今回は、紙の本と電子書籍の比較記事です。
◎目が悪くならないか心配
◎本を読む習慣をつけたい
本記事では、このような方に向けて、紙の本と電子書籍のメリット・デメリットをお伝えしていきます。
まだ、電子書籍に挑戦したことのない方は是非参考にしてみてください!
紙の本と電子書籍どっちがいいの?
最近よく耳にする電子書籍。あなたの周りでも使い始めている人が増えているのではないでしょうか。
調査結果によると、電子書籍はまだまだ市場は小さく、紙の本を使用している人が5割以上を占めている、という結果が出ています。
一方で、本の種類によって、紙の本と電子書籍を使い分けている人も年々増えてきました。
「実際電子書籍ってどうなの?」と疑問に思っている方も多いですよね。
結論、どっちがいいかは”読む人の年齢や本の種類、生活スタイル”によって変わってきます。
例えば、読み込んで付いた汚れが好きな方もいますし、家中を本で埋め尽くしたい方だっています。
そのため、これから電子書籍を買おうか迷っている方は、自分の生活スタイルに合っているかを確認してから買うことをおすすめします。
それでは、内容を見ていきましょう。
紙の本と電子書籍を比較してみた
ここでは、紙の本と電子書籍に分けて、メリット・デメリットをお伝えしていきます。
まだまだ紙の本を買う人が半数以上を占めているという結果がでていますが、電子書籍の利用者も年々増えてきています。
自分の生活スタイルにはどちらが合っているか、考えながら読み進めてみてください。
紙の本のメリット
ますは、紙の本のメリットから見ていきましょう。
①記憶に残りやすい
紙の本のメリットとして、記憶に残りやすいという面があります。
研究結果によると、長期記憶の面では電子書籍よりも数値が高かったという報告があり、紙の本が有利に立っているのです。
その理由として、紙の本は自分の手でページをめくることができるため、感覚的に記憶の定着と関わっていると考えられています。
②売却ができる
読まなくなったら売却できるのも、紙の本のメリットです。
人気の本は、高く買い取ってもらえる場合もあるので、最終的にお得を感じることもできるでしょう。
しかし、古かったり汚れたりしている本は、ほとんど値打ちがつかないこともあるので注意しましょう。
③内容に集中できる
紙の本であれば、本の世界に没頭することができます。
できるだけ、本は静かなところで誰にも邪魔をされずに読みたいですよね。
しかし、電子書籍だと、読んでいる最中にアプリやメッセージの通知が来ることで集中が一旦途切れてしまうことも・・・。
そのため、長時間集中して読みたい学習本などは、紙の本が良さそうですね♪
紙の本のデメリット
それでは、紙の本のデメリットを見ていきましょう。
①収納スペースが必要
紙の本の最大のデメリットである収納スペース。
特に、漫画や雑誌においては数が多くなるため膨大なスペースが必要ですよね。
また、分厚い本は数が多くなると、思った以上に邪魔と感じることも。
漫画に関しては、コレクションにしたい場合を除き、電子書籍をおすすめします。
②持ち運びには限界がある
本を常に持ち歩いている方は、バッグの中に何冊くらい入っていますか?
