買ってはいけないワイパーとは！？

雨の日には大活躍する自動車の装備品である「ワイパー」。雨の日は晴れの日に比べ交通事故の件数が1.8倍になるそうです。誰でも事故は起こしたくありませんよね。

さて、今回はそんな「ワイパー」についてのお話です。みなさんはご自身でワイパーを交換したことはありますか？

私も以前までは、自身で交換したことがなく「なんとなく車検だからそのタイミングでついでに替えてもらおう」くらいの気持ちで交換していました。

人は運転中、周囲の道路状況を確認するのに必要な情報の約8割を視野から取り入れているそうです。

ですから、視覚情報が人間の行動に与える影響は大きいと言えます。

もし、雨の日にワイパーが原因で事故を起こしてしまい「あの時にちゃんと交換しておけば・・・」と後悔する前に基本的なワイパーに関する知識を身に付けておきましょう。

ワイパーの種類

③撥水コートワイパー

ワイパーのゴム部にシリコンをコーティングしており、ワイパーを動かすだけで撥水効果が得られる特徴があるワイパーです。

④雪用ワイパー

ワイパーのゴム部に撥水コーティングが施工されており、フロントガラスに積雪や凍結を防ぐ効果があり、ゴム部に低温でも固くなりにくい素材を使用しているなどの積雪地域に特化したワイパーです。

さて、ここまで代表的なワイパーの種類について解説してきましたが

撥水コーティング車にはグラファイトワイパーを、積雪地域には雪用ワイパーを、といったようにそれぞれの特徴にあった商品があることが分かりました。

基本的に、安価のスタンダートタイプのワイパーを使用しても問題はありませんが、

せっかく高いお金を払って施工した撥水コーティングをワイパーが原因ですぐに落としてしまったり、積雪が原因でワイパー本体部のモータを痛めてしまっては余計な費用がかかってしまいますよね。

どうせ新しいものに交換するなら使用用途によって選んだほうが結果的に長持ちし車にもお財布にも優しいメリットがたくさんあります。

ワイパーの交換時期について

ワイパーは取り付けた瞬間から常に外気に触れ、雨の日以外でも酸・油分・砂・ホコリ・紫外線・オゾンなど様々な要因により劣化が進行していることになります。

その結果、降雨量の有無にかかわらずフロントガラス部にスジや拭きムラが発生したり、作動時に鳴きやビビり音といった症状が現れた場合にはワイパーゴムの交換時期の目安となります。

ただ、ワイパーゴムを新品に交換してもすぐに同じような症状が出るようなら、ワイパーブレードの劣化が原因と考えられるので交換をお勧めします。

基本的な時期の目安としては、ゴム部は約６ヶ月、ブレード部は約１年が交換目安となります。

ワイパーは繊細で、乾いた状態で使用することはあまりお勧めしません。

フロントガラスが汚れているからといってウォッシャー液を吹き付けて、ワイパーを作動させてしまうと「砂」や「埃」などでガラス面に均一にゴムを密着させることができず、「拭きムラ」や「音の発生」につながることもあります。

ワイパーを長持ちさせるためにも、できるだけ雨の日以外の使用は控えて定期的なワイパーのゴム部の掃除をお勧めします。

おすすめのメーカーはあるの？

自動車専門店に行くとたくさんの種類がありまよいますよね？では、おすすめのメーカ4選を紹介します。

①NWB(エヌダブルビー)

日本のデザインワイパーのスタンダート商品です。特にこだわりが無く無難なワイパーが欲しい方におすすめな商品です。

②ＳＯＦＴ99(ソフト99)ガラコワイパー

撥水加工で有名な「ガラコ」シリーズのワイパーで、面倒な撥水コーティングをしなくてもワイパーを動かすだけで抜群の撥水効果が得られるという商品です。

③PIAA(ピア)

独自の「エアスルー構造」と「エアロシェイプ」によって高速走行時のワイパーの浮き上がりを抑制し、さらには撥水効果のある商品です。

④BOSCH(ボッシュ)

欧州車の装着率90％以上を誇る有名メーカーで、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴的な商品です。

まとめ

いかかだったでしょうか？

ここで紹介したメーカのほかにもたくさんの種類のワイパーが店頭販売されていますし、ネット販売では安価な値段で売られている商品もたくさんあります。

しかし、ネット販売されている安価な商品の中にはゴムの劣化が進行していたり、ゴムの圧力が均等でないものも中にはあり、結果的にすぐ交換せざる負えないことも・・・

どうせ交換するなら、自分の車に合ったタイプのワイパー、気に入ったデザイン・素材のものを選んでみてはいかかでしょうか。

雨の日でも快適なドライブを楽しめるようにワイパーの定期的な清掃と交換をやってみてください。