あなたはお風呂で身体を洗う時ボディタオルでゴシゴシこすっていませんか？
わかります。僕もゴシゴシこすらないと汚れが落ちた気がしないし、スッキリしないんですよね。
ただ、そのまま続けていたらあなたの肌が取返しのつかなくなる可能性が・・・
タオルの素材はどうなの？ゴシゴシこするのはほんとよくないの？
そんな疑問を解決していきましょう。
ボディタオルの素材
まずはボディタオルの素材についてみていきましょう。
ボディタオル ナイロン
ナイロンとは主に石油を原料とする【ポリアミド】とよばれる合成樹脂からつくられた繊維。
皮膚科の先生からナイロン製はあまりおすすめしないよと言われた事があります。
理由は刺激が強い為、摩擦で肌の表面のバリア機能が壊れてしまう為です。
では壊れるとどうなるか？
バリア機能が壊れてしまうと、痒みやかぶれ、細菌感染、背中のニキビなどを起こすリスクが高まります。
またメラニン色素などが真皮に落ち、色素沈着しやすくなり、肌が黒ずんでしまうことがあります。
ただ、ナイロンでも今は進化していて、人工皮膚や綿タオルと比較して摩擦荷重を実験、摩擦が少ない事も証明されていますので、泡立てて優しく洗えば何も問題はないでしょう。
ボディタオル 綿
綿とは繊維が絡まりあって塊の状態になっているものの総称。
特徴としては肌への刺激が少なく優しい肌触りだが、泡立ちが弱い。
デリケート肌の方にはおすすめ。
ボディタオル 麻
麻とは植物表皮の内側にある柔繊維または、葉茎などから採取される繊維の総称。
特徴としては洗い始めは固めだが、使っているうちに馴染んでいき泡立ちもよく強すぎない程度に刺激してくれてきれいに洗えてる実感がします。
ちょっと固めで適度はハリ感が苦手でなければおすすめ。
手洗い
ボディタオルを使わずに手洗いが良いと聞いたことがある方多いんじゃないでしょうか？もうすでに手洗いでやってる方に質問です。
手洗いでうまく泡立てていますか？
手でボディソープを塗りたくるような感じは要注意です。
なぜなら泡立てずに塗ると・・・
肌に見えない石鹸カスが残ってしまう可能性があり、肌荒れや湿疹の原因になります。
もちろん泡立てて洗う事ができれば肌に一番良いといえるでしょう。
泡立てるには、手のひらに石鹸をとり、そこで少しお湯を足して、手のひらをボールに見立てて、そのくぼみを利用し空気を入れ込んでいくような感じで2.3本の指で泡立てていきましょう。
ボディタオルで身体をこするのはよくないの？
こすると言うと人それぞれの強さがあると思いますが、ここでいうこするはゴシゴシです。結論から言うと、もうあなたも察しのとおり絶対やってはいけない事です。
肌には潤いを守る角質層があるのをご存知でしょうか？
ボディタオルを使ってゴシゴシする事により。角質層が剥がれる恐れや洗いすぎも乾燥や敏感肌になったりする可能性があります。
ではこすらずに汚れはとれるものでしょうか？
泡立ちをしっかり
実はボディタオルは身体をこするためのものではなく、ボディソープを十分に泡立てて、身体を綺麗にすることが主な目的なんです。
泡はとても大切で、皮膚の汚れを吸着し、水や湯と一緒に流したときに落ちます。
泡立てが一番重要な事を忘れないで下さい！
アカを落とすには
アカとは表皮の古い角質が皮膚分泌物と混ざり合ってできるもので、新しい角質ができた際に、剝れやすい状態で皮膚上に留まっています。
みなさん肌をこするとアカがぽろぽろ落ちた経験あるんではないでしょうか？
アカは無理に落とす必要はないです！
それはなぜか？
肌は生まれかわる
人間の肌はおおよそ1ヶ月で肌の表面は生まれかわります。ようは古い角質から新しい角質へと生まれかわるのです。
それを無理やりゴシゴシ落とす意味がありません。肌荒れの原因になるだけです。
とはいえ、アカが多いと汚れているんじゃないかと錯覚してしまう気持ちもよくわかります。でも勘違いしないでください。
アカが多く出る原因は、きれいにしていたつもりだったゴシゴシ洗いだったのです。
理由は簡単です。ゴシゴシこするからアカがでる、それだけです。
ボディタオルの替え時は？
あなたはどのタイミングでボディタオルを買い替えていますか？
もちろん使い方によっても変わってくるでしょう。
目安としては3カ月
だいたい3カ月ぐらいすると柔らかいタイプは硬く、硬いタイプは柔らかくなってきす。遅かれ早かれそう感じたら買い替えをするのがいいでしょう。
まとめ
泡立ちが重要、ゴシゴシ洗いは絶対駄目、アカは無理に落とす必要がない。
この3つのポイントをおさえればあなたの肌もきっと安泰でしょう。
ボディタオルの生地、手洗いについてもこの3つのポイントさえ守ってくれればあなた好みでいいですし、買い替えも面倒くさがらずにしましょうね。
最後まで読んでいただきたいありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのであれば幸いです。
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