買ってはいけない？冷凍パスタについて

電子レンジで温めるだけですぐに食べられる冷凍食品。なかでも冷凍パスタはクオリティも高く種類も豊富でどれにするか迷っちゃいますよね。忙しいとき疲れているときの強い味方として重宝されている冷凍パスタですが美味しいだけで選んでいませんか？

今回は買ってはいけない冷凍パスタについてご紹介します。

冷凍パスタについて
冷凍食品には添加物がたくさん？！
冷凍パスタは頻繁に買ってはいけない？！
まとめ

冷凍パスタについて

名前からわかる通り冷凍されたパスタのことです。冷凍食品のほとんどは“急速冷凍”という方法で繊維を壊さずに冷凍するため旨味や栄養を残したまま美味しく食べられます。また解凍後の野菜の水っぽさ、鮮度などの問題も急速冷凍の技術により昔ほど気にならなくなりました。

日本工業規格(JIS)によると冷凍庫の適正温度は「－18℃」とのこと。これは微生物増殖や腐敗の心配がない温度設定のため保存料不使用でも長期保存が可能です。

ちなみに急速冷凍に限らず冷凍することで栄養価が高まる食材もあります。

きのこ類(グルタミン酸、グアニル酸の増加）
しじみ(オルニチン)
ブロッコリー(ビタミンC、ルテイン、βカロテン)
小松菜
ほうれん草
オクラ

などこれらの食材は冷凍保存にはおすすめです。逆に水分を多く含むレタスや人参や大根などの根菜類、豆腐などのは冷凍保存に不向きです。冷凍することで味が落ちたり食感が変わったりするため余ってしまっても冷凍せずに使い切るようにしましょう。

冷凍食品には添加物がたくさん？！

冷凍することで保存料不使用でも長期保存が可能と先述しましたが、実際は味や見た目を良くするために保存料をはじめとする添加物が使われています。特にハンバーグやミートボールなどの加工済みの冷凍食品は固形にする際に添加物をたくさん使用しているといわれているので頻繁に食べることはあまりおすすめしません。

身体にとって安全とはいいきれない添加物の多さが「冷凍食品は身体に悪い」というイメージに繋がっているのです。では冷凍食品に使われている主な添加物について見てみましょう。

PH調整剤：コンビニ弁当、コンビニおにぎり

PH調整剤は味や見た目、品質を保つため腐敗や微生物の抑制効果がある添加物です。そのためコンビニなどの長時間陳列が必要なものにはよく使われています。PH調整剤といっても実際は30種類以上もあるのですが消費者に警戒されないよう「PH調整剤」と一括して表示しているようです。

加工デンプン：冷凍麺類、スナック菓子、ジャム

加工デンプンとはデンプンに様々な薬品で化学反応を行い、作られた合成添加物です。こちらもPH調整剤と同様、数種類を一括して表示しています。

カラメル色素：アルコール飲料、漬物、加工食品

カラメル色素は糖類に薬品を混ぜた合成着色料です。ですが着色だけでなく香ばしさやコク付けの効果のあるため広範囲に使用されています。いくつか種類のあるカラメル色素のうち2種類は発ガン性物質が含まれているのですが、表示義務がないためカラメル色素の更に細やかな成分については表示されていません。

タール色素：紅生姜、たくあん、ゼリー

食品の見た目を良くするための着色料で彩り鮮やかな漬物などに多く使われています。食品だけでなく口紅などの化粧品にも使われており、タール色素がシミや色素沈着の原因にもなるといわれています。また胎児への影響もあるようなので妊婦の方やお子様は特に使用を控えた方が良いでしょう。

人工甘味料：ガム、清涼飲料水

人工甘味料を摂取することにより通常、食後に上がるはずの血糖値が上がらず脳は過剰反応をしてしまいます。すると食べても食べてもさらに甘いものが食べたい！と欲求が抑えきれなくなり食べ過ぎや糖分依存に陥ることも。「カロリーゼロ」や「カロリーオフ」と書かれているものは代替甘味料として人工甘味料を使っている可能性があるのでしっかり確認しておきましょう。

冷凍パスタは頻繁に買ってはいけない？！

冷凍パスタなどの調理済みの冷凍食品は、家庭料理に比べると濃厚なものが多いです。調味料をたくさん使って濃味にする理由としては万人受けを狙うだけでなく長期保存効果もあるようです。ですが味が濃いということは、それだけ塩分や添加物もたくさん含まれており自然と御飯が進んでしまいます。結果、食べ過ぎに繋がってしまう可能性があるのでダイエット中の方は気を付けましょう。

ましてや冷凍パスタのほとんどは、それだけでお腹が満たされるような大容量タイプ。炭水化物や資質も多く含まれています。冷凍パスタだけで食事を済ませていると栄養バランスが偏ってしまいます。

栄養が必要な子どもや高齢者、妊娠中の方などは特に注意が必要ですので量を減らしたりサラダを減らしたりして調整しながら適度に取り入れたいですね。