普段の料理をワンランク上の仕上がりにしてくれるソルトミル。
岩塩を削るのに必要なアイテムです。
プジョーといった高価なものから、100均やニトリなどで買える手頃なものまで、幅広い商品が売られています。
種類も多様なため、どれを買っていいか迷ってしまいますね。
きちんと調べずに買うと、思っていたものと違った、使い勝手が悪かった、ということになりかねません。
岩塩を料理に取り入れたい、ソルトミルを買ってみたい、というあなた。
ソルトミルの種類やメリット・デメリット、あなたに向かない買ってはいけない商品を紹介していきますよ。
ソルトミルはどんなときに使うの？岩塩ってなに？
ソルトミルは、岩塩を削るときに使います。
私たちが普段料理に使っている塩は、海水を乾燥させて作られており、サラサラしていますよね。
一方、岩塩は長い年月のなかで海水が結晶化した鉱物で、そのままでは大きすぎて使いにくいため削る必要があります。
スーパーなどで売られている岩塩は、ある程度の大きさまで砕かれているものがほとんどです。
その岩塩を、ソルトミルを使って自分の好みの細かさまで削って料理に使用します。
岩塩は普通の塩よりもミネラルが豊富なものが多く、産地によっては味や色にバリエーションがあるため色々と楽しめますよ。
有名なものはピンク岩塩で、その名前の通りきれいなピンク色をしています。
料理に使うだけではなく、ミルに入れて飾っておきたくなりますね。
ソルトミルのタイプの違いは？メリット・デメリットも紹介
様々なソルトミルが売られており、それぞれ使い勝手やお手入れの便利さなどが違います。
ミルの種類は大きく分けて、手動で削るタイプと電動で削るタイプの2種類です。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介していきますね。
手動タイプ
ミルを手動で回して岩塩を削るタイプになります。
メリットは削る量を調節しやすいこと、丸洗いができることです。
料理の味を調整するのに便利ですね。
デメリットは岩塩を削るのに両手が必要になることと、岩塩の粒が大きい場合に削るのに力がいることです。
電動タイプ
電池を入れて使う、電動タイプのミルになります。
メリットは固い岩塩がスイッチひとつで簡単に削れること、削る時に使うのが片手のみでいいということです。
一方で、量の調節が手動タイプに比べて難しい、丸洗いができないというデメリットがあります。
失敗例から知る！買ってはいけないソルトミルとは？
ミルを買ってはみたものの、思っていたものと違っていた！使い勝手が悪かった！という失敗談を聞きます。
買ってから後悔しないように、よく聞く失敗例とその対策をお伝えしますね。
ミルの刃がサビてしまった！
刃の素材が金属の場合、塩分でサビてしまうことがあります。
素材がセラミックなら、サビる心配がなくて安心ですよ。
購入するときは、刃の素材が金属製でないかをきちんと確認するようにしましょう。
またコショウ専用のペッパーミルも売られていますが、刃の素材が岩塩対応でない場合があるので購入するときは気を付けてくださいね。
思っていたよりもサイズが大きかった！
ソルトミルには手動と電動の2種類があるとお伝えしましたが、電動タイプの場合は電池を入れるためのスペースが必要になるため、手動タイプに比べて本体が大きくなります。
実物を見て買えればいいのですが、ネットで選ぶことも多いですよね。
届いてみたら、意外と大きくて収納に困った！ということもあるようです。
スペースが限られている場合、電動タイプは向かないかもしれません。
手動タイプを選ぶのかおすすめですよ。
粗さ調節ができなかった！
ソルトミルを買ったものの、削るときに粗さが調節できないと不便です。
塩は粒が細かいほど水に溶けやすく、粗いと溶けにくい性質があります。
調理中に使うなら細かく削れた方が料理に味がよく馴染みますし、料理の盛り付けで使うなら粗めに削ったほうが見栄えがよくなります。
粗さが調節できるミルなら、様々な場面で活躍させられますよ。
ボタンやダイヤルが付いているミルなら、手軽に粗さを変えることができておすすめです。
岩塩が湿気てしまった！
梅雨や夏など湿度が高い時期は、岩塩が湿気てベタベタになってしまうことがあるので注意しましょう。
ミルに岩塩を入れ過ぎると、使い切るまでに時間がかかって湿気る原因になります。
こまめに詰め替えができるように、使用頻度や家族の人数などを考えてミルの大きさを選びましょう。
使う頻度がそこまで多くないのなら、容量が少なめなものがおすすめです。
容器が透明なものなら、岩塩の状態を確認しやすくて便利ですよ。
容器にカビが生えてしまった！
ミル本体の素材にも注目してみましょう。
ソルトミルといえば木製のものを想像する人も多いのではないでしょうか？
シックで趣があって素敵ですよね。
ですが頻繁に洗う場合、しっかり乾かさないと木製のミルはカビが生えてしまうことがあります。
ボトル用のスタンドなどを使ってきちんと乾燥させるか、ガラス製の素材がおすすめですよ。
まとめ
ソルトミルの種類やメリット・デメリット、買ってはいけないミルを紹介しました。
岩塩はたくさんの種類があり、味が良いのはもちろんのこと、見た目もとても美しいです。
ソルトミルで岩塩を使いこなすことができれば、料理や用途によって岩塩を変えて楽しんだり、料理を一層おしゃれにすることができますね。
自分に合ったソルトミルを選べるように、参考にしてみてください。
コメント