私たちが生きていく上で欠かすことのできない食料品。
スーパーやコンビニに行き、「何を食べようか?」「今日はこの野菜が安いわね」などと日々考えながら食生活を送っていることと思います。
あなたは食材を選ぶとき、何を基準にしていますか?
味?見た目?値段?
もちろん全て大事だと思います。
ただ、これからはぜひご自身の体のためにも「産地」に意識を向けてみてください。
では、どこの産地であれば良いのでしょうか?
その理由も併せて一緒に解説をしていきたいと思います。
「国産の農作物」か「外国産の農作物」か
国産の農作物か外国産の農作物か。
今回お伝えしたいのはこれに尽きます。
結論を先に言います。
これからは迷わず『国産品』を選んでください。
とは言うものの、日本国内で消費されている穀物はその大半が輸入品です。
日頃のお財布事情なども踏まえると、輸入食品に頼る機会は少なからずあると思います。
しかし、この後説明する内容を読んでいただければ、輸入品の恐ろしさをご理解いただけると思います。
国産と外国産の農作物に使用されている農薬の違い
パンや麺類など、幅広い食品に使われる「小麦」。
栄養を考えた「野菜」や、食卓を彩る「果物」。
普段の食生活には欠かすことのできない食材(原料)ばかりです。
なぜ輸入品は避けたほうがいいのでしょうか?
実は国産品と輸入品とで、使用されている『農薬』に違いがあるからです。
輸入品の穀物には、『ポストハーベスト』という農薬が使用されています。
では次に、ポストハーベストというのはどのようなものなのか、体にどのような影響を与えるのかを説明したいと思います。
ポストハーベストとは?
ポストハーベストとは、収穫後の農作物に使用される農薬です。
なぜ収穫をした後にわざわざ農薬を使用するのでしょうか?
その理由は品質を維持するためにあります。
国外から穀物を輸入する際、海上輸送などは輸送期間が長期に渡るため、運搬中に発生する害虫やカビによって品質を悪くして商品価値を下げてしまう可能性があります。
万一カビなどか発生したものを口にした消費者が食中毒などを起こしたら大変な問題になりますよね?
そういったリスクを回避するために、ポストハーベストは「殺虫剤」「殺菌剤」「防カビ剤」などの名目で使用されています。
「農薬なんて日本でも使ってるよ!」という声が聞こえてきそうですが、実はこのポストハーベスト、日本国内で生産される農作物には使用が禁止されているんです。
その一方、輸入農作物に使用されているポストハーベストは食品添加物という位置付けになっています。
それはなぜでしょうか?
理由は後述しますが、日本国内で消費されている農作物は大半が輸入品だというのが現状です。
例えば小麦については国内消費の85%は輸入小麦だと言われており、特別なものを除けばそのほとんどにポストハーベストが使用されているというのが実態です。
また、大手パンメーカーのパンやカップ麺などのほとんど全ては輸入小麦が使われています。
外国産の農作物を買ってはいけない理由
ここまでご説明したポストハーベスト。
ではなぜポストハーベストを使用している農作物を買ってはいけないのでしょうか?
その理由は人体に悪影響をもたらす可能性があるためです。
ポストハーベストは通常畑で使われる農薬の100倍以上の濃度で使用しているとさらています。
ポストハーベストとして使用される農薬の中には、発がん性や催奇形性などが疑われる薬剤も存在すると言われ、非常に危険だと考えられています。
なぜこれだけ危険性のある農薬が食品添加物という位置付けなのでしょうか?
これは日本の貿易交渉において、外国の圧力に屈したためだと言われています。
食品添加物の表示義務がある場合はポストハーベストの使用有無について判別できますが、将来のTPP交渉などで表示義務の撤廃などか進めば判別も難しくなってしまいます。
食中毒の発生などを防ぐためには仕方がないとは言え、以上の理由からポストハーベストが大量に付着した輸入農作物を買うことはおすすめできません。
国産農作物のおすすめ一例
ではどうすればいいのでしょうか。
これは言うまでもなく、できるだけ国産品を買うことをおすすめします。
次に、オーガニック食品と呼ばれるものをできるだけ選んでください。
例えば以下のような商品であれば安心して選んでいただけると思います。
国産小麦粉おすすめ商品
国産果物おすすめ商品
まとめ:食材を選ぶときは産地(国産)を意識しましょう
いかがでしたでしょうか。
輸入農作物に使用されているポストハーベストの危険性についてをご理解いただけましたでしょうか。
普段の食生活から輸入品全てを取り除くことは難しいと思いますが、これからはポストハーベストが使用されていない国産の小麦を使用したパンや麺類、そして野菜や果物をできる限り選ぶようにしましょう。
人生100年時代と言われる昨今、体はあなたの資本です。
あなたの体を守ることができるのはあなただけです。
健康な体を維持するため、今回の記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
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