買ってはいけない腰痛ベルト!その理由とは?

今まで何ともなかった腰が、急激に痛みを発することがありますよね?
日にち薬で痛みが治まることもあれば、何日経っても痛みが治まらないこともあります。
寝たりきりで過ごすわけにもいかず、痛みに耐えながら送る生活は辛いはずです。

痛みを抑えるために役立つものを探したとき、腰痛ベルトというものがあります。
装着するだけで腰痛の痛みを抑え、改善してくれると信じていませんか?
今回は腰痛を悪化させないように、買ってはいけない腰痛ベルトを紹介します。

腰痛ベルトの種類

様々な腰痛ベルトが販売されていますが、形状は微妙に異なります。
ベルトを固定する方法も同じではありません。
どのような腰痛ベルトがあるのか紹介します。

メッシュタイプ
通気性の良いメッシュ素材で作られている腰痛ベルトです。
夏場などの気温が高い季節などに適していて、蒸れにくいので快適に過ごすことができます。
その反面、サポート能力が他よりも低い傾向にあります。
形状や固定するベルトなどによって差があるので一概には言えませんが、重い荷物を持つ場合などにはあまり適していません。
過去に腰痛を発症して、今は痛みがなくても動くのに不安な場合は、このメッシュタイプが適しています。

コルセットタイプ
丈が長く、胸部下部まであるタイプの腰痛ベルトです。
サポート能力に優れているので、重い物を持ったり、激しい動きをしても、腰痛の痛みから守ってくれます。
通気性も考慮したメッシュ素材ののコルセットタイプもありますが、一般的には通気性に優れていません。
コルセットタイプを着用して動くのであれば、大人しく静養して腰痛を治すべきです。
それでも動かなければならない場合、このコルセットタイプが適しています。

ベルトタイプ
丈が短く、骨盤の周りに巻くタイプの腰痛ベルトです。
持ち運びしやすいサイズになっているので、必要なときだけ巻くといった使い方が可能です。
サポート能力は落ちますが、腰痛に悩まされずに日常生活を送りたいときには、このベルトタイプが適しています。
生地の面積が少ないので、比較的安価で購入できるといったメリットもありますね。

腰痛ベルトはいずれかのタイプだけに該当するわけではなく、タイプを複合している場合が多いです。
その組み合わせによって、腰痛の程度に合わせた腰痛ベルトとなるわけです。
自分の腰痛に適したベルトのタイプを選びましょう!

腰痛ベルトのメリット

痛みを治めるのにどうして効果があるのか?
腰痛ベルトにどのような効果があるのか紹介します。

腰椎への負担軽減
腰椎には上半身を支える際に負担がかかります。
その負担を軽減する方法としてあるのが、“腹圧を上げること”と“正しい姿勢をする”ことです。
腰痛ベルトを巻くと腹圧が上昇します。
丈の長い腰痛ベルトであれば、正しい姿勢にする効果もあります。
そういったことが要因となって腰痛が治まるのです!

腰痛の悪化を防ぐ
腰痛の痛みを発症しても、少し痛むだけと放っておくと危険です。
腰を庇って、余計な負担がかかってしまうからです。
早期に腰痛ベルトを巻くことで、腰痛の悪化を防ぐことができます。
少しでも痛みを感じたら、無理をせずに腰痛ベルトを巻きましょう!

腰痛の予防になる
激しいスポーツや、重い物を持ち上げることによって、腰痛を発症することがあります。
健康体であっても腰痛ベルトを巻くことで、発症を予防することができます。
腰に負担のかかることが想定されるときには、腰痛ベルトを巻きましょう!

手軽な腰痛対策として、腰痛ベルトは効果的です。
ですが、基本的には腰痛を抑えるためのものなので、治すことを目的とする場合は通院しましょう!

腰痛ベルトのデメリット

腰痛ベルトにもデメリットがあります。
どういう場合に買ってはいけないか紹介します。

筋力の低下
腰痛ベルトによって腰をサポートすることで、筋力が低下する恐れがあります。
筋肉に負荷をかけないと、筋肉は衰えてしまうからです。
腰痛ベルトなしでは動けない体になってしまわないように、注意する必要があります!

重病に気がつかない
ただの腰痛だと思って使用した結果、重病を見落としてしまうことがあります。
体に異変をきたすということは、どこかしらが悪いわけです。
一時的に抑えるのではなく、まずは治療によって完治を目指すほうが安全です!

骨が歪む
適切でない骨盤ベルトを巻くことで、骨を歪めてしまうことがあります。
骨が歪んでしまうと、腰痛が悪化してしまいます。
まずは腰痛の原因と程度を診断してもらい、自分に合った腰痛ベルトを選ばなければいけません!

手軽な腰痛対策である反面、悪化させてしまうデメリットがあります。
重要な部位であるだけに、正しい診断なしに買ってはいけません!

まとめ

いかがでしょうか?
腰痛に悩まされている人や、腰痛ベルトの購入を考えている人は、一度診察を受けてみましょう。
自分に合った腰痛ベルトがわからない状況で、腰痛ベルトを買ってはいけません!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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