ペット業界では、犬猫以外の動物をエキゾチックアニマルと呼びます。
エキゾチックアニマルと言えば、ハムスター、ウサギ、鳥類など多岐にわたり、非常に種類が多いです。
これらの種類は、ホームセンターのペットコーナーでもなかなか必需品がそろいません。
ペットシーツなど、仕方なく犬猫のもので補っているペット用品もあるのではないでしょうか。
せめて口に入るものはこだわって選びたいですよね
。
今回はうさぎ、ハムスター、インコのエキゾチックアニマルの中でもポピュラーな3種類の動物に与えてはいけないおやつと注意が必要なおやつについて語っていきたいと思います。
1.うさぎにおやつをあげる際の注意点
ウサギと言えば、野菜や果実をもりもり食べてくれる印象が強いですよね。
しかし、あげてはいけない野菜や果実もあります。
リストには書きませんが、水分の多すぎる果物や野菜もあげてもいいのですが、これらはあげ過ぎ注意です。
あげてはいけないおやつ一覧
・ニラ
・ジャガイモ
・ニンニク
・ホウレンソウ
・タマネギ
・ネギ
・アボカド
・レーズン
・ぶどう
・ピーナッツ
・チョコレート
・スナック菓子
・アルコール
・パンなど
人間にとって嗜好性の高い食物が多いですね。
美味しそうなにおいに誘われ、うさぎに上目遣いでおねだりされたらついついあげたくなっちゃいます。
それでも心を鬼にしてください。
あげないことがうさぎの命と健康を守る大事な意識です。
2.ハムスターにおやつをあげる際の注意点
ハムスターは手に乗るサイズの可愛らしい容姿が魅力的ですよね。
ハムスターと聞けば一番最初にひまわりの種で頬袋をいっぱいにしている様子を想像してしまう、そんな方も多いのではないでしょうか。
じつは、ハムスターの好物であるひまわりの種ですが、あげ過ぎには注意しなければならない食材です。
脂肪分が多いため、あげ過ぎると肥満などになってしまいます。
そして、ウサギと同様に水分の多い野菜や果物はあげ過ぎてしまうと体調をくずしてしまいます。
あげてはいけないおやつ一覧
・玉ねぎ
・ニンニク
・ニラ
・ジャガイモ
・トマト
・アボカド
・チョコレート
・飴
・ガム等
特にアボカドは、ハムスターにとってとても危険で心身ともにダメージを与える食べ物なので誤ってあげないように注意しましょう。
チョコレート、飴、ガムなどの嗜好品はハムスターが部屋でさんぽしている際に食べられないように飼い主さんは気を使ってあげてください。
ハムスターを飼う際はその寿命の短さを知って、お別れするときの覚悟をもって飼う方が多いと思います。
しかし、飼っていると情が移り、もっと一緒に過ごしたかったと後悔する方も大勢います。
なので健康には気を使ってあげて、なるべく長くハムスターとの幸せな時間を過ごすことが出来るようさまざまな情報を知っておく必要があるのです。
3.インコにおやつをあげる際の注意点
インコと言えば、鮮やかな羽の色を持ち、感情表現豊かな鳥の一種ですよね。
おしゃべりや手に乗ってきてくれる個体もいる、一緒にいて楽しい鳥類でもあります。
レタス、キュウリなどといった水分の多い野菜は少量ならあげてもいいのですが、やはりあげ過ぎると体調を崩してしまう危険性があります。
また、どのおやつもあげ過ぎると肥満になってしまうため、少量づつあげるのがおすすめです。
あげてはいけないおやつ一覧
・ほうれん草
・キャベツ
・ブロッコリー
・トマト
・アボカド
・ネギ
・玉ねぎ
・チョコレート
・アイス
・パン
・ご飯
・パイナップル
・レモン
・グレープフルーツ
パイナップルは完熟すれば大丈夫という意見もありますが、万が一に備えてあげない方が賢明です。
野菜類の中でも、トマト、アボカド、玉ねぎ、ねぎはあげてしまうとインコには毒性が強く、死に至る場合もあります。
放鳥中のインコが誤って食べないよう細心の注意を払って下さい。
身体が小さい分、様々な毒の影響を人間よりも大きく受けてしまう生き物です。
上記のあげてはいけないものを食べさせて死なせてしまうことが無い様に、愛情を持ってあげないという選択肢を常に念頭に置いて放鳥してください。
小型のインコでも種類によって寿命がさまざまですが、10年ぐらい生きる個体もいます。
大型となれば20年ぐらい生きます。
インコは賢く一緒にいる時間が長いので、彼らは人生のパートナーとも呼べるでしょう。
そんなインコの大切な命を、ただ可愛かったからという理由で奪う結果になってしまわないように気を付けてください。
まとめ
これらの動物は昔から飼われており、迷信や間違った知識などで病気になったり、時には命を落としてしまいます。
また、嗜好品を挙げてしまう理由は、欲しそうにしている様子が可哀想、甘やかして好かれたいからなど人それぞれです。
しかし、一時の情に負けてはペットの命を奪ってしまうのと同じです。
知識が無かったからと言い訳してもあなたのもとに来てくれたペットたちは戻ってきません。
そうなる前に知識を取り入れてあげてください。
いなくなって初めて気が付いたなんて言わないよう、これに限らずあらかじめリサーチすることをお勧めします。
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