昨今は家でセルフネイルをする人は増えたのではないでしょうか?
ネイルサロンに予約を取って、長時間施術を受けることを苦痛に感じたり、費用が高いと思っている人はとても多そうですよね。
今回は、『セルフジェルネイルのメリット/デメリット』と、『よくある爪のトラブル、グリーンネイルを防ぐ方法』をご紹介します。
セルフジェルネイルのメリット/デメリット
《メリット》
①ネイルサロンよりも安く、自分の好きな時間にできる
自分でやればネイルサロンよりもかなり安くコストを抑えることができ、忙しい人でも予約をする手間などがなく自分の空いてる時間にできます。
②オフが簡単にできる
セルフの方がネイルサロンよりは時間がかかってしまいますが、オフ自体のやり方は簡単です。
◇セルフジェルネイルのオフの方法◇
1.まず、必要な道具を準備します。(ファイル、コットン、ウッドスティック、プッシャー、アセトン入りリムーバー、アルミホイルなど)
2.次にファイルを使用してジェルネイルの表面を削ります。
3.コットンにアセトンを染み込ませ、10分〜20分放置します。
4.ウッドスティックやプッシャーなどで、浮いてきたジェルネイルを剥がしていきます。
5.爪の表面を磨き、スポンジファイルを使用して表面のジェルを削ります。
6.手を洗い、ネイルオイルなどでしっかりと保湿をしてオフの完了です。
③マニキュアよりも長持ちする
マニキュアは、爪に色を乗せて乾かすだけなので簡単にはできますが、1週間もつかもたないかなので、あまり色持ちがよくないです。
ジェルネイルの場合は、ジェルをUVライトに当てて硬化させるため、3週間〜1ヶ月程もちます。
④爪を補強することができる
ジェルネイルは、マニキュアよりも厚みがあるので補強効果もあります。
⑤好きなデザインを自分で作ることができる
ジェルやパーツの種類をたくさん用意しておけば、自分流に好きなデザインにすることができます。
《デメリット》
①技術不足や下処理不足でもちが悪い
ネイルサロンで技術力があるプロにやってもらうのと、素人がやるのとでは圧倒的に完成度や質が違います。
ジェルを塗る前にする、手の消毒やファイリング、甘皮ケア、サンディング、ダスト除去、表面の消毒などの下準備(プレパレーション)が甘かったり、簡単に済ませてしまうと浮きなどの原因になり、もちの悪さに繋がります。
②利き手ではない方で施術するのは難しく、失敗してしまうことが多い
指先が器用でないと、利き手ではない方を使って施術するのはとても難しく、失敗したり完成度が悪くなってしまうことがあります。
③衛生面が悪いと細菌が繁殖する恐れがある
施術の前にきちんと消毒しないままジェルネイルを塗って硬化してしまうと、細菌も一緒に硬化されてしまいます。
菌は繁殖力が強く2次感染を起こす恐れもあるので、施術前に衛生面には注意しておくことが大事です。
④爪甲剥離症になる可能性がある
セルフジェルネイルでの爪甲剥離症は、きちんとした知識がなく爪に負担をかけてしまうことによって起こります。
オフをする際に優しく剥がさなかったり、サンディングをし過ぎることが原因になるため気をつけましょう。
間違った知識で施術をし続けると爪が柔らかくなって弱くなり、爪が剥離する可能性もあります。
⑤アレルギーを起こす可能性がある
ジェルに含まれる成分によってアレルギー反応を起こす人もいます。
シェルが皮膚に触れた際に、ジェルに含まれている成分の何かが皮膚を刺激してしまい、免疫反応が強く出てしまうことで症状が出ます。
その症状としては、赤く腫れ上がり水疱ができて痛みやかゆみを伴い、爪まわりや手全体、手で触れた箇所にも症状が出ることがあります。
この症状は、すぐに出る場合もありますが、数時間後に出る場合もあります。
もしこのようなアレルギー反応が出てしまった場合は、すぐに使用を止め病院へ行きましょう。
よくある爪のトラブル『グリーンネイル』を防ぐ方法
グリーンネイルとは、爪が緑色に変色してしまったり腐敗臭のようなにおいが出ます。
原因は、セルフネイルを繰り返ししていたり、ベースのジェル部分が爪に密着してなかったり、ネイルが浮いて間に水が入ってしまうことなどです。
グリーンネイルは人に感染してしまうことはないので、そこは安心してもいいと思います。
そして、グリーンネイルにならないようにするために、保湿をしてネイルが浮かないようにしましょう。
もし浮いてしまった場合はすぐに付け替えやリペアをするべきです。
オフする場合も、器具をきちんと殺菌して乾かしてから使用することが大事です。
セルフネイルは、ほぼコストがかからず、ネイルサロンまで行く手間もないといった魅力的に感じるメリットがありますが、やはり技術力や知識の無さからさまざまなトラブルを起こす危険性があります。
そんなトラブルを避けるため、セルフネイルはどうしてもネイルサロンに行けない時のみにし、できるだけネイルサロンで施術を受けるようにしましょう。
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