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今回は格安SIM「mineo」のメリット・デメリットを解説します!
- mineoへの乗り換えを考えている
- スマホの月額料金を少しでも抑えたい
- どの格安SIMが合うか分からない
本記事は上記の方に向けた内容となっています。
格安SIMを提供している会社は数十社。
比較したくても何を比較すればいいのか分からないという方が多いと思います。
そこで今回は、mineoに焦点を当てて、メリット・デメリットを解説!
mineoへの乗り換えを考えている方はもちろん、格安SIM初心者の方でも理解できるようにご説明するので、ぜひ最後までご覧ください。
mineoって?
mineoとは、関西電力グループの株式会社オプテージが提供している格安SIMです。
2014年にサービスを開始したmineoは、フリータンクやパケットギフト、ゆずるね。などの独自サービスが特徴。
近年、若年層の利用者が多く、mineoをメイン回線として契約する方が増えてきています。
mineoのメリット7つ
それではさっそく、mineoのメリットをご紹介します。
mineoのメリットは主に下記7つ。
一つずつ見ていきましょう。
大手3キャリアに対応している
mineoはau・docomo・Softbank回線に対応しているため、大手キャリアからの乗り換えが手軽にできるというメリットがあります。
通常、大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるとなると、SIMロック解除のために店舗に行く必要がありました。
しかし、mineoは今使っている回線のプランを選択すれば、SIMロック解除をする必要はありません。
最近は、大手キャリアの回線に対応している格安SIMが増えてきましたが、SIMロック解除の手間が省けるのは大変有難いですね。
プランが豊富だから自分に合ったプランを見つけやすい
mineoのプランは、データ容量から選ぶ「マイピタ」と通信速度から選ぶ「マイそく」の2種類があります。
【マイピタ】
マイピタとは、1GB~20GBまでの4つのコースから、自分に合ったデータ容量を選ぶことができるプラン。
小容量~大容量まで用意されており、mineoユーザーの多くが契約しているプランです。
また、パケット放題Plus(後に解説)に加入すれば、最大1.5Mbpsのデータ通信が使い放題に。
【マイそく】
マイそくとは、平日(祝日含む)の12時~13時の通信速度が制限される代わりに、データが無制限になるプラン。
通常時の速度は、最大1.5Mbpsもしくは3Mbpsから選択可能。
「12時~13時はスマホを使えなくてもいいからデータ容量を気にせず使いたい」という方は、マイピタのパケット放題Plusではなくマイそくにすることで、月額料金を抑えることができます。
各プランの料金は、下記の表をご覧ください。
マイピタ | ||
データ容量 | 音声通話+データ通信 (デュアルタイプ) | データ通信のみ (シングルタイプ) |
1GB | 1,298円(税込) | 880円(税込) |
5GB | 1,518円(税込) | 1,265円(税込) |
10GB | 1,958円(税込) | 1,705円(税込) |
20GB | 2,178円(税込) | 1,925円(税込) |
マイそく | ||
音声通話+データ通信 (デュアルタイプ) | データ通信のみ (シングルタイプ) | |
スタンダード (最大1.5Mbps) | 990円(税込) | |
プレミアム (最大3Mbps) | 2,200円(税込) |
・マイそくの場合、12時~13時は最大32Kbpsで通信可能
パケット放題Plusへの加入でデータ通信無制限
<画像元:mineo>
上記で少し触れましたが、mineoではデータ通信が無制限になる「パケット放題Plus」というオプションがあります。
パケット放題Plusは、mineoスイッチONで最大1.5Mbpsのデータ通信が使い放題になるサービス。
対象サービスに制限はなく、月額385円(税込)で利用可能です。
また、マイピタの10GBコース以上を契約中の方は月額385円が無料に。
「データ通信量を気にせず使いたい」という方は、迷わずパケット放題Plusへの加入をおすすめします。
マイピタ | ||||
