白いTシャツに合う、青色のズボン
何にでも合わせられて、様々な着こなしができる便利なアイテム
それが、「ジーンズ」です!
着回しができるので、毎日のように履いている方も多いのではないでしょうか。
筆者もジーンズが好きで、ほぼ毎日着用しています。
しかし1日中着用していると、締め付けによる窮屈さを感じて、他のズボンに履き替えたくなるようなときはありませんか。
数々のジーンズを試してきた中で、長時間履いても疲れにくいジーンズを見分けるポイントを発見しました。
その点について、解説していきます。
ジーンズとは
ジーンズ(Jeans)とは、デニム生地や他の素材から作られたカジュアルなズボンやスカートの事を言います。
よくジーパンともいわれることもあります。
しかし、これはジーンズ+パンツ(ズボンの意味)を掛け合わせた和製英語で、日本以外では通じないそうです。
定番のインディゴブルーやダークブルー、さらにはブラックやピンクなど様々な色のジーンズが販売されています。
注目ポイント『素材』
購入する際に、商品のタグを見た事はありますか。
メインの素材は、綿が多く含まれるものもあれば、ポリエステルやポリウレタンが多く含まれているものもあります。
ジーンズは、その素材の配合によって、履き心地が大きく変わってくるのです。
綿99%の商品は、丈夫でしっかりしているところがいい所なのですが、その反面どのようなデメリットがあるのでしょうか。
デメリット①伸縮性がない
立ったり座ったり、階段の昇り降りをしたり、日常生活ではよく上下運動をしますよね。
伸びにくい服を着用していると、無理な姿勢で長時間過ごしてしまうことがあり、気づいたら「身体がつかれたな」と感じることがあります。
また、正座をするときなどに、膝や太ももを締め付けてしまい、血行が悪くなる一因にもなります。
デメリット②重い
綿が99%以上含まれている素材で作られたジーンズは、履いた時「重いな」と思うことが多いです。
参考までに、手持ちのジーンズの重量を計ってみました。
【綿99%以上の商品】
商品名 | 素材 | 重量 |
A | 綿99%、ポリウレタン1% | 約705g |
B | 綿99%、ポリウレタン1% | 約689g |
平均重量 (705+689)÷2=697g
【綿99%以下の商品】
商品名 | 素材 | 重量 |
C | 綿70%、ポリエステル25%、ポリウレタン5% | 約491g |
D | 綿68%、ポリエステル31%、ポリウレタン1% | 約450g |
平均重量 (491+450)÷2=471g
697gー471g=226g
つまり綿99%以下の商品の方が、約226g軽いということがわかりました。
計量して改めて見比べてみると、その違いに驚きました。
今までは「何となく重いかな」という感覚でしたが、数値にすると明確に重量差がでて、納得出来ました。
特に長時間履いていると、ずっしりとした重みがじわじわと身体に響いてきます。
デメリット③乾きにくい
綿が99%含まれているジーンズの生地は分厚いものが多く、洗濯してから完全に乾くまで時間がかかります。
特に梅雨の時期などは、部屋干しすると2日間かけてやっと乾くというときがあり、菌の増殖も心配です。
乾いているかどうか確認する手間もかかります。
下記の写真のように、干す際は上下を逆さにすると少し乾きが早いです。
◇オススメ商品2選◇
しかし近年では、綿とポリエステルなどの化学繊維を掛け合わせた、新しい素材を使った商品が多数販売されています。
その中でも着用してよかった商品があるので、ご紹介します。
EDWIN(エドウィン) ジャージーズ
『このデニム、スゴイ』
見た目はオシャレで本格的なジーンズなのですが、実はニットジャージー素材で出来ているところがオススメポイントです。
気になる素材は…
- メイン素材: 綿 70%、ポリエステル 25%、ポリウレタン 5%
- ウエストリブ:ポリエステル 95%、ポリウレタン 5%
- 革ラベル:牛革
ポリエステルやポリウレタンが含まれているので、伸縮性が抜群に良いです。
一度履いてしまうと、以前の硬くて重いジーンズにはもう戻れず、すでに5本ほどリピートで購入しました。
肌触りも優しくなめらかで、かゆくなったりすることもありません。
特にTAPERED(テーパード)という形は、太ももがゆったりしていて、1日中履いても身体が疲れにくいです。
程よいゆったり感はあるのに、脚のラインをすっきり見せてくれる所もお気に入りです。
Levi‘s(リーバイス)リラックスフィットジーンズ
履いた瞬間、肌当たりが柔らかく、なめらかな気持ちの良い生地で感動しました。
「さすが老舗ジーンズ店のリーバイスだな」と感じました。
ハイライズなので、脚が長く見えて、スタイルが良く見える所も良いです。
こちらも素材を調べてみました。
- メイン素材:綿62%、ビスコース28%、 ポリエステル8%、 ポリウレタン2%
- 素材構成:綿62%、ビスコース28%、ポリエステル8%、ポリウレタン2%
※ビスコースとは、レーヨン素材の一種です。
リーバイス独自の特殊な生地は、綿が含まれているのに、ストレッチが効いていて、履き心地がとても良いです。
見た目もオシャレで可愛く、どんなコーディネートにも合います。
まとめ
世の中に、数え切れないほど販売されている定番のズボン『ジーンズ』
綿は、丈夫な天然繊維で万能な素材のように思えます。
しかし調べてみると、デメリットも3点ありました。
それは、①伸縮性が無い ②重い ③乾きにくいことです。
最近では、綿にポリエステルや他の化学繊維を組み合わせた「伸縮性のある軽くて乾きやすい生地」の開発が進んでいます。
そんな生地を使った、オシャレで高機能なジーンズが販売されています。
毎日の生活の中で、楽なのにかっこよく着こなせる商品を持っていると大変便利です。
あなたのお気に入りの1本が見つかりますように。
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