インターネットで依頼できる名刺作成サービスもあります。
ただ、そんなに凝ったデザインの名刺でなくても良い、趣味で使うので安価に名刺を作りたいといった方もいますよね。
サービスを使わずに、自宅で名刺の作成ができるのでしょうか?
パソコンで名刺を作る
自宅にパソコンとプリンターがある方なら、名刺の作成から印刷までが家でもできるのです。
後は名刺を印刷する用紙を用意するとよいでしょう。
名刺用紙、名刺ラベル、カード用紙などの名称で、パソコン用品売場やホームセンター、文房具コーナーなどで販売されています。
近場にない場合は、ネットショップなどにもありますよ。
Wordのテンプレートを使う
パソコンにMicrosoftのWordが入っているのであれば、テンプレートを使って名刺の作成ができます。
社名や所属部署、連絡先や名前などの文字だけのシンプルな名刺であれば、コストもかかりません。
デザインが凝っていない名刺であれば、無難な仕事用の名刺に向いているでしょう。
味気ないように感じられる方もいるかもしれません。
ただ、簡単な模様を入れたり、文字の色を変えたりといった簡単なデザインであればあまり時間もかかりません。
1つ注意するとすれば、ラベル印刷をするダイアログからラベル用紙の製品番号を指定して入力するのを忘れないようにしましょう。
市販で有名なメーカーであれば、Wordでも指定できます。
あらかじめ対応できる用紙を調べておくとよいかもしれません。
年賀状作成ソフトのテンプレートを使う
自宅で年賀状の印刷をしている方であれば、年賀状用のはがき作成ソフトをパソコンにインストールしているかもしれませんね。
はがき作成ソフトには、名刺印刷に対応しているものもあります。
画像や枠などが充実していることもあり、凝ったデザインの名刺を作りたいといった方にも向いているでしょう。
仕事用ではなく、趣味やサークルなどの個人的な名刺がほしい方にもおすすめです。
メニューから名刺のデザイン画面を選び、名前などの必要な文字を入力します。
はがき作成に慣れている方であれば、あまり時間もかからずにできるでしょう。
無料のラベル作成ソフトを使う
ラベル用紙を作成しているメーカーが提供している無料のラベル作成ソフトを使って名刺のデザインと作成ができます。
パソコンにダウンロードしてインストールするソフトやブラウザ上で使えるウェブ版のソフトがありますよ。
インストール版は、インターネットに接続しなくてもソフトが使えるのがメリットです。
一方、ウェブ版はインターネットに接続する必要がありますが、面倒な準備作業がいらず、思った時にすぐに作成に撮りかかれるのが良いところです。
使い方は両方ともあまり変わることはありません。
仕事用から個人用まで、いろいろなテンプレートが揃っていますし、自分で好みのデザインを入れることもできますよ。
ただ、ラベル用紙のメーカーが限られますので、購入の際に注意してくださいね。
スマートフォンでも名刺を作れる
パソコンがうまく使えないという方は、スマートフォンの無料アプリを使って名刺を作成できる場合があります。
iPhone用とAndroid用があるので、公式アプリからダウンロードすると安心して使えるでしょう。
事前にプリンターをWi-Fi経由で印刷できる設定をしておくと、スムーズにプリントできます。
プリンターのアプリを使う
国内のメーカーのプリンターを使っている場合、無料のプリンターアプリが公開されている場合があります。
メーカーサイトから利用者登録を済ませていると、パソコンからもスムーズに使えます。
名刺以外にもショップカードや商品名や値段などの入ったシールなどもできます。
仕事でも使えるものも多いでしょう。
デザインアプリを使う
各種カードがデザインできるアプリもスマートフォンにダウンロードできます。
本格的なデザインではなく、充実したテンプレートから手軽に選びたい方にもおすすめです。
同じアプリでも有料と無料のものがありますが、無料でも十分満足できる名刺のテンプレートが揃っていますよ。
プリンターがない場合はどうしたらいい?
せっかく、パソコンやスマートフォンから名刺を作成しても、自宅にプリンターがない、壊れて使えない、Wi-Fiの設定ができないなどの理由で印刷できない方もいるかもしれません。
出張先などの出先で名刺を切らしてしまったというトラブルに見舞われることもありますよね。
そのような場合は、どうしたらよいでしょうか。
コンビニの印刷機を使う
自宅でのプリンターの利用が難しいのであれば、コンビニのマルチコピー機を使う方法があります。
コンビニによっては、会員登録をしておくことで、名刺作成ファイルをアップロードして素早くプリントできます。
もしくは、データをSDカードなどにPDF形式で保存して持ち込み、その場で印刷をすることもできますよ。
ただ、注意したいのは、用紙はコンビニに備え付けのものしか使えないことです。
名刺作成用のメニューを選び、一般的な2L版か上質なフォト光沢紙を選んでプリントするしかありません。
およそ10枚分程度の名刺が出来上がりますが、カッターやカッティングマットを用意して自分で切り分ける必要があります。
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