電子書籍は紙の書籍とくらべて、場所を取らない・安い・思い立った時にすぐに読めるといった点で利用者が増えています。
電子書籍の中でも、楽天koboは2021年にオリコンの顧客満足度調査で1位を取りました。
でも、買ってはいけないという人もいるようです。
そんな楽天koboについて詳しく見ていきましょう。
楽天koboについて
楽天koboは、楽天直営の書籍店「楽天ブックス」内の電子書籍を扱うサイトです。
楽天koboのサイトから書籍を購入できます。
紙の書籍と電子書籍と両方取り扱いがある場合には、商品の詳細のページからどちらか選択して購入手続きをすることも可能です。
両方の商品レビューを確認して、納得した上で買えますね。
どんな本がある?
楽天koboでは取り扱い書籍が400万冊以上あります。
ジャンルは小説やビジネス本、雑誌や洋書、コミックなどいろいろです。
紙の書籍で絶版になったものも入手できる場合があります。
著作権が切れた場合、無料で読める書籍も揃っていますよ。
すべてではありませんが、アプリから無料で立ち読みができるものもあります。
内容を確認したい場合に便利ですね。
書籍を読む方法
- スマートフォン・タブレット:iPhone・Android用のアプリ
- パソコン:Windows・Mac用のデスクトップアプリ
- 電子書籍リーダー:5種類6インチ~10.3インチまで・防水加工されているものも有
パソコンやスマートフォン、タブレットのアプリはダウンロードして無料で使えます。
電子書籍リーダーがなくても、手持ちの機器を使って本が読めるのはうれしいですね。
楽天koboを買ってはいけない理由とは?
全体的に満足している人が多いイメージの楽天koboですが、どのような点で買ってはいけないといわれるのでしょうか。
サービスがいつ停止になるか不安
楽天では、楽天koboのサービスが始まる前にRabooという電子書籍販売サイトを展開していました。
Rabooは2011年~2013年まで、約2年ほどで終了しました。
サービスを止めると購入した電子書籍が読めなくなります。
せっかく集めたのに無駄になってしまうので、ユーザーの中には楽天koboの利用を控えている人もいるようです。
ただ、楽天koboが始まったのは2012年、もうすでに10年ほどは営業していることになります。
顧客満足度調査でも1位を取っているくらいですので、すぐに止めるとは考えにくいですね。
楽天の会員登録が面倒
楽天koboは、購入時に楽天のIDを入力するため、楽天での会員登録が必要となります。
楽天市場や楽天ブックスなど、楽天関連のサービスを使っている人ならあまり問題にはならないようです。
しかし、他のショッピングモールのサイトを主に利用している人には面倒に感じられるようですね。
他サイトでポイントが貯まるので、わざわざ会員登録をしたくないというネット書き込みも見られます。
決済方法が限られている
他の電子書籍サイトでは、決済方法が豊富です。
クレジットカードなどの他に、携帯電話会社のキャリア決済やコンビニでの支払いにも対応しているところもあります。
楽天koboの場合は、クレジットカード決済やクーポン券での値引き、楽天ポイント決済などの利用のみです。
また、楽天銀行のデビットカードでの支払いも可能ですが、ポイント払いなどと併用した場合に決済エラーが出る場合があります。
何らかの理由でクレジットカードの利用を控えたい場合に、注意が必要ですね。
アプリから書籍の購入ができない
楽天koboのアプリは無料ですが、少し使いにくい一面があります。
以前はできたのですが、アプリから電子書籍の購入ができなくなりました。
購入するには、ブラウザで楽天koboのサイトを開き、目当ての書籍のページに移って手続きをする必要があります。
本をアプリで読みながら、続きがきになってもすぐに購入できるわけではありません。
一旦アプリを停止して、ブラウザを開くのが面倒に感じるかもしれないですね。
楽天koboがおすすめの人
楽天に登録してポイントを貯めている
楽天koboは、楽天のサービスをよく使う人で会員登録をしてポイントを貯めている場合におすすめです。
お買い物マラソンなどの買い回り企画がある際に、楽天koboは1店舗として数えられます。
また、特定の日に購入すると、ポイントが倍増されることもありますよ。
電子書籍をたくさん購入する
電子書籍を多く購入する人にも楽天koboはおすすめです。
ビジネス書やコミックなどの一定のジャンルの本が期間限定でかなり安い価格に設定される場合があります。
特定の出版社の書籍の割引クーポンが発行されますし、1ヶ月以内に使える割引クーポン券もあります。
合計金額によって割引額に差が出ますので、多く購入するほど割引が大きくなりますよ。
ハウツー本やパソコンソフトの使い方など、すぐに新しいやり方が出てくる書籍を購入する際に活用するとよいでしょう。
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