健康的な理由から牛肉は買ってはいけない。その理由は?

焼肉やステーキなど様々な料理としてとても人気のある牛肉ですが、結論から言うと牛肉は食べてはいけない食品の筆頭とも言えるものとなっています。

今回はその理由について解説をしていきたいと思います。

牛肉は健康に悪い

牛肉が食べてはいけない食品である理由というのは主に二つの点があります。一つは環境的にあまり良くない食品であるということ、もう一つは健康的に良くないということです。

これはどういうことかと言うと、SDGsの観点からさまざまなところで指摘をされていますが、牛を育てるには非常に多くのコストがかかるという点と、牛が吐き出すゲップに含まれるメタンガスが主な要因となっています。

なお、今回の記事ではもうひとつの理由である、健康的な点について主に解説をしていきたいと思いますのでとても気になった方は、様々な書籍やドキュメンタリー映画も数多く制作をされているのでそちらも確認をいただければと思います。

では牛肉がなぜ健康に悪いかということに関しては主に二つの理由があります。

一つは発がん性、二つ目は糖尿病の発症の要因になるということが挙げられます。 以下に一つずつ解説をしていきます。

牛肉は発がん性が指摘されている

牛肉には高脂肪、高カロリーであることから、消化器官の負担を増やすことや、最近の研究により加工肉や赤身肉が大腸がんや胃がんなどの発がんリスクを高めるということが示唆されています。

WHO付属のIARC(国際がん研究機関)の研究では、加工肉に関しては人に対して発がん性があり、人に対して発がん性があると発表がされています。これに付随して赤身肉に関してはおそらく発がんがあるということでグループ分けがされており体に悪いと分類化されています。

はっきりとした原因はわかってないそうですが、一説によると牛肉の脂身よりも赤身の部分に含まれているヘムが大腸がんの原因になってるのではないかということも指摘されているそうです。

一見脂身のなさそうなヘルシーな牛肉というのはとても健康に良さそうに聞こえますが、実は発がん性がある可能性がある食品である、買ってはいけない食品の一つなのです。

糖尿病になるリスクが高まる

牛肉に含まれる脂肪は消化されると、膵臓から分泌されるインスリンに抵抗性を引き起こすと考えられています。インスリン抵抗性というのは、食事を食べた時に上昇する血糖値を下げるために分泌されるインスリンが効きづらくなることを指します。

つまり、インスリン抵抗性が生じることで、血糖値が高い状態が続いてしまい、結果として肥満の原因になったり、糖尿病になる可能性が高くなります。もともと日本人はインスリンの分泌量が少なく、欧米人に比べて肥満にならずに糖尿病になる人が多いと言われており、病気になるリスクが上昇する可能性があります。

糖尿病は様々な疾患を引き起こす原因となる病気です。認知症を引き起こす原因となったり、様々ながんの原因になることも指摘がされており、色々な病気にかかってしまうリスクを飛躍的に上げてしまうきっかけとなってしまいます。そういった意味でも、リスクのある食品となるので買ってはいけない食品となります。

別の食品でなるべく満足感を得る

では全く食べてはいけないのかと言うと、もちろん牛肉を食べたからといってすぐにがんになるわけではありません。当然、糖尿病に関しても確実に発症するかといえばそうではなく、普段の運動量や食べ合わせ、もともと保有している遺伝子などの複合的な要因が折り重なって最終的な結果が導き出されますので、まったくゼロにすべきであるわけではありません。

しかしながら、そのようなリスクが疫学的に指摘されているというのはエビデンスに基づく事実となりますので、なるべく食べないようにすることや食べたとしても量を減らしていくことが重要です。

赤身肉に対して、魚や白身肉である鶏肉などは逆に健康的に良い食品として知られています。

このような食品は逆に糖尿病になるリスクを下げたり、悪玉コレステロール値を改善することなどが知られています。まずは牛肉の食べる量を減らしながら、そのような代替食品を多く含む食事を取り入れていくことが重要なのではないでしょうか。

まとめ

今回の記事では牛肉を食べてはいけない理由を説明してきました。

健康は私たちの人生を生きていく中でのとても貴重な資本となります。そういった意味でも健康を害することなく生活をしていくことを考えると、なるべく食べてはいけない食品となります。

とは言いつつも、焼肉やステーキはとても美味しい食べ物ですし、それを食べることで人生の充実度が向上するのであれば、やはりゼロにするのは違う意味で健康に良くないと思います。

なので、楽しみのために食べるとしても、週に一度や月に一度だけにするなど、なるべく量を減らしながら健康に気を使いながら、楽しんでいくことが必要だと思います。この記事が皆さんの健康を維持する上での一助となれば幸いです。

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