フルーツの旨味がぎゅっと凝縮されたドライフルーツ。そのまま食べるほか、ヨーグルトやシリアルにトッピングしてもおいしいですよね。
現在、スーパーやコンビニで買える手頃なドライフルーツから、こだわりのオーガニックタイプまで幅広い製品が販売されています。ネットショッピングなら、1kg入りの大容量のものをお得に買うことが可能です。
フルーツが原料なので、栄養豊富でお菓子を食べるよりも体によさそうなイメージがありますね。
ただし、実は気をつけて食べないと美容と健康に逆効果なことをご存じでしょうか?この記事では、ドライフルーツの摂りすぎによる健康への影響についてわかりやすくご紹介しましょう。
要注意ポイント1. カロリー・糖質が高い
フルーツを乾燥させて作られたドライフルーツは、生の状態と比べて効率よく栄養を摂取できるのが大きな特長です。
生のフルーツを毎日たくさん食べるのは大変ですが、ドライフルーツならカリウムや食物繊維などの栄養を少量で手軽に補給できます。食物繊維のおかげで腹持ちがよく、満足感が高いところもうれしいポイントですね。
ただし、水分が抜けている分、カロリーや糖質もぐんと高くなっているところに注意が必要。
種類によって多少幅はありますが、ドライフルーツは100gあたりのカロリーは300kcal前後のものが多い傾向です。糖質も100gあたり60~70g前後と、甘いお菓子を食べるのと変わらない量が含まれています。
健康的なイメージで罪悪感が少ないドライフルーツですが、パクパクと食べすぎてしまわないようにきちんと計量して摂取するのがおすすめです。
糖質制限をしている人は、ドライフルーツを頻繁に食べるのは避けたほうがよいでしょう。
要注意ポイント2. 亜硫酸塩ナトリウムを使用
市販のドライフルーツを購入する際、チェックしたいのが添加物の有無。
とくに、漂白剤や保存料として亜硫酸塩が入っているものは避けましょう。
亜硫酸塩はワインの酸化防止剤としても使用される食品添加物で、ドライフルーツを色鮮やかに美しく仕上げたり、保存性を高めたりする効果があります。
多量摂取しなければ問題ないとも言われていますが、アレルギー反応により頭痛や胃痛を引き起こすほか、肝臓への悪影響も懸念されています。
ドライフルーツやワイン以外にもさまざまな加工品に添加されているので、知らず知らずのうちにたくさん摂取してしまっていることも。もし美容と健康のためにドライフルーツを購入するなら、見た目の鮮やかさはなくても、ぜひ漂白剤不使用のナチュラルなドライフルーツを選ぶのがおすすめです。
無添加のドライフルーツは少々値が張りますが、体によく、果実本来の風味・味わいがしっかり楽しめますよ。
要注意ポイント3. 保存料として砂糖を添加
ドライフルーツの原材料を確認すると、その多くに砂糖が使用されています。
これは、砂糖を添加することで水分量の多いフルーツでも保存性をアップできるため。
また、甘味が少なかったり酸味が強かったりするフルーツでも、おいしく食べやすく仕上げられるメリットがあります。とくに、パイナップル・オレンジ・クランベリーのドライフルーツには、砂糖入りのものが多いでしょう。
砂糖を添加してしまうとカロリーや糖質がどうしても高くなります。ご飯やパン、甘いものを食べすぎたあとに強い眠気やだるさを感じたことはありませんか?
これは糖分の摂りすぎにより、血糖値が急上昇したあとに急降下して低血糖を起こしているためです。
糖質の摂りすぎは糖尿病・生活習慣病・認知症といった健康リスクを高めるうえ、肌のくすみやハリ不足を引き起こして美容面にもよくありません。
砂糖を添加していないタイプでも、ドライフルーツは糖分が高めです。
もし美容と健康のために生活に取り入れたいなら、ぜひ砂糖不使用のものを適度に楽しむのがおすすめでしょう。
砂糖や添加物不使用のおすすめドライフルーツ
健康的なイメージのドライフルーツは、高カロリー・高糖質・亜硫酸塩や砂糖の添加など、意外にも健康への影響が気になる食品でした。
そうはいっても、濃厚な甘さと甘酸っぱい味わいが魅力のドライフルーツ。たまには間食でつまんだり、ヨーグルトなどのトッピングに使ったりしたいですよね。
そんなときは、ぜひ砂糖や保存料が無添加のナチュラルな味わいのドライフルーツを楽しみましょう。
例えば、カルディコーヒーファームのフィリピン産マンゴードライフルーツは、砂糖も添加物も使用していません。ノンシュガーなのに酸味と甘味のバランスがよく、しっとりソフトな食感が特徴。そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトにトッピングしてもおいしいですよ。
また、成城石井にもナチュラル志向のドライフルーツがたくさん販売されています。
クランベリーのドライフルーツはどうしても砂糖が添加されているものが多いですが、成城石井のドライクランベリーは砂糖の代わりにりんご果汁で仕上げています。
もちろん、亜硫酸塩も無添加。やさしい甘みと酸味が特徴です。
アマゾンなどで購入できる無添加のドライフルーツありますので、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、ドライフルーツについて3つの要注意ポイントとおすすめ商品をご紹介しました。
美容と健康によさそうな印象のドライフルーツですが、摂取量や添加物には注意が必要です。購入するときは、ぜひ原材料名をチェックして、食べる量と頻度にも気をつけましょう。
甘酸っぱくて濃厚な味わいのドライフルーツ。
食物繊維不足のときやダイエット中に甘味や満足感がほしいときなど、生活に上手に取り入れていけば、健康の強い味方になりますよ。
コメント
日本は食品添加物の基準が甘いと聞きました
外国で認められていないものもあるとか…..
なぜですか?