、花粉症に悩む方にも最適です。
有害な紫外線もカットできる点も評価されています。
最も紫外線を防ぐグレーでカット率98%、他のカラーでも最低で82%以上防げるという結果が出ていますよ。
マスクの表面には抗菌加工がされているため、ウィルスの増殖を抑える効果も高いです。
なお、素材は違いますが、大気汚染を引き起こす粒子PM2.5を防ぐピッタマスクもあります。
通気性が良い
職場や学校など、外出先のあらゆる場でマスクを着用するように求められる場合があります。
暑い夏場でもマスクをしなくてはいかず、不織布マスクで苦しい思いをしている方もいるかもしれません。
ピッタマスクはスポンジのような生地で、ポリウレタン特有の膜を除いているため、しっかりと顔に密着しても息がしやすいです。
声が内部にこもりにくく、対面でも電話でも声が聞き取りやすいと評価されています。
カラー・サイズが豊富
ピッタマスクはカラーやサイズが充実していて、性別や年齢を問いません。
カラーは従来の白からグレーやカーキ、ネイビーなどの渋めのカラー、女性に好まれそうなピンク、ベージュやライトグレーなどのナチュラル系などの色目もあります。
職場や学校では白色のマスクをして、休日には服装に合わせて様々なカラーのマスクをしておしゃれの幅が広がりますね。
サイズは男性向けのレギュラーサイズ、女性向けのスモールサイズ、子供向けのキッズサイズが店頭に出ています。
公式のネットショップではその他にラージサイズやXSサイズの2種類もあります。
顔のサイズに合わせて、よりフィットしやすくなっているのが特徴です。
ピッタマスクを買ってはいけない人
良い事ずくめのピッタマスクですが、あまり使用に向いていない人もいます。
どのような人が買ってはいけないか見ていきましょう。
新型肺炎を予防したい人
ピッタマスクは花粉やホコリを通しにくくする効果があるマスクです。
しかし、新型肺炎などのウィルスの侵入を完璧に防ぐのは難しいでしょう。
あくまでも自分の咳やくしゃみなどをある程度広めさせないようにする、咳エチケットの一環でつけるのに向いています。
金属アレルギーがある人
ピッタマスクは金属アレルギーがある人が使うと、肌荒れしたりかゆくなったりする恐れがあります。
これは、表面に施されている抗菌加工が原因です。
ピッタマスクの抗菌加工には「AG+」(銀イオン)が使われています。
2020年の10月頃から抗菌加工のピッタマスクが販売されるようになりました。
SNSでも「かぶれた」などの肌トラブルの書き込みが見られるようになっています。
リニューアル後の商品を金属アレルギーの方が使う場合は、十分注意してくださいね。
化学繊維でかぶれる人・匂いが気になる人
ポリウレタン素材が使われているピッタマスクは、化学繊維が苦手な方は使っていて辛くなる場合があります。
使用していて肌に刺激を感じる場合があり、かぶれるなどのトラブルに悩まされることもあるかもしれません。
また、生地特有の匂いが鼻について気持ち悪くなる場合もあります。
ただ、いったん洗うと匂いが軽くなるケースもあるようです。
中性洗剤で手洗いするのが面倒な人
ピッタマスクは5回は洗濯しても機能が劣らずに使えます。
ただ、他の物と一緒に洗濯機で洗うと生地が劣化する恐れがあるということです。
酸性やアルカリ性の洗剤ではなく、おしゃれ着用の洗剤で多く使われる中性洗剤で手洗いする必要があります。
脱水も軽くピッタマスクを絞った後で、清潔なタオルで挟み込んで水気を取ってから陰干ししないといけません。
使い捨てのマスクと比べて手間がかかりますね。
時間や手間をかけるのが難しいと感じる方は使用に向いていないかもしれません。
まとめ
ピッタマスクは花粉やホコリを防ぐ用途や、ファッション性から人気があるのもうなずけます。
使い捨てではなく、環境に優しいのも人気の理由でしょう。
ウィルスをすべて防ぐには難しいので、手洗いやうがいなどの対策を徹底してピッタマスクを利用するといいですね。
ただ、どうしてもピッタマスクを使えない方や使うのに向いていない方もいますので、購入前に十分検討しましょう。
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