ピーナッツをついつい食べすぎてしまう事はありませんか?
スナック菓子に一緒にピーナッツが入っていたり、お酒のおつまみとしても食べる機会が多いのではないでしょうか。
ダイエットや美容目的でナッツ類をよく食べる人もいますよね。
そんなピーナッツですが、うっかり食べすぎると大変危険なのです。
美容目的でも食べられているのに、なのに何が危険なの?と思われるかもしれません。
今回はピーナッツの栄養価、ピーナッツの危険性、適切な食べ方をご紹介いたします。
ピーナッツの栄養価
ピーナッツは食物繊維、ビタミンE、不飽和脂肪酸、カリウムなどの栄養価が豊富に含まれます。
特に、不飽和脂肪酸がたくさん含まれています。
また、普段不足しがちな食物繊維やビタミンEを補うことができます。
それぞれの栄養素の働きはこちらです。
食物繊維
食物繊維は野菜や果物に多く含まれる栄養素です。
人の体で消化・吸収することができません。
そのため、エネルギー源とならないためカロリーがありません。
食物繊維には不溶性と水溶性の2種類があります。
不溶性食物繊維は、便を増やす働きがあります。
水溶性食物繊維は、便を柔らかくする働きがあります。
ピーナッツに多く含まれているのが不溶性食物繊維です。
不溶性と水溶性の食物繊維をバランスよく摂ることで、腸内環境を整える働きがあります。
ビタミンE
ビタミンEは様々なナッツ類や油脂類に含まれる成分です。
抗酸化作用があります。
ビタミンE自体が酸化されやすいため、他の成分の酸化を抑えてくれるのです。
この抗酸化作用は次に紹介する不飽和脂肪酸と関係があります。
不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は、植物油や魚油に含まれる成分です。
悪玉コレステロールを減らす作用があります。
しかし、この不飽和脂肪酸が酸化すると、フリーラジカルというものが生成されます。
これが体に悪い影響を及ぼしてしまいます。
ここで、上記で説明したビタミンEの抗酸化作用により、不飽和脂肪酸の酸化を防ぎ、フリーラジカルの生成を抑えています。
悪玉コレステロールを減らす作用があるとはいえ、不飽和脂肪酸は脂質になるので、摂りすぎはいけません。
カリウム
カリウムは野菜や果物に含まれる成分です。
ナトリウムを排出させる働きがあります。
ナトリウムはむくみの原因になります。
そのため、カリウムの摂取です、むくみを予防・改善することができるため積極的に取りたい栄養価です。
栄養価のバランスが良さそうなピーナッツですが、一体何が危険なのでしょうか。
次にピーナッツの危険性について紹介いたします。
ピーナッツの危険性
栄養価の高いピーナッツですが食べ過ぎると体に害を及ぼしてしまいます。
ピーナッツの危険性はこちらです。
- 脂質過剰
- 塩分過剰
それぞれ見ていきましょう。
脂質過剰
ピーナッツは上記で説明したように、不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
つまり脂質が多いことになる為、片手の手のひら分でも300kcalものカロリーがあります。
ついつい食べ過ぎるとあっという間にカロリー過剰になってしまいます。
また、脂質が多いため、ニキビの原因になる事があります。
美容目的で食べて、うっかりニキビができてしまったら悲しいですよね。
あくまでも、不足分を補うように取り入れると良い効果が得られるかもしれませんね。
塩分過剰
おつまみとして売られているピーナッツは、食塩が添加されていることが多いです。
上記で説明したようにピーナッツにはカウリムが多く含まれます。
しかし、塩分が添加されている製品の場合、塩分過剰になり、むくみや高血圧に繋がります。
それではピーナッツの栄養価を十分に生かすことができません。
食べ過ぎないよう注意しましょう。
また、食塩無添加の製品もあるので、自分に合うものを選ぶようにしましょう。
適切な食べ方
上記のピーナッツの危険性でも紹介したとおり、ピーナッツはうっかり食べすぎてしまう事があるのです。
手のひら1杯分も食べないよ。と思われるかもしれません。
しかし、実際には簡単に食べられてしまう量なのです。
脂質過剰、塩分過剰を防ぐために、以下の点に気をつけましょう。
- 食塩無添加のものを選ぶ。
- 小分けされているものを選ぶ。
- 大袋ならお皿に取り出して食べる。
これらの点に注意することで食べ過ぎを防ぐことができます。
いちいちお皿に出す手間を惜しまない事が大切です。
まとめ
今回はピーナッツの危険性について紹介しました。
健康や美容に良いとされていても、食べ過ぎにより、脂質や塩分の過剰となり、肥満や高血圧の原因になることがあるのです。
塩分を控えたい方は食塩無添加のものを選びましょう。
カロリーも気をつけたい方は、小分けの製品を選んだり、お皿に取り出して食べるなど、自分に合う食べ方を見つけてみてください。
不足しがちなビタミンEや食物繊維を補えるため、間食として取り入れるのは良さそうですね。
しかし、食べ過ぎないように注意してください。
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