買ってはいけない生野菜 その理由とは?

生野菜って、健康的なイメージがありますよね。

食物繊維も豊富で、色とりどりで見た目もキレイ。

食物繊維ってタンパク質などと並んで第五の栄養素ともいわれています。

そのような野菜を添加物の含んだ調味料を使わずに

そのまま食べる方が健康的だと思われている方も多いと思います。

実は、その「生野菜」にも食べることで危険な面もあったのです。

この記事を読んで頂くと以下の事が分かります。

・生野菜を食べる危険性が分かる

・どのように生野菜を食べたらよいか分かる。

それでは最後までよろしくお願いします。

生野菜を食べる危険性

まず、生野菜としての食べ方は、煮たり焼いたり加熱する調理方法よりも野菜自体に水分が多く含まれています。そのため、生野菜を食べすぎると、下痢や腹痛を起こす危険性があります。特に水分量が多い野菜としては、大根・きゅうり・レタス・もやしなどがあげられます。特にレタスは生で食べる機会が多い野菜だと思います。

生野菜を食べることで、腹痛や下痢となる原因としては、水分だけでなく食物繊維が原因となってしまうこともあります。この食物繊維も加熱することで量がへる効果が期待できるのですが、生野菜のままだとそのまま摂取することとなります。

そして、生野菜を食べることには、食中毒の可能性もあります。

生野菜には、ごく稀に食中毒の原因菌が付着している場合があります。食中毒の多くは「ノロウイルス」となります。これまで起きた事例には、ある企業の職員用サラダバーでこの「ノロウイルス」が付着した生野菜が提供され、多くの人に食中毒症状が現れたという報告も上がっています。

厚生労働省の報告ではごくまれな発症という見解も出ているものの、同時に購入後に常温放置してしまったり、腐った野菜を食べると同じように食中毒症状が起こる事も指摘されています。

次に、生野菜を食べる危険性としては、一つの栄養成分の過剰摂取となる可能性があることが挙げられます。具体的にお伝えすると、カリウムは適量であれば利尿作用によってむくみ解消や冷え性予防に効果があるものですが、摂りすぎるとだるさ・不整脈・痺れなどが発生してしまいます。

生野菜で食べると栄養素をそのまま摂ることができるものの、その分過剰摂取になる危険性もあるのです。

最後に残留農薬の危険性もあります。農薬の中には「ネオニコチノイド」と呼ばれるものがあります。

この「ネオニコチノイド」は、世界中で最も使用量の多い殺虫剤といわれます。

欧州ではすでに使用に規制がかけられ始めています。その理由は、害虫だけでなくハチなどの受粉に必要な生物さえも大量に死滅させてしまう事例が数多く報告されてきたからです。また「ネオニコチノイド」がニコチンとよく似た作用をラットの神経細胞に起こすことが明らかにされ、子どもの脳への影響が懸念されています。

生野菜のリスクを下げる食べ方

野菜には、生で食べる以外にも煮たり焼いたりする方法で食べても十分においしくいただけます。

今回は生野菜で食べる時の危険性を下げる食べ方についてご説明してゆきたいと思います。

主に野菜の洗い方となります。

今回野菜の洗い方を調べてみると、各市町村など自治体においても野菜を洗う事を推奨している記載がたくさんあることに気づきました。

まとめてみますね。

野菜の洗浄方法

1.流水で3回以上水洗いする。

2.中性洗剤(用途に「野菜」の記載があるもの)で洗う。

3.流水で十分すすぎ洗いする。

4.必要に応じて、次亜塩素酸ナトリウム(食品添加物)溶液(100mg/Lで10分間)等で殺菌する。

5.流水で十分すすぎ洗いする。

6.水切りする。

となります。

次亜塩素酸ナトリウムは、コロナが始まってから、アルコール除菌以外の場所でよくみられるようになりましたね。

野菜を洗う時の注意点

スーパーやコンビニなどで売られているカット野菜には洗浄が必要なものもあります。洗浄が必要かどうかは、必ず商品のラベルを確認する必要があります。

洗った後、すぐに使用しない場合は、清潔なフタ付容器に入れて、冷蔵庫内(10℃以下)で保管することが必要です。

中性洗剤・次亜塩素酸ナトリウムについての注意点となります。

中性洗剤は、表示を必ず確認し、用途に「野菜」の表示があるものを使用することが必要です。

次亜塩素酸ナトリウムは、「食品添加物」の表示があるものを使用しましょう。

特に中性洗剤・次亜塩素酸ナトリウムを使用した場合は、よくすすぐことが必要になります。

まとめ

野菜は、食物繊維も豊富で私たちの健康には不可欠の食べ物となります。

今回、生野菜の危険性について説明してきましたが、適度な量を適切に食べることは私たちの健康を守るために必要な事だと思います。

私自身も、今回の点に注意しながら野菜を積極的にとっていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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