ワークブーツといえば、男らしさの象徴だとも言えますが、今ではファッションとしても幅広く取り入れられるようになりました。
一時期、ワークスタイルが流行し、街ではワークブーツを履いた男性が多く見られるようになりました。
しかし、ワークブーツの購入はいくつかの注意点があり、買ってから後悔する場合があります。
そこで今回は、ワークブーツを購入する前に、知っておくべきことを解説しようと思います。
是非、購入に迷われている方や興味がある方は参考にしてみてくださいね。
夏暑いから
夏場でのワークブーツの使用は、靴の中がかなり蒸れて大変です。
そして、ハイカットのモデルが多いので、地面からの熱で更に暑く感じるでしょう。
特に、ファッションの面で言えば、ロングパンツと合わせる機会が多いですが、夏場はとても履けたものではありません。
また、靴下も生地が分厚い物でない限り、脚がブーツに固定されづらいので、夏場にはあまり適さないでしょう。
今では、ローカットなどのカジュアルモデルも販売されており、もし年中使いたいのであればこちらを私はお勧めします。
ハーフパンツなどにも相性が良いので、チェックしてみて下さいね。
歩きにくい?
元々歩く目的よりは、炭鉱者などの労働者向けに作られた靴なので、ウォーキングの観点からは優れていません。
更に、ソールは結構分厚いので、靴自体がかなり重いのが特徴なので、遠出や旅行に行く時には気を付けたいですね。
アッパーの素材が革でできており、その中でもワークブーツの革は頑丈で、足にフィットしづらいです。
一般的な革靴であれば、ある程度時間が経てば脚に馴染みやすいですが、ワークブーツは別物だと考えましょう。
もし購入をするなら、歩きやすさよりはあまり期待しない方が良いでしょう。
脱ぎ履きしづらい
これは日本での生活には、かなり不便だと感じやすい大きなポイントになります。
前述したように、ハイカットモデルが多いので玄関での脱ぎ履きがかなり面倒です。
そして、ワークブーツは紐を結ぶのが大変なので、日常生活で使うには不向きだと考えられます。
しかし、現代の街では昔よりも、靴を脱いで入る建物は少なくなりました。
なので、ファッション目的の使用であれば、ワークブーツはファッションアイテムになるかもしれません。
私はローカットモデルの方が生活に馴染みやすく、脱ぎ履きも比較的しやすいのでお勧めします。
お手入れが大変
次に、革製品はお手入れをマメに行わなければ、カビの原因となってしまうので注意しておきましょう。
そして、日本は多湿なので、風通しの良い場所での保管をお勧めします。
また、クリームやブラッシングなどのメンテナンスは定期的に行う必要があります。
もしお手入れが面倒だと感じるなら、今はブーツを磨いたりしてくれるサービスもあるので、そこで見てもらうのも良いですね。
ワークブーツのメリットは、メンテナンス次第で長く履き続けられることで、ソール交換が行えるのも大きな特徴と言えます。
その面からも大切に扱い、長く使えるように努力したいですね。
値段が高い
靴にもいろいろな種類がありますが、その中でもかなり高価なので、もし購入するなら良く考えてから買うようにしましょう。
特に、今では革製品の価格は高騰しており、ブランド物であればかなりの値段がします。
しかし、逆に安価な物を購入してしまうと、すぐに革がダメになったり、ソールが剥がれることが良くあります。
予めインターネットでブランドを探して、必ず店舗で試着してから購入するべきでしょう。
なぜなら、ワークブーツほどブランドによりサイズが異なる靴はないからです。
そして、本格的なワークブーツよりもカジュアルなモデルであれば、扱いやすくて安く購入できるのでお勧めします。
普段使いには向かない?
名前の通り労働者の靴なので、普段使いには向いていませんが、バイクや車の整備作業などにはかなり使いやすく、味が出やすいでしょう。
耐久性もあり、何より安全面ではかなり優れており、バイカーには重宝されますね。
そして、ロックファッションは元々バイカーファッションの影響を受けている理由から、ミュージシャンにも愛用されているアイテムだと言えます。
その様な専門的な用途での使用であれば、使う機会も増えますが、一般の人にはなかなか扱いづらく感じでしまうかもしれません。
まとめ
新たにワークファッションに挑戦してみたい人には、上記ようなことを知っておく必要があるでしょう。
また、今ではいろいろなファッションにブーツが取り入れられるようになり、ワークブーツやトレッキングブーツもファッションの一部となりました。
しかし、あくまでもワークブーツとしての主な使用用途に沿った使い方がベストであり、その様な方法であれば間違った買い物になるのは避けられるでしょう。
また、ワークブーツの歴史を知ると、ファッションの場面では参考になるので、それらを自分のスタイルに活かすのも良いかもしれませんね。
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