えっ？なぜ？買ってはいけない　割りばし

キャンプやバーベキューの時など、レストランでも定食屋でも、毎日の生活で洗い物を減らしたい時にも割りばしって便利ですよね。

最近では100円均一ショップで50本入りなども販売されています。

お手軽に利用できるようになっています。

私もよく使っています。

そのような、私たちの生活にとって便利な割りばしですが、実は私たちの身体にとって危険な可能性があるのです。

え？そのようなはずはない。

なにも身体に変化は起きていない。

そのようにお思いの方も多いと思います。

それではなぜ「割りばし」が危険なのかその理由について説明します。

この記事を読んで頂くと以下の事が分かります。

・割りばしに潜む危険性

・割りばしの代替についてわかる

それでは、最後までよろしくお願いします。

割りばしに潜む危険性
割りばしの代わりについて
まとめ

割りばしに潜む危険性

まず、私たちがどれくらいの割りばしを年間使っているのかご紹介します。

実は、年間260億本を超える本数が使われているのです。

１日あたりなんと、7100万本が消費されていることになるのです。

そして、日本で使用されている割りばしの 9 割以上が中国でつくられたものとなります。皆さんすでにお気づきだと思います。

「割りばし」って、木の色と比較して、かなり白くなっていないでしょうか？

そうです。本来の「割りばし」はあのような白い色ではありません。割りばしを作る過程で大量の漂白剤や防カビ剤が使用されることによって、白く、きれいにされているのです。

そして、その大量の薬剤が「割りばし」に残っていることが問題なのです。その問題を裏付ける調査が以下となります。

東京都健康安全研究センターの調査によると、「割りばし」に含まれている「クロロエタノール」の含有量の調査では、「割りばし」などの食品に利用することで、約 3 ～ 24%の「クロロエタノール」が食品に移行することが確認されています。

　この「クロロエタノール」は主に防腐剤に含まれており、農薬などにも使用されています。

そして、この「クロロエタノール」は私たちの神経系統、肝臓などに影響を及ぼすものとされています。国際的な危険有害分類基準においても「発がんのおそれ」があるものと指定されています。

また、漂白剤の成分である「二酸化硫黄」も検出されています。この「二酸化硫黄」は、刺激臭のある無色の気体で、別名で「亜硫酸ガス」とも呼ばれています。車の排気ガスや工業活動、また火山活動のような自然界でも発生することがあります。

「二酸化硫黄」は酸性雨や公害の原因にもなる非常に毒性の強い物質となっています。有名な公害である足尾銅山鉱毒事件、四日市ぜんそくなどがありました。これらの郊外の発生原因は工業活動などの影響で、この「二酸化硫黄」が発生したことによるものとされています。

「二酸化硫黄」は、私たちの体内に入ると、せきや気管支炎、気管支喘息などを引き起こします。さらに、水に溶けると亜硫酸になるので、それを摂取した場合に胃腸を刺激され、腹痛や下痢を引き起こす可能性もあるのです。

実質、政府も見て見ぬふりをしているのが現状となっています。そして、「割りばし」を作る工場の多くの地域では製造認可すら取っていない場合が多くなっています。

そのため、何か問題が起きても製造元がどこなのかが分かる可能性はほぼありません。
また、生産された「割りばし」は、出荷後にいろいろな販売業者を通していくので、なおさら出荷したら工場のオーナーですらどの「割りばし」が自分の工場のものかはわからなくなっています。

普段、ラーメンやうどん、そば、お味噌汁などあらゆる場面で中国製の「割りばし」を使っていますが、水分を吸収したこの「割りばし」を使って、毎度口に「割りばし」を運んでいる行為は、大量の漂白剤、防カビ剤を口に運んでいることと同じことなのです。

割りばしの代わりについて

このように私たちの体内に入ると非常に危険な可能性のある物質を含んでいる「割りばし」です。

改めて、「割りばし」の代わりとして、今改めて「マイはし」についてみていきたいと思います。

「マイはし」を持つメリットは以下となります。

・環境に優しい

割り箸の原材料には主に木材が使用されています。以前は木材を作る際に出る間伐材を使用して割り箸が作られていました。しかしながら、最近はよりコストを下げるために、間伐材以外の木材が使用されています。私たちが「マイはし」を使うことで、割り箸製造用に伐採される木を減らすことができます。

・衛生面で安心

個包装されている割り箸も多いですが、先端だけが紙に包まれた状態の割り箸を自分で取るコンビニエンスストアもあります。割り箸をケースから取る時、他の割り箸にも触れてしまいます。他の人も同じです。誰が自分の使用する割り箸を触っているのかわかりません。マイ箸を使うことで、自分以外触らないので衛生面で安心して使用することができます。

・健康面でも安心

これまでお伝えしてきた通り、「割りばし」に含まれている薬剤を口に入れる危険性を減らすことができます。

このように、少し荷物にはなりますが、「マイはし」は健康にも環境にも非常に大切なモノなのです。