自宅で過ごす際に使っている人も多い座椅子。
座椅子を購入する際にどのような観点で商品を決めるでしょうか?
便利な面が多い座椅子ですが、実はデメリットも。
自分に合わない”買ってはいけない座椅子”を選ぶと身体に悪影響がでる可能性もあります。
今回は、
といった方に向けて記事を書きました。
座椅子の概念からメリット、デメリット、さらに選び方を徹底解説します。
おすすめの座椅子も3つ紹介しているので、ぜひご覧下さい。
”買ってはいけない座椅子”を避け、自分に合ったものを選んでストレスフリーな座椅子ライフを。
記事のポイントは次の通りです。
それでは、ポイントについて詳しく解説していきます。
本来座椅子は和室で使うための椅子
脚がなく、座面が床にある座椅子。
実は座椅子は本来和室で使うために作られた椅子なのです。
もちろん、現在では和室に限らずフローリングの床等でも使われています。
さらに、”脚がない”というだけではなく、様々な素材や姿勢改善など実に多様な座椅子が販売されています。
座椅子にはメリットがたくさん
座椅子を何気なく使ってる人も多いことでしょう。
改めて脚のある椅子やソファと比較すると、座椅子ならではのメリットが多くあります。
ここでは、座椅子のメリットを具体的に解説していきます。
快適に座ることができる
広い床でゆっくりと過ごしたときに座椅子は重宝します。
床やカーペットの上に直接座っているとお尻が痛くなり、腰や背中にも負担がかかるのです。
座椅子を使うことでクッション性や背もたれで身体への負担を軽減できます。
背もたれの調節でで楽な姿勢を取ることも可能です。
床ならどこでもおけて、脚を伸ばしてのんびり過ごすのは気持ちいいですよね。
リクライニングでベッド代わりに
背もたれがリクライニングになっているものが数多く販売されています。
ベッドで寝るほどではないけど、昼寝や仮眠をしたいときには座椅子で代用が可能です。
クッション性の高い素材の座椅子を選べば、ベッドと遜色ないほどの寝心地も。
”簡易ベッド”として気軽に横になれるのも座椅子の魅力の1つです。
軽量で移動が簡単
座椅子は軽量なものが多く、持ち運びが簡単にできます。
椅子やソファを移動させるのは一苦労でも、軽量で折りたたみができる座椅子では問題になりません。
部屋の中、家の中はもちろん、引っ越しの際にも荷物としてかさばらないメリットもあります。
今では家具の隙間やクローゼットの中など狭いスペースに収納できるほどコンパクトになる座椅子も販売されています。
クッション性の高い座椅子で身体への負担軽減
一口に座椅子といっても、実に様々な素材で作られています。
持ち運びが簡単なように軽量に作られている物も多いですが、中にはクッション性が低いものも。
反対に重量は少し上がりますが、ソファのようにクッション性が高いものも販売されています。
身体への負担軽減を優先するのであれば、クッション性の高い座椅子を選ぶとよいでしょう。
お尻や腰にかかる負担が軽減され、長時間でも快適に座ることができます。
安価な商品も多数
座椅子はソファや椅子に比べて比較的安価な商品が多いのもメリットです。
「一人暮らしで大きいソファもいらないし…」という方に座椅子はおすすめです。
ソファは数万円と高額になりがちですが、座椅子なら2,000~3,000円ほどである程度の質のものを買うことができます。
また、5,000円程度でもクッション性が十分など、快適に座れる座椅子が手に入るのは強みです。
買ってはいけない?座椅子のデメリット
座椅子のメリットを紹介してきましたが、逆にデメリットはどのようなことがあるのでしょうか?