きっと多くても2冊くらいですよね。
学生の頃を思い出すと分かりやすいですが、バックの中に教科書が数冊入ることで、かなり重さを感じます。
そのため、本を読まないだろうという日は、極力持ち歩かない方も多いと思います。
しかし、そういう時に限って「やっぱり持ってこればよかった・・・。」と後悔することもしばしば。
そう考えると、電子書籍は数に限りなく持ち歩けるので、利便性が高いと言われているのも納得ですね。
③劣化する
紙の本は、時間が経つとどうしても劣化してしまいます。
劣化すると、売却時も値打ちがつきずらくなってしまうでしょう。
その点、電子書籍であれば劣化を気にする必要はありません。
電子書籍のメリット
次に、電子書籍のメリットを見ていきましょう。
①タイミング問わず読める
電子書籍における一番のメリットとして挙げられるのが、タイミング問わず読めることでしょう。
端末さえ持っていれば、どこにいても読みたい時に読めます。
本を読む予定がなかったとしても、外出先で急遽時間が空いた時などに、本を持ってこればよかったと思うタイミングがあると思います。
そんな時に、スマホで読めたとしたら、とっても便利ですよね。
②収納スペースが不要
紙の本と違って、電子書籍は、データとして本を管理できるため収納に困ることはありません。
家の中にたくさんの本があると、どうしても散らかって見えますし、圧迫感もありますよね。
しかし、何冊あっても収納スペースを確保しなくていいという点は、かなり大きなメリットと言えます。
③安く購入できる
電子書籍の場合、頻繁にショップ独自のセールやクーポン配布がされています。
そのため、同じ本であっても100円~500円程度安く手に入れることが可能です。
中には、割引額が20%を超えるものもあるので、是非チェックしてみてください。
④作品が引きやすい
電子書籍はほとんどのショップで、簡単に作品を引くことができます。
書店で直接買う場合、まずお目当ての本を探すところから始まりますよね。
しかし、電子書籍であれば、検索をかけてすぐに購入することができます。
そのため、書店に行く時間がない方にはメリットが大きいでしょう。
電子書籍のデメリット
それでは、電子書籍のデメリットを見ていきましょう。
①目が疲れる
電子書籍のデメリットとして、目が疲れそうというイメージをお持ちの方も多いでしょう。
電子書籍の場合だと、暗い場所でも読めてしまうため、目が悪くなりやすいと言われています。
また、画面の明るさも調整できるがゆえに、明るくしすぎてしまって、目がチカチカする原因を作っています。
しかし、電子書籍であっても、画面の明るさや文字の大きさを調整すれば、紙の本よりも目にいいという報告もなされているのです。
そのため、電子書籍で読書をする時は、できるだけ読みやすい環境を作ってからにしましょう。
②読みづらい
タブレット端末を持っている方は、あまり気にならない部分でしょう。
しかし、スマホで読む場合であっても、拡大機能がついているため、小さくて読めない、などということはありません。
毎回拡大するのは少し手間ですが、読みづらい場合は積極的に使いたい機能です。
③発売が遅い
発売が遅いこともデメリットと言えます。
紙の本が発売されてから電子書籍が発売されるまでの期間は、1ヶ月~半年くらいでしょう。
出版社によっても方針が異なるため、期間は特定できません。
そのため、発売されてすぐにでも手に入れたい場合は、紙の本を買うことをおすすめします。
本の種類によって使い分けしよう!
メリットとデメリットをお伝えしてきましたが、結局どっちがいいの?と思う方もいますよね。
しかし、本の種類によって、紙の本・電子書籍どちらが向いているのかは変わってきます。
そこで、ここでは分かりやすく種類別に分けたので参考にしてみてください!
【紙の本向き】
・写真集
・学習本
【電子書籍向き】
・ビジネス書
・小説
・漫画
・雑誌
上記は、本の種類別に分けていますが、本の分厚さも重要です。
持ち歩くのが大変な分厚い本は、電子書籍で買うのがおすすめです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の内容をおさらいしておきましょう。
(1)記憶に残りやすい
(2)売却ができる
(3)内容に集中できる
【紙の本のデメリット】
(1)収納スペースが必要
(2)持ち運びには限界がある
(3)汚れる
(1)タイミング問わず読める
(2)収納スペースが不要
(3)紙の本よりも安く購入できる
(4)作品が引きやすい
【電子書籍のデメリット】
(1)目が疲れる
(2)読みづらい
(3)発売が遅い
いかがでしたか?
本記事では、紙の本・電子書籍それぞれのメリット・デメリットと、使い分けについてお伝えしました。
どちらが正解というわけではないので、自分の生活スタイルにあった使い分けが大切です。
電子書籍サービスはたくさんあるので、自分に合ったサービスを見つけてみてはいかがでしょうか。
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