初心者のあなたが想像するボーダーコリーはきっと賢く、飼い主に従順であると想像していませんか?
ここでは 初心者=飼育スキルが無い、初めて犬を飼う人 と定義します。
結論から言うとボーダーコリーは初心者向けの犬種ではありません。
よりよく生涯付き合うには、
- 知識
- 環境
- 時間
これらをあなたが勉強したり提供する必要があります。
場合によってはしつけ方教室に通う必要もあります。
もしも、あなたが何も知らずに飼い始めたら、お互いストレスの多い毎日になりかねません。
ここでは飼育のポイントを3つお伝えします。
ボーダーコリーとよりよく付き合うにはどうしたら良い?
あなたはボーダーコリーが、どんな目的で作り出された犬種がご存じですか?
あなたと、よりよい関係を築くには、犬種の特徴、性格を理解する必要があります。
あなたの飼育方法次第では愛犬が人間社会に順応できずに、手放すことになるかもしれません。
飼育する前に、あなたが下記のポイント3つを理解して実践できるかを考えましょう。
ボーダーコリーとは?どんな目的で開発された犬種?
あなたはボーダーコリーはどんな目的で開発された犬種かご存じですか?
ボーダーコリーは牧羊犬として開発された使役犬になります。
特徴は
- 身を守る為の厚い被毛
- 桁外れの持久力、体力
- 自分より体の大きい動物を追い回す勇猛さ
- 動くものに過敏に反応する反射神経、俊敏さ
- 他犬種に比べて、判断力、学習能力がずば抜けている
これらがボーダーコリーの特徴です。
ボーダーコリーを飼育するのに適した環境は?
元々広大な敷地を走り回れるように改良されてきた犬種ですので、都会の中で暮らしていくには、本能的な欲求を満たす工夫が必要になります。
走り回る、噛み付く、吠える、ことはボーダーコリーの本能的な欲求ですので、上手く解消する方法を考える必要があります。
場合によってはしつけ方教室に通うことも一つの方法です。
ボーダーコリーの毎日のお世話にはどの程度の時間が必要か?
桁外れの運動欲求を満たすためには、あなたの生活の軸が犬中心になる可能性がありますよ。
1日朝晩1時間ほどの散歩とは別にコミュニケーションの時間も必要になります。
日々のしつけ、そして子犬の※社会化期、には念入りな社会科に時間を費やす必要があります。
そして、厚い被毛の管理も必要です。
換毛期には相当量の毛が抜け代わります。
従って、高齢の方、体力がない方、時間がない方、はボーダーコリーの飼育は難しいです。
あなたが、
- 犬の欲求を満たす
- 人間社会のルールを教える
このことが出来てからこそ、犬と人間は上手く共存できるのです。
※人間社会の様々な刺激に順応させること。
ボーダーコリー特有の問題行動は?
あなたはボーダーコリーといえば、競技会でトップに君臨する優秀な犬種という認識ありますよね?
実はそこにいたるまでのプロセスは飼い主のスキルと犬との関係に費やした時間の結果なのです。
いくらお世話に時間を費やしたとしても、飼い主のスキルがなければ、ボーダーコリーをコントロールすることは難しいです。
ここではボーダーコリーに多い、日常での問題行動を解説します。
追いかける
あなたは見かけたことありますか?散歩中のボーダーコリーがよく独特の姿勢を低くして自転車、車、小動物を目で追い、そして追いかける様子を。
ボーダーコリーにとってはごく自然な習性です。
この行動は飼い主からしてみるととても迷惑な行動です。
例えば、その場に居合わせた通行人が巻き込まれてします可能性もあります。
力の弱い女性や高齢者は突然引っ張られて怪我をすることもあります。
追いかけるという、ボーダーコリーの習性をコントロールのスキルが必要です。
引っ張る
散歩中に飼い主を引っ張る犬一度は見たことがありますよね?
実は、引っ張ることも犬の本能的な欲求です。
運動欲求の強く学習能力の高いボーダーコリーであれば尚更、引っ張りを1度でも許せば習慣化することになります。
力の弱い女性、高齢者は怪我をするケースがあります。
ボーダーコリーと上手く付き合うにはどうしたらよいか?
あなたは飼い主としてご飯をあげる、散歩に連れ出す、それ以外に大切な勤めがあります。
人間社会のルールをフェア(犬の習性に基づいた)方法で犬に伝える必要があります。
どのような年齢でどのように伝えるかがポイントになります。
その中でも一番の軸になる要素が社会科と呼ばれることです。
ここでは人間社会であなたとボーダーコリーがよりよい関係を築く為のポイントを3つ解説します。
社会科の重要性
犬には社会化期がありその時期に様々な経験をさせる必要があります。
社会化期とは生後3週〜16週までの期間のことです。
人間社会に存在する将来接触が予想される、様々な刺激を社会化期に体験させる必要があります。
このタイミングを逃すと、その刺激に対して
- 臆病になる
- 神経質
- 攻撃的
- 犬同士でコミュニケーションをとれない
などの問題行動に繋がります。
体が大きく、体力のあるボーダーコリーであれば尚更この社会化期に徹底して人間社会の様々な体験を経験させる必要があります。
このタイミングを逃すと、その刺激に対して
- 臆病になる
- 神経質
- 攻撃的
- 犬同士でコミュニケーションを取れない
などの問題行動に繋がります。
褒めることの重要性
犬は人間社会のルールを知りません。
あなたは人間社会のルールを教える使命があるのです。
犬も人間と同じで褒めることにより人間社会のルールを学んでいきます。
適切なタイミングでその犬が喜ぶ方法であなたは犬に 正解=ルール を伝える必要があります。
尚且つボーダーコリーという野生的な犬種であれば人間社会のルールを伝えましょう。
あなたの使命は重大です。
体罰のデメリット
体罰はあなたとの信頼関係にマイナスになります。
体罰が、吠える、噛み付く、壊すというような問題行動に繋がるケースがあります。
体罰=負の要素 は使い方が難しいばかりか、問題行動の要因になることを認識しましょう。
犬も人間と一緒で褒めて行動を作ることが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ボーダーコリーの特性をご理解いただけましか?
今回は初心者が買ってはいけないボーダーコリーの解説の記事でした。
- ボーダーコリーの特徴について
- ボーダーコリーに多くみられる問題行動
- ボーダーコリーとよりよい関係を築く為の要素
を解説しました。
難しいと感じたあなた、しつけ方教室に相談してみと色々な情報を手に入れることが出来ますよ。
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