データ容量 | 音声通話+データ通信 (デュアルタイプ) | パケット放題Plus 加入後の月額料金 | データ通信のみ (シングルタイプ) | パケット放題Plus 加入後の月額料金 |
1GB | 1,298円(税込) | 1,683円(税込) | 880円(税込) | 1,265円(税込) |
5GB | 1,518円(税込) | 1,903円(税込) | 1,265円(税込) | 1,650円(税込) |
10GB | 1,958円(税込) | 1,958円(税込) | 1,705円(税込) | 1,705円(税込) |
20GB | 2,178円(税込) | 2,178円(税込) | 1,925円(税込) | 1,925円(税込) |
全国のmineoユーザーでパケットをシェアできる
<画像元:mineo>
mineoでは、全国のmineoユーザーでパケットをシェアし合える「フリータンク」というサービスがあります。
余らせてしまったパケットを誰かに譲ったり、足りない時にはみんなからパケットを分けてもらったりと、他社にはない仕組みで注目を集めているサービス。
どこかの誰かと助け合っていると考えると、なんだかほっこりしますね。
ただ、1つ前でお伝えした通り、mineoでは余ったデータを翌月に繰り越すことができます。
ここで「繰り越すことができるのにフリータンクに入れるメリットは?」「そもそも入れる人っているの?」と思った方もいるでしょう。
実は、フリータンクに入れる側には、これといったメリットはありません。
つまり、すべてのパケットは善意で誰かが入れてくれたものということです。
フリータンクの残容量は1,666,809GB(2022/5/16現在)にのぼっており、毎日着々と増量中。
mineoのサービス自体すばらしいですが、mineoユーザーの助け合いの精神には本当に驚かされるでしょう。
なお、「パケットってなに?」と思う方がいるかもしれませんが、基本的にはデータ通信量を表す「MB」や「GB」と同じ意味だと考えて問題ありません。
余ったデータを翌月に繰り越せる
mineoでは、当月に使いきれなかったデータを翌月に繰り越すことができます。
翌月は、繰り越されたデータから優先的に消費されていくので、無駄なくデータを使い切ることが可能。
また、2022/4/1より月額110円を支払うことで、パケットの無制限繰り越しが可能となる「パスケット」というオプションが追加されました。
このオプションが追加されたことにより、mineoは今後さらに注目を集める格安SIMとなるでしょう。
mineoならではの独自サービスが盛りだくさん
mineoには、他の格安SIMにはない独自のサービスやオプションが豊富に揃っています。
前述した「フリータンク」以外にも、ユーザーを惹きつけるようなサービスがたくさんあるので、一部抜粋してご紹介しますね。
独自サービスを全て見たい方はこちらからご覧ください。
<画像元:mineo>【ゆずるね。】
「ゆずるね。」とは、mineoユーザー同士で昼間の回線混雑時(12時~13時)に通信を譲り合うプロジェクト。
フリータンクと似ていますが、フリータンクはパケットを譲り合うのに対し「ゆずるね。」は通信を譲り合うという機能です。
みんなが快適に通信を行うための「ゆずるね。」はmineoユーザーの中でも絶賛されているサービスとなっています。
ちなみに、譲った側は「24時間高速通信が可能なプレミアム1DAYパス」をもらえたり、「200MGの容量」をもらえるなどの特典も。
<画像元:mineo>【mineoプチ体験】
mineoプチ体験は「契約する前に使用感を確かめておきたい」「格安SIMは通信速度が心配」という方向けに誕生した、月額330円から利用できるお試し200MGコースのこと。
今まで大手キャリアを使っていた人は、格安SIMへの乗り換えに不安を感じていることも少なくありません。
そんな方は、mineoのプチ体験を利用することで事前に不安を解消することができます。
お試し期間中でも、mineo独自のフリータンクやmineoアプリなどが利用できるので、mineoへの乗り換えを考えている方は、試してみることをおすすめします。
<画像元:mineo>【マイネ王】
マイネ王とは、全国のmineoスタッフやmineoユーザー同士で交流できるコミュニティサイト。
