メリカ生まれのコストコはビックサイズの輸入食品や日用品を多く揃え、日本でも人気のある会員制スーパーです。
大きな倉庫のようなお店の中に、色とりどりの大きな食材が並べられていて、ちょっとしたお食事もできるコストコでのお買い物は、とても楽しいですよね。
節約目的やおしゃれで珍しい食べ物を目当てにコストコに訪れる方も多いのですが、コストコを検索すると「買ってはいけない」というワードも上がってきます。
特に海外から運ばれてくる食品類は、農薬や食品添加物などの問題から、その安全性が懸念されます。
また、人気商品の養鶏場での劣悪な飼育環境がアメリカの動物愛護団体によって告発されています。
なぜコストコで買ってはいけないと言われるのか？コストコの危険な食べ物とは一体何なのか？ご紹介していきます。
買ってはいけない理由①農薬や肥料の安全性の問題
みなさんは、海外の大きな農園や牧場の様子をテレビなどで見たことがあるでしょうか？
アメリカをはじめ海外では、日本では禁止されているような農薬を大量に使った、大規模で効率的な農業が行われ、日本へと輸出されてきます。
その過程では、ポストハーベストが行われていたり、家畜のホルモン剤投与がされている場合があります。
コストコで買う野菜やお肉の安全性について、問題点をご紹介します。
コストコの食べ物が危険と言われている理由の1つに、ポストハーベストの問題があります。
アメリカを始め海外では、収穫後の野菜や果物等を保管する倉庫などで、薬剤が使われるポストハーベストが行われる場合が多いのです。
日本では、購入される直前に薬剤を使用すると薬剤の残留濃度が高くなる危険性が懸念されていることから、収穫後の防カビ剤等の散布は禁止されています。
（もちろん、日本に輸入される商品には一定の基準があり、その基準をクリアした商品のみが販売されています。）
ポストハーベストの他にも、殺虫剤や農薬等にも注意が必要です。海外では作物に対して農薬が多く使われており、養殖されている魚には殺虫剤が多く使用されているそうです。
また、牛肉や豚肉のホルモン剤使用についても安全性が懸念されています。
海外では、家畜の成長を早め、より早く効率的に出荷するためにホルモン剤がたくさん投与されています。しかし、ホルモン剤は乳ガンや前立腺ガン等の発がん性物質であるとも言われており、日本では使用が禁止されています。
その他、抗生物質が投与されている場合もあり、コストコで販売されている輸入肉の危険性が問題視されています。
安く大量のお肉や野菜が買えるコストコですが、農薬などを使用して育てられた食品を多く食べることは、人体に悪影響を及ぼします。
近年では農薬を使わない、オーガニックの商品も多く店頭に並んでいますので、価格の安さだけでなく、安全性も考えて商品を選ぶようにしましょう。
買ってはいけない理由②大量の食品添加物
コストコの商品は輸入品を多く取り扱っているため、様々な食品添加物が使用されています。
また、海外から輸入され運ばれてくるため、こうした輸入品の食品には鮮度を保つための防腐剤が多く使用されています。
ソーセージ類やパン等の加工食品においても、日本と海外では使用を許可されている食品添加物が違うので、注意が必要だと言われています。
特にコストコで売られているケーキやクッキーには、海外のお菓子らしいカラフルな食品がたくさんあります。
こうした色鮮やかなお菓子に用いられている合成着色料については安全性が懸念されているようです。
合成着色料の中には、発がん性があるとされる物質もあり、他国では使用が許可されていないものもあります。
また、合成着色料の基準は曖昧で、不純物が15％は存在しても良いということになっています。
このように安全性が確保されておらず、一部には合成着色料には特に警戒すべきだという意見もあります。
コストコの食品は海外から輸入されるため、防腐剤などの添加物が多く使用されている可能性があります。
また、カラフルなクッキーやケーキは海外のものらしく色鮮やかで可愛いですが、合成着色料には注意が必要です。
見た目の良さだけでなく、パッケージの裏側をよく確認してから購入したほうが良いでしょう。
買ってはいけない理由③非人道的な生産過程
コストコの超人気商品であるロティサリーチキンは、使用される鳥の飼育方法の劣悪さを動物愛護団体の調査員から告発されています。
告発のもととなったのは、米動物愛護団体のマーシー・フォー・アニマルズ（Mercy For Animals）が撮影した、ロティサリーチキン用の鶏が飼育されている、ネブラスカ州の施設の動画です。
この養鶏場は、コストコが2019年にコスト削減のために開設した場所です。
ここでは、不自然に重い体で歩くのもままならない鶏や、糞尿から発生する大量のアンモニアによって体が焼けただれた鶏がいるなど、悲惨な状況で飼育されている様子が撮影されました。
この告発を受けて、コストコと養鶏場は共同で声明を発表し、動物福祉のさらなる改善に取り組むとしています。
コストコの看板商品のチキンを告発…動物愛護団体｢鶏は非常に劣悪な環境で飼育されている｣
まとめ：コストコでは商品の安全性をよく考えて買い物しよう
アメリカ生まれのコストコはビックサイズの輸入食品や日用品を多く揃え、日本でも人気のある会員制スーパーです。
安くてたくさん買えるスーパーではお得感があり、めずらしい輸入食品やカラフルなお菓子をついたくさん買ってしまいます。
しかし、海外からの輸入品が多いため、特に食品類は農薬や食品添加物などの問題から、その安全性が懸念されます。
日本では禁止されているポストハーベストが行われていたり、ホルモン剤が使用されている危険性もあります。
また、カラフルなケーキやクッキーなどの菓子類には合成着色料が多く含まれている可能性があります。
近年では、人気商品ロティサリーチキンの劣悪な飼育環境が、アメリカの動物愛護団体によって告発されています。
海外スーパーでは、特に食材など輸入食品の安全性を考慮しながら、楽しくお買い物をしましょう。
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