買ってはいけない? 5代目新型プリウスは買いなの?

燃料代が高騰し続ける今、燃費の良さは大事なポイントの1つであることは間違いありません。

今回は ″燃費の優等生″ の代表ともいえるプリウスがモデルチェンジしましたので、いろいろな情報をまとめてみたいと思います。

5代目プリウスってどんなクルマ?

プリウスは初代から一貫してハイブリッド車(ガソリン+電気)専用ラインナップになります。

今回の5代目プリウスで、初代の登場から26年目と、歴史のある車になります。

ハイブリッドによるメリットは、燃費の良さはもちろん、環境へ配慮した地球にやさしい車としての役割もあります。

代々、ハイブリッドを採用している所は同じですが、今回一番の注目は外観のデザインでしょう。

先代よりもワイド&ローにみえるスタイルは、先進的でありスポーツ感あふれた仕上がりになりました。

どんな種類があるの?

5代目プリウスはまず、駆動方式ではFF車(フロント駆動)と4WD(電気モーターで後輪を駆動する)2つの種類があります。

走行性能が異なる2種類ですので、まずはどちらかを選ぶ必要があります。

次に車の心臓部分ともいえるパワー系です。

まず1.8Lのエンジン+電気モーター、2.0Lのエンジン+電気モーターの2種類になります。

どちらも燃費には優れ、大きな違いは力強さの違いくらい、といってもよいと思います。

更に2023年3月よりPHEVの2.0Lも加わります。

走行モーターのみでの走行時に、航続距離やパワーが向上したモデルです。

4WDはありませんが電気の充電が可能で、エンジンとの組み合わせで長距離走行や力強さの面でアドバンテージがあります。

外観

先代モデルから大きく変わった印象を受ける外観は、未来的であり若々しく感じます。

全体にワイド&ローなデザインは燃費の面でも大きく貢献しており、優れた空力性能を発揮します。

特にフロントマスクは、ハンマーヘッドフォルムとなっており、今後のトヨタ車のデザインの主流となるものを採用しています。

中でもヘッドライトは、思わず探してしまうほどスリムでおしゃれなデザインを採用しています。

横から見たデザインはとても滑らかなフォルムをしており大衆車とは思えないほどのキレイなフォルムです。

また2.0L車には19インチサイズのタイヤが装着され、その印象はワンランク上の車のようにも見えますね。

後部ドアの開閉ハンドルも、ピラーにスッキリ収まってデザイン性の高さを感じます。

後ろから見たデザインも一目でプリウスと思わせるスマートな印象を受けるデザインになります。

内装

運転席に座ってまず最初に気になるところはメーターパネルではないでしょうか?

先代はセンターメーター(ダッシュボード中央に位置する)でしたが新型プリウスでは運転席のダッシュボード上(トップマウント)に変わりました。

視線の先に自然とメーターを視認でき、運転への集中や疲れの軽減なども期待できそうです。

オプションでセンターコンソール中央に、大型(12.3インチ)のディスプレイパネルを装着でき、ナビなどの操作やオーディオもすべて可能です。

内装色は主に黒を基調となり、シートの素材はファブリックかレザーの2種類になります。

安全装備

昨今の車の性能は、走りや燃費の良さだけではありません。

どれだけドライバーや周りの人に優しいか、というのは当たり前になりつつあります。

5代目プリウスも最新の安全装備を身に着けています。

その安全装備のいくつかをご紹介します。

〇プリクラッシュセーフティ ぶつからないように未然に防ぐための安全装置です。

〇自動運転補助機能 長時間の運転や、高速道路の走行時の負担を減らしてくれます。

〇駐車アシスト機能 駐停車などをコンピューターにより自動で行えます。

その他にも死角からの接近を知らせてくれる機能など、高級車にも引けを取らないほど充実しています。

パワー&燃費

1.8L+モーターの場合はシステム最高出力140馬力を発生します。(FF、4WDともに)

燃費は国土交通省の審査基準値(WLTCモード)で32.6km/Lです。(4WDは30.7km/L)

2.0L+モーターの場合はFFで196馬力、4WDで199馬力となります。

燃費はWLTCモードでFFは28.6km/L、4WDでは26.7km/Lとなります。

パワーはどちらの車種を選んでも、困るようなことはないと思います。

2.0L車はスポーティーな走りもできるほどのパワーを持っていますので、追い越し時や、急な加速時にも、もたつくことはないでしょう。

燃費においてはどちらもクラストップになりますので間違いはないでしょう。

まとめ

このように魅力あふれた車になりましたが誰にでもおすすめというわけではありません。

低い車高は乗り降りに負荷がありますし、魅力ある装備の分だけ価格は上昇します。

今後、新しい家族も増えるかも、またいろいろアウトドアに挑戦したいなど、自分のライフスタイルの変化に応じて勝手も変わるでしょう。

ファミリーにはワンボックスがおすすめですし、個人使用なら小型な扱いやすい車もあります。

燃費だけではない車の価値は人それぞれにあります。

しっかりと自分に合った車を見つけ、選ぶことが1番の満足を得ることにつながると思います。

皆さんも1度、実車に触れたうえでご検討したほうがよろしいでしょう。

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