プリンターが家にあるという人は案外多いのかもしれません。
仕事で文書を出力する人もいれば、家族の年賀状を作るのに必要だという人もいるでしょう。
子供や風景の写真を出力したり、ラベルなどの印刷をしたりする人もいるかもしれませんね。
でも、プリンターはそんなに必要なものでしょうか。
現在、プリンターを買ってはいけないと考え、故障したのを期にやめてしまった人もいるということです。
プリンターを買ってはいけない人
プリンターを買ってはいけないという人の言い分はどのようなものでしょうか。
使うのは年賀状の印刷のみ
自宅でプリンターを動かす回数が少ないので、家に置くのを止めてしまったという方もいます。
代表的な例が気づいたら年末の年賀状を作るときだけしか印刷しないというものです。
プリンターは1ヶ月に1回程度動かさないと、ノズルが目詰まりしてしまいます。
いざ使おうとするとインクが詰まってしまって、印刷しても思うように色がでなかったりかすれたりといったトラブルが起きます。
ノズルクリーニングやチェックをするたびにインクが使われてしまうため、インク代ももったいないですね。
スキャンはスマホで手軽にできる
家庭用のプリンターは、印刷以外に文書や画像などをスキャン(パソコンなどに取り込む機能)できるものもあります。
コピー機のように使えますが、必要ではなくなったため必要ないと思う方もいるようです。
非常に便利な機能ですが、スマホのアプリを使って写真撮影をするようにスキャンできるアプリもあります。
プリンターの機能よりも、細かい部分をスキャンするのは難しいかもしれません。
ネット銀行などで、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認の書類画像の提出を求められる場合があります。
しかし、ネット経由で提出する際にはスマホのスキャンで十分であることがほとんどです。
場所を取る
家で使うプリンターはA4もしくは、A3サイズまで印刷できるタイプが主流です。
案外、設置スペースが広めに必要になるために邪魔だと感じる方もいます。
省スペース化がされていても50cm~60cmほど幅があり、背面給紙するタイプは奥行きがある程度必要になることもあります。
前面から給紙するタイプの場合は、高さが必要になる場合もあるでしょう。
Wi-Fiに対応している場合は、電波の届く範囲内であれば好みの場所に置けます。
とはいえ、Wi-Fiの設定が難しい、置き場所を考えるのが面倒といった声も聞かれます。
プリンターがない場合の対処法
コンビニのプリンターで代用
自宅にプリンターがない場合、コンビニエンスストアのプリンターで代用できます。
事前にコンビニのプリンタのサービスサイトから会員登録をしておくのがおすすめです。
登録をしなくても印刷はできます。
しかし、会員登録をすると印刷ファイルの保存期間が長い、扱えるファイルが多いなどの特典があります。
利用する機会が多いのであれば、登録しておいたほうが良いかもしれませんね。
- ファイルを登録する方法
- 事前にファイルをプリンタのサイトへアップロード:パソコンから使える
- アプリからファイルを登録:スマートフォンから使える
- SDカードやUSBメモリから登録:コンビニのプリンターに直接入力できる
郵便局のサービスではがきの印刷
年賀状や寒中見舞いなどの印刷をする場合、スーパーやコンビニや印刷業者に依頼してはがきを印刷できます。
それ以外に、転居通知や結婚の挨拶状、法要のお知らせやお礼状など、手紙の印刷が必要になることもあるでしょう。
その場合は、郵便局のウェブ印刷サービスを使うと便利です。
郵便局のサイトからメールアドレスなど必要事項を入力して、郵便IDに登録するとサービスが使えます。
ただし、1年に1回はログインしないとIDが失効してしまうので注意が必要です。
はがきの印刷だけでなく、名刺の印刷もできます。
ビジネス用のシンプルなデザインから自分で好きなようにデザインして作成できるタイプもあります。
自営業用の名刺や趣味のサークルなどで名刺が必要であれば、サービスを利用するといいでしょう。
請求書・内容証明の印刷と送付の場合
仕事に必要な請求書や内容証明、速達などの作成と送付が必要な場合がありますね。
自営業やフリーランスであれば、プリンターが無いと困ることもあるでしょう。
その場合は郵便局のサービスサイトから、Webゆうびんの登録をしておくと便利です。
決まった時間以内に文書をアップロードできれば、当日の受付と即日での発送ができます。
急ぐときにも、手持ちのパソコンから作業できますね。
プリンターとは直接関係がありませんが、Webゆうびんに登録しておくと祝電や弔電の作成と申し込みもできますよ。
まとめ
もちろん大量に印刷をする方であればプリンターが必要になりますね。
プリンターは月に1回程度動かさないと、ノズルが詰まりやすくなり印刷ができなくなる恐れがあります。
あまり使わないのであれば、思い切ってコンビニや郵便局などのプリンターのサービスを受けるのも良い手ではないでしょうか。
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