座椅子のデメリットとして考えられるのは次のようなことです。
姿勢の悪化に繋がる可能性
座椅子は脚を伸ばしたり、背もたれによっかかったりと快適に座れるメリットがあります。
ただ、”背もたれを使ってお尻が前に出る””猫背になって作業をする”といったことが長時間続くと、姿勢の悪化に繋がることがあります。
お尻が前に出ることで骨盤の後傾に繋がり、腰や背中に負担がかかって痛みを引き起こす可能性が。
また、猫背は首や背中、腰への負担に繋がります。
自由な姿勢を取りやすい座椅子だからこその欠点と言えるでしょう。
立ち上がるのが大変
座椅子は床に直接座るものなので、立ち上がる際は椅子に比べて少し大変です。
何度も立ち座りを繰り返すときは、脚に力が入り結構負担になります。
床で自由な姿勢でくつろげるのが魅力の座椅子ですが、立ち上がりの大変さはデメリットと言えるでしょう。
来客の際に困る
自宅に座椅子しかない場合、来客の際に座ってもらう場所に困る可能性もあります。
親しい間柄の来客であれば、そんなに気にすることもないかもしれません。
ですが、目上の方などの場合座椅子や床に座ってもらうのは気が引けますよね。
ソファであれば2~3人がけのものも多く、案内しやすいですが座椅子のみでは来客の際に困るというののデメリットの1つです。
フローリングには不向きな面も
座椅子はもともと和室に座るために作られた物。
フローリングには少し不向きな面もあります。
フローリングで座椅子を使ったとき、固さや冬に床の冷たさが座面に伝わってくることも。
もちろん選ぶ商品にもよりますが、フローリングではデメリットを感じる可能性もあります。
インテリアにミスマッチ
座椅子のデザインによってはインテリアにミスマッチとなることもあります。
現在では様々なデザインのものが販売されていますが、脚がない椅子というのは人によってはチープに見えてしまうもの。
色や素材は十分に選ぶことが可能ですが、座椅子だけが浮いて見えるなんてことも。
座椅子の形状やデザインによってはインテリアに合わないこともデメリットの1つと言えるでしょう。
”買ってはいけない座椅子”を避けよう!座椅子の選び方
座椅子のメリット、デメリットを紹介してきました。
では、具体的にどのような座椅子を選べばいいのでしょう?
ここでは”買ってはいけない座椅子”を避けるために、座椅子の選び方をご紹介します。
座面のクッション性
座面のクッション性は座り心地や姿勢の善し悪しに大きく関係します。
クッション性の低い座椅子では床に直接座っている状態に近くなり、お尻や腰、背中への負担が大きくなります。
クッション性の高い座椅子では、長時間の使用でも身体への負担が少ないためいい姿勢を保ちやすく、身体への負担を減らすことができます。
身体にフィットしやすい『低反発ウレタン』、身体をしっかり支えてくれる『高反発ウレタン』は特におすすめの素材です。
座り立ちが楽なもの
座椅子のデメリットとして”座り立ちの大変さ”を挙げました。
座椅子に座るときや立ち上がるときは、どうしても腰などに負担がかかってしまいます。
座り立ちが楽なものを選ぶのも、座椅子の選び方のポイント。
『肘掛けがついているもの』や『高さのあるもの』を選ぶことで座り立ちを楽に行うことができます。
高さがある座椅子で姿勢をカバー
座椅子に長時間座っていると、どうしても姿勢が悪くなりがちです。
姿勢が崩れるとお尻や腰、背中など身体への負担が増えます。
「きちんとした姿勢を保ちたい」という方は、高さのある座椅子を選ぶとよいでしょう。
高さのある座椅子を選ぶことでお尻や腰だけではなく、脚にも体重を逃がせるようになります。
もちろん、普通の椅子ほどではありませんが、それでも身体への負担はグッと減ります。
インテリアに合ったデザイン
部屋のインテリアに合ったデザインで選ぶのも、選び方の1つです。
座椅子は元々和室を想定して作られてたのもの。
洋風な雰囲気や高級感のあるインテリアにはミスマッチを起こしやすいのが難点です。
ただ、現在では素材、デザイン、色などが実が多種多様で、インテリアに合った好みのデザインを選びやすくなっています。
快適な座椅子ライフを!おすすめの座椅子3選
座椅子の概要やメリット、デメリット、選ぶポイントをご紹介してきました。
ここまでの内容を踏まえて、おすすめの座椅子を3つご紹介します。
今回ご紹介するのは、次の3つの座椅子です。
AZUMAYA 腰サポートリクライナー RKC-172NV
ファミリーライフ 整体師さんが推奨する 健康ストレッチ座椅子 375520
大きさ(幅×長さ×高さ×厚さ):46×64~113×15~70×12cm
重量:5.8㎏
素材:【表面】ポリエステル 【中材】ウレタンフォーム
明光ホームテック 腰の神様がくれた座椅子 DMZ
価格:7,980円(楽天市場)
大きさ(幅×長さ×高さ×厚さ):50×58~138×63~75×15cm
重量:8.5㎏
素材:【表面】ポリエステル 【中材】低反発ウレタンフォーム(座面)綿(背面)
買ってはいけない座椅子ってある?【まとめ】
今回は、
といった方に向けて記事を書きました。
記事のポイントは次の通りでした。
座椅子のメリット、デメリット、選ぶ際のポイントを抑えた上で自分に合った座椅子を選んでくださいね。
記事を参考に、快適な座椅子ライフを。
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