アルコールのビールは飲みすぎると体に悪いイメージですが、
ノンアルコールならたくさん飲んでも大丈夫と思っている人も多いと思います。
糖質ゼロやカロリーゼロと書いてあると、ソフトドリンクよりも、
体に良さそうな気がしてきます。
しかも、体脂肪を減らす、糖の吸収をおだやかにする。などの商品もたくさんあります。
何杯も飲んでから、こんなに飲んで本当に太らないのか、と悩んでいませんか。
ノンアルコールビールについて、知らないことがたくさんあるかもしれません。
種類はどんなものがあるのか
アルコールが1パーセント未満のビールテイスト飲料のことを、ノンアルコールビールと呼びます。初期は少量のアルコールが含まれていたのですが、今では完全なノンアルコールが主流です。
妊婦さんも飲んで大丈夫です。
ノンアルコールビールには、コク、苦み、甘味、キレ、などの味の特徴がたくさんあります。
さらに、体形を気にされる人には、糖質ゼロ、カロリーゼロや、機能性表示食品なども人気です。
健康を気にされる人は、プリン体ゼロ、体脂肪を減らす、尿酸値をさげるものもあります。
逆に、自然に近い状態で楽しみたいという人は、香料、甘味料フリーなどが好まれます。
海外のノンアルコールビールは、ビールをつくるときと同じ製法でつくり、途中から発酵を止めるというやりかたをしているものが多いです。なので、よりビールに近いものを求める人には人気です。
ビールの代替品として求めるひとや、代替品ではなく、苦みのある炭酸飲料として、カロリーオフが魅力的など、まったく別物として好まれています。
ノンアルコールビールはどんな時に飲まれているのか
外出先で、飲んだ後に運転するときや、ダイエットのためや、休肝日など、さまざまです。
アルコールを飲みたいけれど、飲む量を抑えたいからコントロールして、気持ちだけでも楽しみたい、といった状況で飲まれる人が多いです。
休日の朝からや、友人とのランチで飲む人もいて、飲んだあとの過ごし方を無駄にしない、という飲み方もあります。
料理をしながら、家事ををしながら、子育てしながらと、日常の中にノンアルコールビールを取り入れることで、楽しく感じるようになります。
普通のビールを飲んで、途中からノンアルコールビールに切り替えて、酔い方を調整している人もいます。この飲み方は、次の日に酔いを持ち越さないためにも、賢い飲み方です。
そして、アルコールに耐性がなく、飲めない人でも一緒に楽しめます。
時間も場所も選ばず飲めるので、リラックスやリフレッシュ効果を求めている人が多いです。
ビールの代わりに我慢。ではなく、状況によってアルコールとノンアルコールを、使い分けて楽しめます。
気を付けること
ノンアルコールビールには様々な添加物が入っているので、摂取量に気を付けなければいけません。
添加物の果糖ブドウ糖液糖は、低温になると、砂糖より甘味がでるため、清涼飲料水によく使われています。ブドウ糖と書いてあると体に良いようなイメージを持ちますが、摂取量が増えすぎると、糖尿病や心臓病のリスクが上がります。
果糖ブドウ糖液糖が入っている商品には、そのほかにも添加物が入っていることが多いです。
人工甘味料のスクラロースはカロリーゼロという特徴があります。体内では代謝されないので、エネルギーをつくらないためです。
アセスルファムカリウムは、スクラロースの200倍の甘みがありますが、比較的には安全性が高いとされています。
香料や酸化防止剤は、香りや劣化を防止するものですが、何が使われているか判断できません。
酸味料は、酸味やフレーバーをつけるために使われることがあります。こちらも何が使われているか判断が難しいです。
着色目的のカラメル色素は、糖類を加熱してつくられます。スクロースやグルコースなどが原料となっていて、苦みやローストしたような風味をつけることができます。
苦味料はノンアルコールビールに、ほどよい苦みを与えて、ビールを表現しています。カフェインやセスキテルペンという成分がよくつかわれています。こちらもまた、苦味料と書いてあるだけで、何が使われているかはよくわからないことが多いです。
アルコール依存で飲酒をやめている人は、ノンアルコールビールを飲むことによって、飲酒欲求が再び現れることがあるので、気をつけましょう。
まとめ
健康を気にするのであれば、カロリーゼロや糖質ゼロなどもいいですが、できるだけ添加物は控えたいです。
ノンアルコールビールには、添加物不使用もあります。
麦芽の苦味やホップによる素材そのものの爽快感が感じられ、安心してビール感を楽しむことができます。
一度ビールを製造してから、アルコールを取り除く、という製法で、こだわってつくられている、本格的なノンアルコールビールもあります。
ノンアルコールビールは、アルコールを分解しなくていいので、肝臓にも優しいです。
自分に合ったノンアルコールビールを見つけることができれば、健康的で、充実した、より新しいノンアルコールビールの良さを見つけられます。
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