オーディオラックとは
オーディオラックは、アンプやCDプレーヤー、レコードプレーヤーを見栄え良く整理して置いておけるラックになります。
家具の上などにミニコンポを置いておられる方も見えるでしょうが、セパレート型のアンプなどはミニコンポより大きく家具の上には置けなかったりします。
そこで、オーディオラックを使って、部屋に溶け込むように整理して置いておくことが可能です。
アンプも置く場所の材質によって音質が変わったりします。有名メーカーの物は音質まで考慮して作られており「ラックなんてどれでもいい」とは言い切れません。
そこで今回、オーディオラックの選び方、注意する点をご説明したいと思います。
こんなオーディオラックは買ってはいけない
オーディオラックを購入する際に注意点があります。
オーディオ機器は、重い物もあるので置いた時に棚板が壊れないように耐荷重に注意しなくてはいけません。
アンプが重くてラックに置いたら、耐えきれずに壊れてアンプが落下したなんてことにはなりたくないですよね。
有名メーカーのラックは、一枚の棚板の耐荷重が100kgあたりまでと大分余裕を取って作られているものが多いです。
ホームセンターなどで売っているような安いオーディオラックは、耐荷重が低いかもしれないので必ずチェックしてください。
高価なオーディオ機器を収納しておくには、このように安全性に注目する必要があります。
オーディオラックを選ぶときの注意
オーディオラックを選ぶときの注意点として、まず安全性についてあげましたがラック自身の重さも移動しやすさという点で重要になります。
堅い材質、重い材質は締まった音・クリアな音を出すので、ラックが重く作ってあることがあり40kgもある物もあります。
ラックは、縦型と横型があり棚の段数もそれぞれ違ったりします。
重さもそれぞれ違うのでスピーカーケーブルをよく変更したり、ラックを動かして掃除をちょくちょくする人は棚数が少なく15kgあたりのものが動かしやすくて良いかもしれません。
最初はラックに置くオーディオ機器がアンプ、CDプレーヤーだけなら2段あれば済むかもしれませんが、レコードプレーヤーを買い増すときに3段目を増設できるような拡張性にも注目してください。
縦型のラックは、部屋が狭い人に向いていて、部屋が広ければ横型のラックでも構いません。
テレビも一緒に置きたい方は、画面の高さがちょうど良くなる横型ラックが向いているかもしれません。
音質のこともあるので見た目、使い勝手だけでラックを選ぶことも難しいです。
アンプの上にCDプレーヤーを直接置いてはいけない理由
アンプを台に置いて、そのアンプの上に直接CDプレーヤーを置く方も見えるでしょうが、それには放熱性の面で問題が出てきます。
その問題とは、熱雑音というもので、字のごとく熱によって発生するノイズです。ですので、アンプに熱がこもるとノイズも多くなってしまうので、ラックを買ってアンプとCDプレーヤーの間に隙間を作りましょう。
お薦めのオーディオラック
買って間違いないオーディオラックは、TAOC CLシリーズ「CL-2S-DG」(2段式、増段可能)になり色はダークグレーの他にダークブラウン、パープルがあります。
「CL」とはComfort Lifeの略になり、棚板に木材繊維を強い力で加圧した硬度の高いMDF材を使っています。上下で異なる専用鋳鉄スペーサーを強力に挟み込む絶縁振動技術、制振効果を適切なレベルにする「整振効果」など解像度、音の分離が良く、振動でアンプやCDプレーヤーの音が濁らないように音質を考慮した製品となります。重量も12kgと扱いやすい重量となっています。
CLシリーズも厚み、素材をいろいろ比較して研究を重ねた結果できあがった製品で、作りがしっかりしていて安心です。
コストパフォーマンスで魅力的なのが、ハヤミ工産のオーディオラックJ-4560ブラウンです。3段の縦型をしており拡張性もありますが、重量が36kgもあり移動させるのに苦労するところが難点です。
オーディオラックを選ぶときの基準
オーディオラックを買うときの基準があるのですが、これは人によって内容も優先順位も異なります。
私が軽めのオーディオ機器を使っていることもあり耐荷重をあまり重要視していません。私の注意する点の順番は、ラックの自重>音質>放熱性>値段>耐荷重>拡張性>見た目という順になります。
自重が一番大切と思っているのは、私がスピーカーケーブルを頻繁に付け替え、ラックをちょっと動かしたいからです。
一般的なお話をすると、耐荷重と音質(制振対策)に注意しておけば良いはずです。
まとめ
オーディオラックはどれも同じに見えて、価格重視で決めてしまうとラックがアンプなどの重さに耐えきれず壊れてしまうことや、制振対策がされておらず音質が悪かったりと高価なオーディオ機器の性能を台無しにしてしまうこともあります。
オーディオラックを選ぶときは人により基準は違いますが、耐荷重と制振対策に注意して購入してください。
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