買ってはいけないUSBハブ！その理由とは？

電化製品と電源コードがセットになっている製品だけでなく、最近ではUSBポートに接続して電力を得る製品が増えています。
買ってみたはいいけど、USBポートに挿し込めなかったことはありませんか？

数が足りなかったり、大きさが違ったり、様々な原因があるはずです。
今回はUSBポートを利用した製品を使用するために、買ってはいけないUSBハブを紹介します。

基本的なUSBポートの種類
特殊なUSBポートの種類
買ってはいけないケース
まとめ

基本的なUSBポートの種類

USBポートというものは既に多くの人が使用した経験があると思います。
USBメモリを挿し込む穴のことで、その穴の規格を「Universal Serial Bus（ユニバーサル・シリアル・バス）といいます。

そのUSBポートなのですが、実は種類は一つではありません。
それが原因で接続でいないということがあるので、まずはUSBポートの種類を見ていきます。

〈Type-A〉
主にパソコンで採用されている規格で、USBポートといえばこの規格といっても過言ではないほどメジャーな規格となっています。
メジャーな規格であるが故に、求められるUSBポートの規格がType-Aか確認せず、買ってみたはいいけどサイズが合わずに挿し込めなかったということになります。
Type-Aはパソコンに採用されている規格だと覚えておけば、説明欄を見たときに使用できるかどうかすぐに判断することができますね！
形状は約5mm×約12mmの長方形となっています。

〈Type-B〉
パソコンの周辺で使用する製品である場合は、このType-Bであるかどうか要注意です。
プリンターやスキャナ、オーディオ機器といった大型の製品に採用されることが多い規格になっています。
形状は約8mm×約8mmで、ほぼ正方形となっています。
パソコンにType-BのUSBポートがなければ、折角購入した製品を使用することができません。
その場合はType-AのUSBポートに、Type-BのUSBポートを接続するためのUSBハブが必要になります。
製品を使用するための環境が整っているか確認しておきましょう！

〈Type-C〉
Type-AやType-Bと違い、上下左右が対象の形状をしている規格となっています。
使用されている主な製品はAndroidのスマートフォンや、Mac Bookなどです。
USBメモリを使用する際に頻発した、上下が逆になっていて接続できないということが起こりません。
Type-AやType-Bよりも後年に開発された規格で、データの転送速度が速いという利点もあります。
また別の規格の信号を流せる機能もあり、Type-CのUSBハブを介することで、HDMI規格のケーブルも使用することができます！

特殊なUSBポートの種類

〈Mini〉
デジタルカメラやICレコーダーなどで採用されている規格です。
現在では少なくなってきているが、古い製品の場合採用されている可能性があります。
規格が標準化される前にメーカーが独自に開発して採用した場合もあり、違う製品のケーブルで代用できないこともあります。
Miniと記載されている場合は、必ず専用のケーブルが付属しているか確認しておきましょう！

〈micro〉
Androidのスマートフォンやタブレットで採用されていた規格です。
Type-CのUSBポート規格が普及しているので、購入する充電ケーブルが対応しているか確認しておきましょう！

〈Lightning〉
Apple製品で採用されている、Appleが独自で開発した規格となっています。

どの規格のUSBポートでも、対応したUSBハブさえあれば使用することが可能です。
ですが、対応していないUSBハブであれば、いくつUSBポートがあっても使用することができません。
USBハブにあるUSBポートの数だけを見て買ってはいけません！