買ってはいけない非公式グッズ「見分け方」「それって違法？」解説します！

TVでキラキラと輝くアイドルや歌手は、いつも笑顔で私たちを楽しませてくれますね。

通勤・通学などで音楽を聴いたり、ライブをみたり、作品をみてお気に入りの人やグループはいませんか？

お気に入りのグループなどこよなく愛する「推し活」で、タレントグッズを購入をする人は多いと思います。

タレントグッズには公式・非公式とあるのをご存じでしょうか？

簡単にいえば、公式グッズとは事務所が公認して公式で販売をしている商品です。

非公式グッズとは、雑誌などの写真を勝手に利用し製造・販売をしている商品のことをいいます。

非公式グッズは、公式グッズのように長蛇の列を何時間も待ったり公式サイトで買う手間もなく手軽に買えます。

コンサート会場の近くなどの露地や、お祭りで思わず買ってしまった人もいるでしょう。

しかし、次からは「買ってはいけません」！！

その理由はこの記事を読んでいただくと解ります。

では、１つ１つ解説します。

非公式グッズ買ってはいけない理由

もしあなたが人気アイドルだとします。

プライベートなどで隠し撮りされたあなたの写真を勝手に売られていたり、その写真を使ってTシャツやキーホルダー・バックなどに製作され売られています。

そして、そのグッズはあなたには1円も入らず、違法した人の利益になっていることをどう思いますか？

写真だけでなく、グループ名の入ったロゴも同じです。

アイドルの象徴のロゴデザインは、アイドルやアーティストがスタッフと意見を重ねて作り上げた思いがこもったロゴなのです。

そのロゴのデザインを真似して作ったグッズは、キーホルダーや文房具にもなって売られています。

非公式グッズが売れるということは、アイドルが努力して作り上げた「知名度・人気」があってこそであり、違法して作り販売した人は何も努力したわけではないですよね。

非公式グッズを買うということは、違法な行為をして利益を得ている業者などに加担していることになるのです。

非公式グッズの見分け方とは？

とても巧妙に仕上がっている非公式グッズ。

ここでは、見分け方、注意することを紹介します。

©のあと権利者の表記

ジャニーズグッズでいうと公式の場合「©Johnny&Associates」「アルバム名」「©2021　J Storm　Inc.」などが書かれています。

なので、©のあとに権利者の表記があるものだったら公式ということが多いです。

ただし、もっと巧妙にできている「海賊版」に©をうまく使っているのもあります。

「公式」の表記があっても注意！

Amazonの場合、販売ショップの住所が中国だったり説明文の日本語がおかしい物があります。

Amazon・メルカリなどネットショップで購入する場合、「公式」の表記のあるものを選んで頂きたいのですが、中には「公式」と偽って非公式グッズを販売していることもあります。

 

Twitterにて、このような記事を見つけました。

インターネットで購入するときは注意してください！！

これって違法？非公式グッズの疑問

非公式と知らずに買ってしまった人、デザインが気に入って非公式と知りつつも買ってしまった人もいらっしゃると思います。

違法と知って嫌な気持ちになっていませんか？

ここでは、非公式グッズの疑問について解説します。

非公式と知らずに買ってしまったのですが・・

結論からいえば、非公式グッズを知らずに購入し個人的に使うことは違法ではありません。

しかし、あなたの持っている非公式グッズがいらなくなったからと売ってしまったら、違法行為になります。

もちろん、買い取りショップでは非公式グッズは買い取ってくれません（裏にいけば分かりませんが・・）ので、いらなくなったら処分するしかありません。

自分で作ったオリジナルグッズも持ってはダメ？

手先が器用な人だと、好きなアイドルなどをモチーフにした自作のグッズを上手に創作される人もいます。

そのような場合は、個人的に使用する場合だったらOKです。

著作権違法違反で定められている「私的使用のための複製（第30条）」に該当します。

だだし、自作のグッズを親類以外の第三者に譲渡、転売する行為は私的使用のための複製に該当しないのでＮＧとなります。

販売はもとより、友人にあげたりするのもダメな行為なのです！

まとめ

コンサートに向かう途中の路地などに、アーティストやアイドルの写真が売られているのを見て、一瞬買おうかなと思ったことがありました。

筆者はアイドルなどから、笑顔やパフォーマンスでパワーをもらっている1人です。

きっとあなたも同じなのではないでしょうか？

そんなアイドルが自分の顔を使って勝手に利益を得ているグッズの存在を「気持ちのいいグッズ」と感じているわけないですよね。

ファン同士の交流も出来て仲間が増えたり、私生活に潤い与えてくれる存在の裏で違法行為があることは悲しいことです。

1人、1人が非公式グッズを買わないようにすることでそのような業者が消えていくのです。

偽物業者を儲けさせてはいけないのです。

最後に、自作のグッズを自分で持つことは違法ではありません。

しかし、あなたが作った自作グッズを同じファン仲間が「私にも作って！」とお願いされた場合、「自作のものを他人にあげる行為は違法だから」と断るか、違法をしてまで譲渡するしかありません。

そして別の正義感の強い仲間から見れば、非公式グッズを持ち歩く行為に疑問を持たれてしまう可能性もあります。

そもそも、非公式グッズを持ち歩かなければ「こんな事言ったり言われたり誤解されたり」ということも回避できたはずです。

売ることも、譲渡することもできない非公式グッズは厄介な商品だとつくづく感じました。

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