買ってはいけない人工甘味料使用食品~お菓子やプロテインにも~

最近ダイエットや糖質制限が気にされてきていますよね。
その中でも人工甘味料が使われているお菓子が世間に出回っています。
またボディメイクのための筋トレも流行っており、そのなかで最近注目を集めているものがプロテインです。
このプロテインにも実は人工甘味料が沢山含まれていることがあります。
今回はこの人工甘味料について種類や身体への影響を説明していきます。

人工甘味料とは

まず、人工甘味料にいついて説明していきます。
人工甘味料とは砂糖の代わりに人工的に合成された甘い調味料のことです。
砂糖の代替甘味料として使われており、化学的に合成されて作られる糖アルコールと合成甘味料のふたつがこの人工甘味料にあたります。
商品として販売されるときは自然な甘さに近づけるため、たくさんの種類の人工甘味料を合わせて使います。
代表的な使用されている商品として主なものはガムや清涼飲料水です。

人工甘味料の種類

現在日本で使用許可が出ている人工甘味料は計6種類です。
サッカリン、アスパルテーム、アセスルファムK(カリウム)、スクラロース、ネオテーム、アドバンテームの6つです。
これらは厚生労働大臣に使用が認められている人工甘味料で安全性が証明されています。
それでは、これら6種類の人工甘味料について説明していきましょう。

サッカリン

サッカリンを水に溶かした水溶液は砂糖の350倍または200~700倍の甘味があり、またしびれるような後味があります。
このサッカリン、実は研究室で偶然発見されたもので砂糖が不足した世界大戦中に重宝されたようです。
かつてはラットでの実験結果から発がん性があるのではないかと考えられていましたが、現在はさまざまな実験により発がん性リストから外されている人工甘味料です。

アスパルテーム

アスパルテームはアミノ酸の仲間であるフェニルアラニンとアスパラギン酸からできています。
カロリーは砂糖と同じで1gあたり4キロカロリーですが200倍の甘さがあります。
アスパルテームは自然には存在しない物質で、消化管内で分解されます。
その際、アミノ酸の他に有毒なエタノールが発生することが判明していますが、今現在では健常であれば問題はないと判断されています。

アセスルファムK(カリウム)

アセスルファムKもアスパルテーム同様、砂糖の200倍の甘さがありますが0キロカロリーです。
なぜならアセスルファムKは人体の中では利用されない物資であるため代謝されないからです。
発がん性については認めてられておらず、さまざまな実験によって毒性試験では無害であり動物実験でも安全性が証明されている物質です。

スクラロース

スクラロースは砂糖の600倍の甘さがあります。
水に溶けやすいという特徴があり、虫歯の原因である虫歯菌のエサにならないのも特徴です。
安全性についてですが、スクラロースは体内で代謝されたり消化管で吸収されたりしないとされています。
しかし、極端な実験環境下では身体に毒性のある物質が生じることが確認されています。

ネオテーム

ネオテームは砂糖の7000倍から13000倍の甘さがあるとされている非常に甘い人工甘味料です。
人工甘味料であるアスパルテームと比較しても30倍から60倍の甘さがあります。
安全面に関してですが体内に摂取され代謝された場合、アルコールの仲間であるメタノールが生成されるとされていますが人体には問題のない量であるとされており、安全であるとされています。

アドバンテーム

アドバンテームは今回紹介してきた6つの人工甘味料の中で最後のものですが、最も甘く砂糖の14000倍から48000倍の甘さがあるとされています。
アドバンテームは味の素が開発した人工甘味料で、味の素の商品である「パルスイートカロリーゼロ」の液体タイプに使用されています。
安全性に対してですが、アドバンテームはアスパルテーム同様体内に摂取するとメタノールが発生することが分かっています。
しかし、大変微量であるため人体には問題はないとされています。

人工甘味料の安全性について


現在、スーパーやコンビニなどどこででも買える商品に使用されている人工甘味料。
しかし、安全性はどうなのでしょうか?
現在、使用が日本国内で使用が認められている人工甘味料6種類は厚生労働大臣から安全性が認められ、使用が許可されているとさきほどもお書きいたしました。
その人工甘味料6種類は使用する動物や実験環境によって結果が異なることが分かっています。
安全性が厚生労働省に認められていても、実際のところは本当に芯から安全であると言えるものなのか不確かであることが現実です。

最後に

以上、人工甘味料についての紹介でした。
人工甘味料は国からも安全であると言われていますが、その情報のみを信じてカロリーを気にしなくてもいいと思い食べ過ぎてしまう問題も発生していることも事実です。
自身の健康は自分で守るものです。
自分の体に直接口から入ってくるものですので、商品を買うときには十分注意し考えをもって商品を選ぶことが大切となるでしょう。

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