なにか困ったことがあればコミュニティを通して質問することができるため、気軽に相談し合える場として多くのユーザーから支持を集めている機能です。
もちろん、チャットや電話で直接問い合わせることもできますが、些細なことでも書き込めるコミュニティサイトがあるのは安心ですね。
5Gに対応している
mineoは5Gに対応していることもメリットと言えます。
5G対応端末+5G対応エリア+5Gオプションへの加入で、高速通信を利用することが可能。
なお、5Gオプションは無料ですが申し込みが必要となります。
mineoのデメリット4つ
次に、mineoのデメリットをご紹介します。
mineoのデメリットは主に下記4つ。
mineoへの乗り換えを考えている方は、しっかりチェックしておきましょう。
回線の混雑時は通信速度が遅い
mineoのデメリットとして、回線の混雑時は通信速度が遅いことが挙げられます。
mineoの通信速度は、選択する回線によって異なりますが、基本的には各キャリア(au・docomo・Softbank)が提供する速度と同等だと考えて問題ありません。
ただし、お昼や通勤ラッシュの時間帯は、一時的に通信速度が遅くなる傾向にあります。
mineoでは毎日のネットワーク状況を公開しているので、気になる方は下記よりご覧ください。
端末の価格が割高
mineoは、端末の価格が高いということもデメリットとして挙げられます。
基本的に低下で販売されているため、端末が安いと言われているOCNモバイルONEや楽天モバイルと比べるとかなり割高に感じるでしょう。
また、他の格安SIMでよく見られるセット割や値下げも、mineoではあまり開催されていません。
そのため、端末をセットで購入しようと考えている方には、mineoはおすすめできません。
全国に店舗が少ない
mineoは、チャットや電話だけでなく店舗での対面サポートにも対応しています。
しかし、店舗があるのは主要都市のみなので、住んでいる地域によっては気軽に対面サポートを受けられないデメリットも。
「スマホの操作に自信がない」「店舗で契約したい」という方にとっては少し不安に感じられるかもしれません。
そのため、実店舗でのサポートを受けたい方は、Y!mobileやUQモバイルをおすすめします。
キャンペーンが少ない
他の格安SIMと比べると、mineoでは開催しているサービスが少ないこともデメリットとして挙げられます。
mineoでは端末をセットで購入した際の割引や、おうち割などの割引はありません。
そのため、割引額だけ見ると他の格安SIMよりもおトク感は感じにくいと言えます。
ただし、mineoの場合、もともとの基本料金がかなり安いので、他の格安SIMよりも劣るということはないでしょう。
mineoに向いている人・向いていない人の特徴
ここまでお伝えしてきたメリット・デメリットを踏まえ、mineoに向いている人・向いていない人の特徴をまとめました。
なお、端末をセットで購入しようと考えている方は、キャンペーン利用でおトクな楽天モバイルを、店舗で直接サポートを受けたい方はY!mobileもしくはUQモバイルをおすすめします。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回の内容をおさらいしておきましょう。
▶mineoって?
▶mineoのメリット7つ
・大手3キャリアに対応している
・プランが豊富だから自分に合ったプランを見つけやすい
・パケット放題Plusへの加入でデータ通信無制限
・全国のmineoユーザーでパケットをシェアできる
・余ったデータを翌月に繰り越せる
・mineoならではの独自サービスが盛りだくさん
・5Gに対応している
▶mineoのデメリット4つ
・回線の混雑時は通信速度が遅い
・端末の価格が割高
・全国に店舗が少ない
・キャンペーンが少ない
▶mineoに向いている人・向いていない人の特徴
いかがでしたか?
今回は、mineoのメリット・デメリットを解説しました。
mineoはなんといっても、独自サービスの豊富さが特徴の格安SIM。
mineoが行っているユーモアのあるサービスは、他の格安SIMにはなかなか真似できないものばかりです。
最大2ヶ月間のお試しプランも用意されているので、少しでも気になった方は申し込んでみましょう。
今回の内容が少しでも参考になれば嬉しいです。
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