買ってはいけない　輸入グレープフルーツ

グレープフルーツっておいしいですよね。

少しすっぱくて、でもそのすっぱさが癖になってしまう。

スーパーでもいつでも売っています。

そんなグレープフルーツなのですが、実は食べると危険な可能性があるのです。

そんなはずはないとお思いの方も多いと思います。

私もグレープフルーツは大好きですし、信じられないと思いたいです。

それでは、なぜ輸入のグレープフルーツが身体によくないのか？

ご説明していきます。

この記事を読んで頂くと以下の事がわかります。

・輸入グレープフルーツがなぜ危険なのかがわかる。

・グレープフルーツの安全な食べ方が分かる。

それでは最後までよろしくお願いします。

なぜ輸入グレープフルーツが危険なのか？
グレープフルーツの安全な食べ方
まとめ

なぜ輸入グレープフルーツが危険なのか？

早速ですが、なぜ輸入のグレープフルーツが危険なのか、結論から申し上げます。

それは、海外から輸入の際に利用される「食品添加物の防カビ剤」が私たちの身体にとって非常に危険である可能性があるからです。

グレープフルーツはじめ、オレンジ、レモン、ライムなどの柑橘類の果物の多くは、ほぼアメリカ、オーストラリア、メキシコ、イスラエルなどの海外から輸入されたものとなります。

そして、現地から日本へ輸送の際に腐敗したりカビが生えたりするのを防ぐ目的で、食品添加物の防カビ剤（防ばい剤）が使われているのです。

そして、その防カビ剤は、OPP（オルトフェニルフェノール）、TBZ（チアベンダゾール）、イマザリルなど、合わせて9品目の使用が認められています。そのいずれもが、元々、農薬として使われていたもので、危険性が高くなっているのです。

この防カビ剤の使用の歴史は、1975年4月、農林省（現農林水産省）が、アメリカから輸入されたグレープフルーツ、レモン、オレンジの検査を行ったところ、グレープフルーツからOPP（オルトフェニルフェノール）が検出されました。当時、日本ではOPP（オルトフェニルフェノール）は食品添加物として使用が認められていなかったので、これは食品衛生法違反でした。

そのため、厚生省（現厚生労働省）は輸入業者に対し、違反している柑橘類の廃棄を指示しました。しかしながら、アメリカ政府が日本に対し、OPPの使用を認めるように政治的な圧力をかけてきました。OPP（オルトフェニルフェノール）は、柑橘類を船で輸送する際に発生する白カビを防ぐのに必要だったからです。

アメリカからの要請の結果、厚生省はOPP（オルトフェニルフェノール）の使用を認可しました。その時に合わせて、その際、OPPにNa（ナトリウム）を結合させたOPP-Naも一緒に認可されました。その後、TBZ（チアベンダゾール）も防カビ剤として認可されることとなりました。OPPとTBZを併用すると、防カビ効果が一段と高まるからです。

OPP（オルトフェニルフェノール）は元々、農薬として使われていたものです。安全性の確認のため、動物実験を行った結果、83％という高い割合で膀胱がんが発生しました。これは、OPPには発がん性があるということです。

また、TBZも危険性が高く、マウスに対して実験を行いました。その結果、おなかの中の子どもに外表奇形と骨格異常（口蓋裂、脊椎癒着）が認められました。つまり、TBZには催奇形性があることも判明しているのです。

また、イマザリルも、動物実験の結果から、神経行動毒性を持ち、繁殖・行動発達を抑制することが判明しています。

その後も多数の防カビ剤が化学合成物質として認可されているのです。

厚生労働省は、その後も、「フルジオキソニル」、「ピリメタニル」など、次々と農薬として使われていた化学合成物質を防カビ剤として認可しています。

検査の中で、果肉の部分からもこのような防カビ剤が検出されています。

　輸入のグレープフルーツは、よくばら売りされていますが、売り場に看板が設置され、使われている防カビ剤の具体名が表示されています。

　可能な限り、防カビ剤が使用された柑橘類は、買わないほうがよいでしょう。国産のオレンジやレモンには、通常、防カビ剤は使われることはありません。なぜなら、輸送にそれほど期間がかからないため、使う必要がないからです。