健康志向が叫ばれている昨今。野菜や果物が気軽に取れるということで、ついつい購入してしまう「濃縮還元ジュース」。
色んな種類があり、とてもおいしいので日常的に飲んでいるそこのあなた!
そのジュース、飲んでも大丈夫ですか?
実はあなたが飲んでいるその濃縮還元ジュースは危険がいっぱいなのです!
1.濃縮還元ジュースとは
今やコンビニやスーパーで手軽に購入することができる濃縮還元ジュース。
一体普通のジュースと何が違うのでしょうか?それは、製法の違いにあります。
「濃縮還元ジュース」は
- 野菜や果実を細かくすりつぶす。
- 熱を加えることによって水分を飛ばし、5~6倍のペーストにする。
- 商品にする際に②のペーストに水分を加えて濃度を調整する。
というこのような工程で作られた飲料のことを指します。
「濃縮」は熱を加えて水分をなくすことにより濃度を高めることで、「還元」はその濃縮したものを元の状態に戻すことを指します。
つまり濃縮還元ジュースは、濃度の濃い状態の液を作り、再度水分を加えて作った飲料ということです。
このように製法することで日持ちがしたり輸送時の重量が軽くなったりするなどのメリットがたくさんあるため、多くの国で商品化されているのです。
2.濃縮還元ジュースの危険性
1.食品添加物がいっぱい
濃縮還元ジュースには驚くべき程の食品添加物が含まれています。
なぜなら野菜や果物を加熱して水分を飛ばす「濃縮」を行う過程で風味や甘味が損なわれてしまうからです。
その損なわれた風味や味を再現するために、何十種類もの食品添加物を加えます。
例えばアミノ酸やアスパルテームなどです。
旨味の成分であるアミノ酸(グルタミン酸ナトリウム)はとても認知度の高い成分ではありますが、これがとても危険なのです。
グルタミン酸ナトリウムは「興奮性神経伝達物質」とも呼ばれ、麻薬のように神経に興奮作用を発生させる危険があるとして昔から議論されています。
また、様々な飲料に使用されているアスパルテームは認知症やアレルギー、うつ病や不眠症などを引き起こす原因になるとも言われています。
このような危険な食品添加物が入っているジュースをご自身やお子様が日常的に飲んでいると考えるととても怖くなりますよね。
食品添加物の人体への影響は様々な分野でも懸念の声が挙げられています。
2.海外で作られている
日本国内で販売されている濃縮還元ジュース。実はそのジュースは海外で「濃縮」されたものを仕入れ、それを各メーカーが香料や水分を添加させて「還元」する製法をとっているものが多いのです。
つまり、ジュースに使われる野菜や果物が海外で生産された果物や野菜を使っていることになります。
海外では農薬を使って広い畑で野菜や果物を大量に生産する手法を使っている農家も多く、そこで生産された農作物には残留農薬が含まれている可能性があります。
この残留農薬がとても人体には悪い影響を及ぼす危険があり、癌や生殖障害などを引き起こしてしまう場合もあります。
また、母親が残留農薬を過剰に摂取することで子どもへも影響を与えてしまいます。
母親が子供に与える母乳にからも農薬が検出されたケースもあり、その母乳を与え続けると発達障害の原因にもなるとも指摘されています。
海外で生産した野菜や果物を使っていても、商品化しているのが日本である場合「日本製」として表示されてしまいます。
「日本製」と書かれているとつい安心して商品を購入してしまいますが、このようなからくりがあることを知っておかなくてはなりません。
「表示」=「真実」ではない場合もあります。
3.大事な栄養素がなくなる
濃縮還元ジュースはじっくり加熱しながら水分を飛ばして濃縮するという製法で作るため、その過程で大事な栄養素が大きく損なわれてしまいます。
特に野菜や果物に多くふくまれているビタミン類は非常に熱に弱く、長時間の加熱や冷蔵の繰り返しでほとんどが流出してしまいます。
「野菜が入っているからビタミンが取れる」と安易に考えてはいけないのです。
4.糖質が高い
健康維持に効果的なイメージがある濃縮還元ジュース。野菜や果物が主な原材料になっているのでとてもヘルシーなのでは?と思っているそこのあなた!
実はこれが大きな落とし穴なのです。
実は一般的な200mlの濃縮還元ジュースにもおよそ15~20の糖質が含まれています。
果物や野菜には「果糖」などのようにたくさん糖を含んでいるものが多いので、食事にプラスしてジュースを飲んでしまうと糖質を取りすぎてしまいます。
濃縮還元ジュースは糖質だけでなくカロリーも高めなので決して「ヘルシー」であるとは言えないのです。
3.まとめ
健康のことを考えて飲むことの多い「濃縮還元ジュース」。
このように健康維持どころか体に悪影響を及ぼす要素がたくさんあり、その事実を知らないまま飲み続けるのは非常に危険です。
あなたが本当に健康のことを考えるのであれば、その製法過程を見つめ直し、考えを改めなくてはなりません。
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