自宅でパンを切る時に、パンが潰れてしまったり、断面がガタガタになって見栄えが悪くなってしまったという経験はありませんか？
特に焼き立てパン。
ホームベーカリーなどで自宅でパン作りを楽しむ人が増えました。
焼き立てパンはしっとりふわふわで、お店で買うのとはまた一味違った良さがありますが、切りにくいのが難点ですね。
私も食パンを潰してしまったり、断面をボロボロにしてしまうことが何度もありました。
パンが上手に切れない原因は、パン切り包丁の選び方が間違っているからかもしれません。
パン切り包丁には種類があり、それぞれに得意とするパンがあります。
家庭でのパン生活をより楽しむために、買ってはいけないパン切り包丁を確認していきましょう。
パン切り包丁はタイプによって刃が違う！買ってはいけない種類とは？
パン切り包丁には、大きく分けて3つの種類があります。
波刃タイプ
刃の片面に波のような凹凸があり、ギザギザしています。
一般的なパン切り包丁としてよく知られているタイプです。
メリットは固いパンが切りやすく、ハード系のパンも簡単に切れることです。
家庭で食べるほとんどのパンに対応しているため、使い勝手の良いタイプです。
サンドイッチやのりまきを切るのにも使うことができます。
デメリットは、パンくずが出やすいことと、断面がギザギザになりやすいこと。
また、特殊な刃の形状をしているため、研ぎ直しがしにくいのも欠点といえます。
断面の美しさにこだわりたい人は「波刃タイプ」は買わない方がいいですよ。
平刃タイプ
刃に凹凸がなく、まっすぐなのが特徴です。
柔らかいパンを切るのに適しているため、焼き立てパンを切るのにぴったりですね。
断面を潰さずに切ることができるため、パンくずがでにくく、切り口がきれいです。
刃がまっすぐなため研ぎ直しが簡単なのも嬉しいですね。
デメリットは、固いパンが切りにくいこと。
柔らかいパン以外に使うのは適していないため、用途が限られてしまうのが欠点といえます。
固いパンを切りたい人、パン以外の用途にも使いたい人は「平刃タイプ」は買わない方がいいですよ。
ハイブリッドタイプ
波刃と平刃が組み合わさったタイプです。
固いパンは波刃部分で切る、柔らかいパンは平刃部分で切るなど、使い分けが可能となります。
両方のタイプの良さをいかせることがメリットです。
一方で、他のタイプに比べて高価であることと、研ぎ直しが非常に難しいというデメリットがあります。
費用を抑えたい人は「ハイブリッドタイプ」は買わない方がいいですよ。
刃のタイプ以外で気にするべきポイントは？
持ち手のタイプで掃除の楽さが変わる？
パン切り包丁の持ち手部分には種類があり、お手入れの手間に関係してきます。
調理器具のため、できるだけ清潔に保っておきたいですよね。
3タイプあるので、確認していきましょう。
ステンレス一体型
刃と持ち手が一体となっているタイプです。
さっと洗えてお手入れが楽で、隙間もないため清潔さを保ちやすいです。
お手入れの手間を少なくしたい、清潔に保ちたいなら、「ステンレス一体型」がおすすめです。
口金付き
刃と持ち手部分は別の素材でできていますが、それらをなめらかに繋ぐための部品が付いています。
隙間が少ないため、こちらも洗いやすいタイプです。
差し込み型
持ち手部分に刃を差し込んだだけのタイプです。
なめらかに繋ぐための部品等もないため、隙間に汚れが溜まりやすく、掃除もしにくいです。
細かいパンくずが隙間に入ってしまうのは困りますね。
お手入れを楽にしたい、清潔に保ちたいという人は「差し込み型」は買わない方がいいですよ。
切れ味を保つにはアフターサービスが重要？
どんなに良いパン切り包丁を買っても、使っていると徐々に切れ味が悪くなってしまいます。
切れ味を取り戻すために、研ぎ方が気になる人も多いですよね。
平刃タイプなら刃がストレートなので自宅の研ぎ器でメンテナンスできますが、波刃タイプとハイブリッドタイプは刃の形が独特なため、自宅で研ぐのは難しいでしょう。
長く使い続けたいあなたには、研ぎ直しのアフターサービスがあるパン切り包丁がおすすめです。
薄くきれいに切るには電動タイプがおすすめ？
パンを薄く切るのは難しいですよね。
薄くきれいに切りたいあなたには、電動タイプのパン切り包丁がおすすめです。
ほとんどのパンに対応していて、ケーキやサンドイッチも簡単にきることができますよ。
断面がきれいなのも嬉しいですね。
ただ、値段が高いのと、サイズが大きくなるため収納場所に困るのがデメリットです。
買うときは、収納場所を確認してから選びましょう。
まとめ
パン切り包丁の種類や、買うときに気にするべきポイントをお伝えしました。
切りたいパンによって、選ぶべき刃のタイプが変わってきましたね。
・固いパンをはじめ、オールマイティーに使いたいなら「波刃タイプ」
・柔らかいパンをきれいに切りたいなら「平刃タイプ」
・両方の良さをいかしたいなら「ハイブリッドタイプ」
用途や好みを考えて、買った方がいいパン切り包丁・買ってはいけないパン切り包丁を見極めていきましょう。
参考にしてみてください。
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