買ってはいけない参考書。その選び方のコツ。

資格試験の挑戦など、勉強していてわからないことがある。ネットで検索したけど、知りたいことがなかなか出てこない。そんな時、本屋に行くとつい目に入った参考書を購入したくなります。

参考書は、教科書とは違って学習内容のレベルが高くなるため、自分自身のレベルに合った物を選ぶことが良いとされます。

しかし、買ったのはいいけど最初だけ読んで、本棚にしまいっぱなしになっているということはありませんか?参考書を購入してきた多くの経験から、選び方のコツをお伝えします。

書籍の種類

書籍の種類には主に4つあります。

・暗記系
暗記系は、そのまま暗記を目的として作られた参考書です。特徴は、何度も繰り返し読んだり聞いたりすることで、暗記をしていくものなので、詳しい説明がのっていないものが多くあります。根拠が知りたい方には、物足りないかもしれません。

・問題集形式
問題集形式は、問題を解くということを目的として作られた参考書で、問題と解説がのっていることが特徴となります。

・資料集形式
資料集形式は、参考書そのものが資料になっている参考書です。特徴は、調べたいことに関しての詳しい内容が記載されていることです。問題を問いて、そのことを深く調べたい時などに使用します。

・講義形式
講義形式は、予習や以前習ったことの復習に使うための参考書です。特徴は、教科書の内容より重要なことが分かりやすく記載されていることです。重要事項の説明などより詳しく載っているため、深く調べたい時や復習などに使用します。

買ってはいけないケース

参考書は、内容が求めているものであるか、レベルが適切かということが重要となります。なんとなく手にとり、これ良さそうとすぐに購入するのではやってはいけないことです。

改めて内容を確認すると知りたい内容が一文部分しか載ってない、言い回しが難しいなどの問題が生じて、買ったけど読まないということになってしまいます。では、そうならないためにも選ぶときのコツはどのようにすればいいのでしょうか?

購入する目的をきめる

まずは、参考書をなぜ購入したいかという目的を、しっかりと考えておくことが大事なことです。本屋に行くと、必ず多くの書籍に目移りしてしまいがちになります。

そして、1冊の本を手にとってもこの参考書でいいのかと悩み、時間が過ぎていくと言った経験はありませんか?そんな状況におちいらないためにも、今回どんなジャンルで、どういう内容を知りたいのかを明確にしておくことが大事なこととなります。

選ぶ前に行うこと

本を選ぶ際にまず目に入るのが、帯だと思います。帯には、読者の目を引くという目的があります。人は、本と出合って0.2秒で購入するかの判断をすると言われており、帯がその大事な役割を果たしているのです。

また、表紙にはその本のセールスポイントが記載されているため、帯をみて、表紙を見るという流れで内容を把握して、目的に近いものなのかを判断していきましょう。

内容をチェックする

この手順で、目的に近い参考書だと感じたら中身の確認をします。内容はこれでいいのか、はじめにと目次を読んで判断していきます。目的に合った内容なのか、詳細な説明はされているのか見ていきましょう。

また、見落としがちな所として、重刷されているかもポイントとなります。重刷がされていれば、参考書の内容はより信頼性があるということなので購入の判断に重要となります。

最後に読みやすさを確認する

しっかり参考書の内容を見極めたうえで、読みやすさを感じるものを選ぶようにしましょう。数冊に絞れたら、難易度、解説、レイアウトの確認で購入するかを決めていきます。

難易度は、自分自身のレベルに合っているかを確認して、難しいと感じるものは読まない要因となっていきます。

解説は、求める内容と言い回しが理解しやすいかが重要となります。わかりやすから購入したけど、解説が浅いなどということもあるので、しっかりと読んで判断することが必要です。

レイアウトに関しては、問題と解説の位置が目線の動きにあって配置されているかを確認します。配置が読みずらいものは、読まなくなる原因となります。

以上を踏まえることで、長く使える1冊が手に入るかもしれません。

まとめ


購入のポイントとして

・書籍を購入したい目的をしっかりと明確化する
・帯と表紙をみてその書籍の内容を知る
・重刷されていれば信頼性の証拠となるので確認をする
・表現方法は理解しやすいかを確認する
・レイアウトは見やすいと感じるものなのかを判断する

参考書を購入するときの選び方のコツ、いかがだったでしょうか?

本屋に行くと数ある書籍に、目移りしてしまいがちになってしまいます。それを回避するには、書籍を購入する目的を明確にすることが大事なことです。

目的を明確化すれば、自然と必要か必要でないかの判断につながります。こうすることで、買ったけど役に立たないから読まないといった結果には至らず、長く使える愛読書のような存在になっていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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