電動フェイスブラシとも呼ばれる電動洗顔ブラシは、手で行う洗顔では落とせない、不要な角質を落とすのにぴったり。
小鼻の毛穴詰まり・黒ずみ・いちご鼻をケアしたい人にも向いています。
洗顔ブラシを使うと洗顔料の泡立ちが良く、きめ細かい泡で毛穴の汚れにアプローチでき、手での洗顔よりもきめ細かい泡になるため非常に便利なアイテムです。
しかし、長時間当てることによる肌への負担もあるようです。
今回は、ニトリの電動洗顔ブラシについてご紹介します。
電動洗顔ブラシのメリット
電動洗顔ブラシのメリットは、手洗顔では落としきれない汚れを、ブラシの細かい毛で掻き出せることです。
古い角質が溜まってメイクノリが悪い人、毛穴詰まり・くすみ・ザラつきが気になる人、ニキビを予防したい人に向いています。
何より、自動で動いてくれるため、泡立てる手間も少なく、使い心地もエステのように気持ちよく洗顔の時間が至福の時間になります。
ニトリ「電動洗顔ブラシ」デメリット
①ヒリヒリする
ニトリの電動ブラシは、「弱」「強」の2モードがあります。
弱で使っていても、敏感肌気味の方にはあっという間に肌がヒリヒリしてきます。
2周も撫でると肌への負担が非常に大きくなるため要注意です。
②摩擦が強い
「弱」モードでは気にならないのですが、「強」モードでははっきりわかる「摩擦」の感覚。
頬が温かくなるのが分かるくらいです。
暖かくなるのが、毛穴のひらきによるものであればもちろん大丈夫なのですが、これは炎症の入り口のヒリヒリなので絶対良くない傾向です。
美肌の大敵は「乾燥・摩擦・紫外線」。
余計な摩擦はメラニン発生などの別の肌トラブルに繋がるためその場合は使用は中止した方が良いでしょう。
③ビニール肌になる!?
早めの効果を期待して長時間使用するなど、うっかりやり過ぎてヒリヒリした時にはもう遅いです。
翌日以降、肌がピーンと突っ張るようなビニール肌になってしまいます。
皮が硬く厚くなったような感覚に襲われます。
やさしく撫でるだけで十分汚れを落とせるため、ゴシゴシと力を入れて使うと肌を傷つける可能性があります。
長時間の使用は、肌にダメージを与えることになるためくれぐれも避けましょう。
④泡が飛び散る
ブラシヘッドが回転する際に、泡やしぶきが飛び散ります。
強モードにすると泡立ちもすごいのですが、飛び散りも激しいのです。
洗面台周りが汚れますので、使い方を考えなければなりません。
そうすると必然的にシャワータイムが候補に挙がってきます。
帰宅して、すぐにメイクオフ→洗顔のルーティンの方は、使う時間を考える必要があるかもしれません。
⑤置き場所、置き方に困る
このニトリの電動洗顔ばブラシには、スタンドがありません。
また、自立もしないため、横に倒しておいた時、ヘッドが床につくのは衛生的ではありません。
かといってヘッドを上向きにゴロンと置いておくのもどこか目障りなんですよね。
更に、上向きに置いた時も平面がないため多少ゴロゴロします。
お風呂場内の水が掛かりにくい台のちょっとしたスペースの上に置いておいておく、もしくは紐などを取り付けて乾燥させながら保存しておくなど、置き方を工夫する必要があります。
どのように使用するのが正解?
肌への負担を考えても、使用頻度を見直すのが最優先です。
洗顔ブラシは、週に1〜2回の使用頻度が目安です。
間違った使い方にならないよう頻度を守ることは非常に大切ですよ。
ピーリングやスクラブに比べると効果はマイルドになりますが、本来正しい使用法や製品を使用すれば、毎日の手洗いよりもはるかに汚れや古い角質を落とす効果が高いアイテムです。
洗い過ぎによるトラブルを起こさないよう、適切な頻度でお手入れしましょう。
正しい電動洗顔ブラシの選び方
肌への刺激が強すぎて逆効果にならないように、電動洗顔ブラシを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
①回転式?音波式?洗浄力と肌へのやさしさを軸に選ぶ
電動洗顔ブラシの種類は、大きく分けて回転式・音波式の2種類。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分にあったものを選択しましょう。
回転式は、その名のとおりブラシ自体が回転して汚れを取り除くタイプです。
回転ブラシを採用している商品のほとんどが、表面だけでなく、穴に詰まった汚れまでスッキリ落とせます。
一方で、肌を擦ってしまうリスクが高く、扱いに手間がかかるのが欠点です。
ブラシは使うたびに劣化していくため、肌を傷つけないためにもまめに交換する必要があります。
ブラシのみ交換できるとコストも抑えされるので、ブラシが別売りされているかをチェックしてみましょう。
音波の力でブラシを高速振動させる音波式は、肌当たりがやさしいのがメリットです。
突起のついたシリコン素材のブラシを採用した商品が多く、手入れが簡単で衛生的な点も魅力といえます。
一方で、洗浄力は回転式ブラシと比較すると劣る傾向があります。
表面についた汚れを落とす働きには期待できますが、毛穴詰まりが気になる人は回転式を選ぶほうがよいでしょう。
②使いやすいのは取っ手が長く、肌当たりがよい柔らかい毛の商品
電動洗顔ブラシを選ぶ際には、手にフィットして握りやすい、肌に当てやすい商品かどうかをチェックしてください。
ブラシタイプであれば、毛が柔らかくて肌当たりのよいものがおすすめです。
実際にテスターを試せる場合には、手の甲でブラシがチクチクしないかを確認してください。
音波式タイプは、取手が長くて握りやすいかに注目してください。
平たい形の商品は手を引っ掛ける部分がなく、滑って肌に当てにくいため要注意です。
③プラスαのスペックにも注目
電動洗顔ブラシをお風呂のなかで使用したい人は、本体が水に濡れても使える防水タイプを選んでください。
なかには洗顔モードが複数搭載されていたり、モードにあわせた複数のブラシが付いていたりするものもあります。
電動洗顔ブラシで泡立て・メイクオフ・光エステなど、さまざまな機能を堪能したい人は、複数のモードを搭載している商品が向いています。
まとめ
お肌はとても大事なもので、ケアの仕方一つでお肌の状態は左右されます。
便利な美容家電を使用することはもちろんいいことですが、正しい知識と選び方で自分のお肌を守っていきましょう。
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