2020年の夏ごろ、「中国から届く謎の種」問題が起きたのはご存知でしょうか?
中国郵政で送られるそうですが、中国が何のために送ってきたのかは不明なのです。
このように、世間を騒がせた「謎の種」ですが、なんとAmazonにも不審な種が売られているではありませんか。
カラフルな実をつけるレアな種として売られているのです。
レビューを見てみると、種を蒔いたが何も出てこなかったなど見事に騙された人も続出。
今回は、実際に売られている「謎の種」について紹介したいと思います。
本当に種が実るのかは不明ですが、明らかに「これはおかしいなぁ~」と思う種を6つピックアップしました。
詐欺られないためにも参考にしてください。
謎の種問題とは
2020年の夏ごろ、日・米・英・カナダなどを中心に「中国から届く謎の種」問題が起きました。
「中国郵政」となっていますが、中国が何のために送ってきたのかは不明なのです。
日本の農林水産省やアメリカの農務省は「海外から送られてきた種は蒔かないで」と注意を呼びかけていますが…
種が送られてくると気になってしまい、謎の種を植えてしまう人もチラホラいます。
アメリカのアーカンソー州に住むドイル・クレンショーンさんは、中国から自宅へ届いた謎の種を植えてしまったうちの一人です。
謎の種がどのように成長するのか気になったドイルさんは、試しに植えてみることにしました。
すると、謎の種はすごいスピードで成長したそうです。
ドイルさんは「すごい速さで狂ったように成長していったんです」と語っています。
いったい何の種だったのでしょうか?いまだに明言できないそうです。
買ってはいけない「謎の種」6選
今回紹介するのは、Amazonで実際に売られている「謎の種」らしきものを6つ選びました。
・レインボートマト
・紫色のスイカ
・レインボーコーン
・ブラックチェリートマト
・青いイチゴ
青いハエトリソウ(食虫植物)の種
Amazonでは、『SwansGreen 100個のPCS Dionaea Muscipula種子鉢植え青の食虫植物の種子レアハエトリグサ盆栽種子簡単5を成長させます』として販売。
少し前に、青いハエトリソウのYouTubeを見たことがあります。
私自身もその時までは「いつかは青いハエトリソウになる」と期待していましたが、たぶん嘘だと思います。
実際に育った姿を見たことがありません。
それもそのはずで、詐欺だからです。
画像のように鮮明な青は美しく、食虫植物ならあり得そうに思えるところが詐欺られる原因の一つ。
たちが悪いことに、オークションで実際に売られているのを見つけました。
画像はAmazonと同じものが使われています。
夢がありますが気を付けてください。
レインボートマトの種
Amazonでは、『TOPmountain レインボートマト盆栽の種子 100個 ガーデニング用の野菜種子』として販売されています。
こちらのレインボートマトの種は、発芽率100%だということです。
しかし、すべて赤いトマトだと…
レビューの数を見ると、かなり買われています。
- 「騙されてはいけません ご覧の皆様 この商品は合成画像により作られております!」
- 「苗を10本作り、畑に植えました。全てに身がなりましたが、色は赤のみで、写真とは異なりました。」
- 「種について何も説明が無い。何の種かわからない」
- 「味はほとんどなくパサパサでした」
なぜか悲しくなってきました。
発芽しないのが多数ある中で、発芽率が高いのは救いだと思います。
紫色のスイカの種
Amazonでは、『20個のスイカの盆栽、黄色の青い白赤い果肉のフルーツの植物有機ロシアのフルーツ&野菜の盆栽用植物』として販売されています。
「黄色の青い白赤い果肉のフルーツの植物有機ロシアのフルーツ」というネーミングですが…全く意味がわかりません。
画像を見ると、紫色のスイカですね。
実際に買った人のレビューには…
- 「詐欺ではないのか?嘘まるだしだろう」
と悲しいコメントが載っていました。
はい、たぶんそれは詐欺だと思います…
レインボーコーンの種
Amazonでは、『レインボーコーンの種(50粒)』として販売されています。
レインボーコーンの種は、50粒で1500円で売られています。
実際に九州地方では、白っぽいトウモロコシがあり「もちトウモロコシ」と言われていますが、それではなさそうですね。
悲しい購入者レビューには…
- 「種を蒔いて、3週間経過するが芽がまだ出てこない」
- 「10粒くらいずつ時期をずらして3回蒔きましたが、私のやり方が悪かったのか、一本も芽が出ませんでした」
- 「こりゃ〜駄目だ」
やり方が悪いわけではなく、ただ詐欺られているのです。「こりゃ〜駄目だ」ですね。
ブラックチェリートマトの種
Amazonでは、『ブラックチェリートマトの種(20粒)』として販売されています。
原産国:オレゴン州・アメリカ
商品説明:アメリカのスーパーマーケットでは10年前から並んでいます。 日本でもジワジワと人気が出てきています。 ホームセンターではまだ売られていない珍しい黒トマトの種です。 赤いトマトと黄色いトマトと一緒に添えると良く映えます。 「チェリー」とは無関係で、糖度は一般的な赤いプチトマトと同じです。Amazon
「product is not tomatoes!!!」このレビューは外国人ですね。訳すと「製品はトマトではありません!!!」です。
ビックリマーク「!!!」に悔しさがにじみ出ています。
黒いトマトを買ってしまった末路。
青いイチゴの種
Amazonでは、『300pcs / bag虹のイチゴの種、巨大なイチゴ、希少な盆栽有機果実の種、9色、ホームガーデンのイチゴの植物:3』として売られています。
こちらのあやしいイチゴの種ですが、虹色のイチゴと言いたいのか巨大なイチゴと言いたいのか、よくわかりません。
「希少な盆栽有機果実の種」と書かれていますが、おそらく存在しないのではないでしょうか。
緑色の画像もありますが、美味しそうではないですね。
まだレビューが書かれていないので、買わないでほしいと願うばかりです。
まとめ
今回は、買ってはいけない「謎の種」について紹介しました。
謎の種というか、不審な種はあやしさ満載です。
感が良い人なら、加工した画像だと気づくと思いますが「青いハエトリソウ」のように期待してしまうのです。私自身のことですが…
Amazonで販売されている種は、中国から送られるのがほとんどみたいです。
自宅に送られる謎の種問題との関りは不明ですが、注意が必要です。
くれぐれも気を付けてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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