結婚をして新たな生活を始める新婚夫婦への結婚祝い、どんなものを贈ろうか迷ってしまいますよね。
今回は、「気軽に買ってはいけない!とされる結婚祝い」とその意味合いについて、また、「結婚祝いの選び方」についてご紹介します。
気軽に買ってはいけない結婚祝いNGギフト
刃物
包丁やはさみなど、何かを切るために使用する物は「縁を切る」という意味合いを発想させることがあります。受け取った側が嫌な思いをするかもしれないので、選ばない方が無難です。
ハンカチ
ハンカチを意味する「手巾」(てぎれ)は手切れの意味合いを含み、縁が切れるという別れを連想させます。
特に、白いハンカチは、弔事に使用する布を思わせ、縁起が悪いと言われています。
日本茶
一般的に弔事の際に利用されることが多い品です。縁起が良くないものとしてイメージされる方もいるので、注意しましょう。
櫛
語呂として、「苦」9、「死」4を連想させるので、縁起の悪いものとされています。ゆえに、結婚用のギフトには向いてないといわれています。
結婚祝いの選び方
お祝いはあくまでも「気持ち」なので、高価すぎるプレゼントを渡す必要はありません。高額な贈り物は、新郎新婦にとって内祝い(お返し)の負担になることもあるので、気をつけたいところです。
また、相手方との関係性にもよりますが、親しい人の場合はお祝いのメッセージカードを添えて贈るようにしましょう。この、メッセージにもマナーがあります。できるだけ、句読点を使わないようにしたほうが良いです。句読点の代わりに改行したり、スペースを開けたりするのがマナーとされています。また、忌み言葉「断つ」「消える」や重ね言葉「いろいろ」「いよいよ」など、同じ語を2回繰り返す言葉の使用も控えるようにしてください。夫婦の別れ、結婚を繰り返すことを暗示してしまう可能性があるので、メッセージを書き終えたら、しっかりと内容をもう一度見直しましょう。
それでは特記すべき結婚祝いの選び方の3つのポイントについて記載します。
贈る相手に対して好みの下調べ
相手に聞いて、リサーチすることによって、欲しい物を相手に贈ることができるのでサプライズを狙っていなければ、お勧めしたい方法です。
夫婦で使ってもらえて楽しめる物
新生活に役立ちそうなキッチングッズやおしゃれ品、ペア商品、お酒、美味しい食べ物など。
自宅にあったら便利、快適なもの
電化製品、新生活に必要な生活雑貨、自分ではなかなか買わなそうな贅沢品など。
高額な贈り物は、新郎新婦にとって内祝い(お返し)の負担になることもあるので、気をつけるべきポイントです。
周りから結婚の報告を聞いただけで、いきなり結婚祝いを贈ることは避けるべきポイントです。新郎新婦から直接の報告を受けた場合にのみ、贈るようにしましょう。
結婚祝いを贈るタイミングは結婚式の二カ月前を目安に贈りましょう。結婚式の一週間前までには相手先に到着していることが好ましいです。結婚式当日の持参は、相手方の荷物となってしまい、迷惑になる可能性があるのでやめておくのが無難です。
結婚祝いとしてよく贈られるギフト
〇カタログギフト
多種多様のギフトの中から相手に選んでもらうことができます。好みが分からない、知り合いへの結婚祝いにはカタログギフトを送ることが無難かもしれません。
〇フォトフレーム
結婚する2人の思い出の写真、結婚式当日の写真などをお部屋に飾る定番の人気アイテム
〇バスグッズ
毎日のお風呂タイムが楽しみになるバスグッズはお風呂が好きな人に喜ばれるアイテム
〇フラワーギフト
新居を華やかにしてくれる、女性に喜ばれる万能アイテム
〇キッチン用品
女性に喜ばれる、新生活に向けた家事の準備に役立つアイテム
まとめ
いかがでしたか?
それでは、前述の内容をおさらいしてみましょう。
- 刃物、ハンカチ、日本茶、櫛は縁起の悪いものとイメージされる方もいるので、結婚祝いとして贈る時には十分に注意してください。
- 結婚祝いは気持ちなので、高価すぎるプレゼントは避けたほうが無難です。後々、相手側のお返し予定となる、内祝いの負担になることがあるようです。
- 結婚祝いを選ぶときは贈る相手の下調べをしっかりとして、どんなものが好みかをリサーチしましょう。どうしても好みが分からない時には、カタログギフトを贈るのも選択肢の一つです。結婚記念のプレゼントになるので出来れば、相手の好みの物をあげたいところですよね。
- メッセージカードの内容は忌み言葉、句読点、重ね言葉を避けましょう。
- 結婚祝いを贈る時期は、なるべく結婚式一週間前までに相手に届くようにし、結婚式当日の持参は、新郎新婦の荷物になる可能性が高いので避けたほうが良いです。
結婚祝いを贈る際は、注意すべき事柄を把握し贈る相手にとって、気持ちの良いやり取りになるように心がけていきます。そして、素敵な結婚祝いを選び、お祝いの気持ちをきちんと伝えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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