耳栓は買ってはいけない?

耳栓を使ったことはありますか?

日常生活で使う場面が少ないように思えますが、役に立つ場面もいくつかあります。

種類もいろいろあるので、場面に応じて使い分けることもできます。

今回は耳栓についていろいろ紹介していこうと思います。

耳栓の用途

耳栓を使用するメリットは周りの音をカットできることです。

そのため、勉強や仕事中に着けると周りの音を軽減できるため、集中しやすくなります。

他にも睡眠時に着けることで、睡眠の質を上げることにもつながります。

騒音をカットする以外にも、入浴や水泳の時に水が耳に入るのを防ぐことや、飛行機の離着陸の時に起こる耳の痛み(航空性中耳炎)を抑えることに効果があります。

耳栓の種類

耳栓は大まかに以下の4つのタイプに分けることができます。

  • フォームタイプ
  • シリコン粘土タイプ
  • イヤフォンタイプ
  • フランジタイプ

それぞれ形や素材に違いがあるため、用途に合わせて使い分けるといいでしょう。

フォームタイプ

フォームタイプの耳栓は、素材がスポンジで柔らかいところが特徴です。

柔らかいため耳への負担が少なく、睡眠など長時間つけ続ける場面に適しています。また、耳のサイズや形にフィットしやすいのも、柔らかい素材ならではのメリットです。

しかし、素材がスポンジで水がしみ込んでしまうため、入浴や水泳時の防水には適しません。

基本的に使い捨てであることが多く、洗うことが手間に感じる人におすすめです。

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シリコン粘土タイプ

シリコン粘土タイプは防音だけでなく、防水にも効果があります。

そのため、入浴や水泳のときに最適といえます。

使う時に耳の穴にいれるというより、耳の穴にフタをするような使い方をするのも特徴です。

また、自由に変形できるので、サイズを気にする必要もありません。

洗って使いまわしができますが、多少の粘着性があり汚れが付きやすい面もあるので、こまめに洗う方がいいでしょう。

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イヤフォンタイプ

イヤフォンタイプはシンプルなデザインが多く目立ちにくいのが特徴です。

着けていても耳栓と気づかれにくいので、外出先で使いやすい仕様となっています。

着け心地はイヤフォンと同じ感じなので、普段耳栓を使わない人でも使いやすいと思います。

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イヤフォンタイプではノイズキャンセリング機能がついたものもあり、人の声を通し騒音だけをカットすることができます。

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フランジタイプ

フランジタイプはヒレのようなものが複数ついているのが特徴です。

丸洗いできるところも特徴で、毎日使いたい人におすすめです。

航空性中耳炎に特化したものもありますが、そういったタイプのものは遮音性はそこまで高くないことが多いです。

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耳栓選びのポイント

耳栓を選ぶ際は以下の2つを意識するといいでしょう。

  • 遮音性
  • 用途

遮音性

耳栓のメインの機能は周りの音を遮断することなので、遮音性は確認しておきましょう。

遮音性能はNNR(ノイズ・リダクション・レイティング)やSNR(シグナル・ノイズ・レシオ)という規格で表されています。

日本ではNNRが一般的に使われており、NNR15dBというように記載されています。

NNR15dBは15dBの音を遮断できるという意味で、数字が大きくなるほど遮音性能が高くなります。

騒音レベルの目安として60dBはデパート店内くらい、40dBは図書館くらいと言われています。

自宅にいても60dBを超えることは多いため、NNR値が20以上のもを選ぶと感じる騒音レベルを40dB以下にできるのでおすすめです。

用途

耳栓の用途はさまざまなので、その用途に合ったものを選ぶことが大切です。

睡眠など長時間つけるときは、耳への負担が少ないフォームタイプを選ぶといいでしょう。

特に睡眠時は寝返りをうつこともあるため、外れにくいもの、体に当たっても痛くないものを選んだほうがいいです。

そういった点でも睡眠時はフォームタイプの耳栓が適しているといえます。

外出先で使いたい場合はイヤフォンタイプが目立ちにくいのでおすすめです。

ノイズキャンセリング機能がついているものは、電車や飛行機内のアナウンスを聞き逃す心配も少ないので、人の声を入れたい場合はとても有効です。

しかし、ノイズキャンセリング機能がついているものは他のタイプのものに比べてかなり高価であるため、手が出しづらい点がデメリットです。

使う頻度が多い場合は、シリコン粘土タイプやフランジタイプといった洗って使えるタイプがいいでしょう。

シリコン粘土タイプは防水効果も期待できます。

まとめ

耳栓は形や素材によってさまざまな種類があります。

それぞれメリット・デメリットがあるため、自分の用途にあったものを選ぶことが重要です。

騒音はストレスの原因になり、長時間の騒音は難聴を引き起こす恐れもあるため、周りの音が気になる方は導入を検討してみてもいいでしょう。

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