今日本では空前のサウナブームが来ており、またサウナは健康にも良い影響があるとされています。
特に、寒い冬には体調を崩しやすい人がいるのではないでしょうか?
そして、サウナに通うのなら、プライベートサウナを作った方が早いのではと考える方もいるでしょう。
そこで、今回はプライベートサウナについて解説しようと思います。
値段が高い
まだまだ日本にはサウナは浸透しておらず、温泉施設でも設置している所とないところがあります。
特に、家で使う場合にはガスよりも電気のほうが一般的ですが、海外から取り寄せなければいけません。
その際に、設置を含めても難しく、取り扱い業者も少ないことからも初期費用がかなり掛かってしまいます。
やはり、サウナは施設に行って入るほうが効率的で、ガスサウナの方が暖まり方も自然で快適に感じやすいかもしれません。
しかし、プライベートサウナのメリットは人目を気にせずに入れる所と、自分で温度を調節できる所にあります。
サウナを頻繁に入られる方は、自分に合ったこだわりの空間を作れるので、毎日仕事が入りにでも入る人であれば検討してみても良いかもしれません。
維持費が掛かる
設置費よりも維持費の方が大変で、電気代やガス代は毎月かなりの額になるでしょう。
頻繁に入るのであれば、ある程度の金額に抑えられるかもしれませんが、室内を90度程度に上げるには時間がかかります。
使用する際には、大人数で入るなどの工夫が必要で、個人で入るには部屋が暖まりにくいので注意が必要でしょう。
また、室内を頻繁に換気しないと部屋にカビが発生してしまうので、その観点からも維持するには大変に感じる点が多いかもしれません。
今では、サウナ施設を併用しているマンションなどの物件も出ているので、それらを考えてみるのも良いかもしれません。
また、テントサウナなどを利用してみるのも一つの手かもしれません。
近所迷惑になるかも?
家の敷地に十分なスペースが無く、隣の家が近いと音の問題やプライバシーの問題でトラブルになる危険性があります。
また、匂いや高温の熱を発生することからも、プライベートサウナを家に設置することはあまりお勧めできません。
もし、サウナ施設を作りたいのであれば、土地を購入して作る方が周りの目を気にせずに済むでしょう。
田舎の一軒家であれば、ある程度の敷地もあり、整いスペースも作りやすく風呂もあるので予算としては安くで済むかもしれません。
逆に都会であれば、施設を利用する方がトラブルもなく快適に使えるでしょう。
また、お金に余裕があれば、サウナ付き別荘を所有できれば一番良いかもしれません。
結局使わなくなる?
サウナの醍醐味は実は大人数で入ったり、施設に通うまでの時間や帰り道の時間にリフレッシュし、オンとオフを切り替えられたりします。
家にサウナがあると便利だと感じるかもしれませんが、特別感があまりなくなってくるかもしれません。
また、気分転換になりにくく、家にお風呂があればそれで十分だと感じるでしょう。
そして、施設にはマッサージや食事や飲み物などのいろいろなアメニティーが揃っているのも魅力の一つで、家や会社から解放される事ができる唯一のスペースかもしれません。
まずは、自分がサウナを普段どのように使っているのかを確認し、どのような目的でサウナを作りたいのかをゆっくり考える事をお勧めします。
温度調節が大変
今ではフィンランド式住宅が流行っていますが、特徴としてはかなりの高気密住宅である事です。
サウナにおいても、サウナ小屋は高気密でないと部屋が暖まらないので、サウナの機材の良し悪しだけでないことは知って置く必要があります。
つまり、何となくで作ると設定温度に到達しないこともあり、業者選びは重要なポイントとなるでしょう。
しかし、プライベートサウナは室内が小さいのであれば、効率よく早く暖まり、フィンランドの一般家庭には一家に一つあると言われているくらいなので、もし作りたいのであれば2人がけくらいの物が望ましいでしょう。
また、均一に温度を設定する為に、薪ストーブを使ったものは避けると良いかもしれません。
冬には使えない?
サウナを利用する上で、日本の住宅環境にはいくつかの注意点があります。
それは日本の住宅はとても寒い作りになっている所にあります。
サウナには水風呂が欠かせませんが、サウナ後の部屋が寒いと体を冷やしてしまうと良くありません。
北欧の住宅は、薪ストーブや床暖房が入っており、家全体が暖かい作りになっており、日本の住宅環境とは異なります。
冬に使う場合には、最後にお風呂に入ったり、家の作りを高気密にするなどの工夫も必要になるでしょう。
逆に、夏場の仕様であればかなり快適に感じやすいかもしれません。
まとめ
日本ではサウナ人気がありますが、元々北欧の文化なので一般家庭に取り入れるには少し工夫が必要になるでしょう。
しかし、今では日本の住宅事情も変化したことからも、使い方次第では快適に使用できるかもしれません。
是非、プライベートサウナを導入する際には、参考にしてみて下さいね。
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