世間一般的に中華製は品質が良くない、扱いが雑、危険物質が入っているから○○産など調べる等という話をよく耳にします。
実際商品レビューなんかでもよく見かけることありませんか?
結論としては、過去にどういった事件があり現在はどうなのかを知り、レビューなどの情報を精査していくことで「買ってはいけない商品」を見極めるポイントが見えてくると思います。
実は個人的に中国製品をネットで販売(DIYやアウトドア、カー用品等)したことがあるのですが、売ってみた感触としては物によってクレームの有無の傾向があり、すべてがダメというわけではなくジャンルや商品によって当たり外れがあるような感じがしております。
特に家電製品のクレームは実際多かったですね。
日本の大手企業でも(ユニクロ、パナソニックなど)中国に工場を持ち品質が良い物は生産している企業も多くあり、全てが悪いとは言えず製造メーカーによっては商品自体も非常に優秀な物も数多く存在しています。
では、どういった物が良くて、どういったものに気をつけながら買い物をしていけばいいのか、ここでは買っていい物と買ってはいけない物をより見分けやすくするため、中国製品の中でも特に気をつけながら買い物するべきものを3つにまとめました。
買ってはいけない中国製① 食品
まず食品ですが、実例を基に解説していきます。
日本でもニュースなどで、マクドナルドの中国工場で食材を落としているのをそのまま具材に混ぜていた映像が流れたのは実に衝撃的でした。結構話題にもなりましたよね。
豚肉をイノシシ肉として販売したなどの「お肉の偽装販売」や、牛乳に添加物や水を混ぜて「水増し販売」などもあるようです。
知らず知らずのうちに口にしているとしたら怖いですよね?
また更にひどい事例では、2002年から2003年にかけて中国から輸入されたほうれん草(冷凍食品)に基準値の約6倍の農薬が検出された問題があります。農薬はクロルピリホスという有機リン系の殺虫剤ですが、毒性があるため多量に摂取すると非常に危険です。
健康被害になってからでは手遅れになるので、ネット販売のあまり流通してないものや価格が極端に安いものには気をつけていきたいところですね。
このように食に関する事件が起こったことで、行政の法律の制度も変わってきているようです。
例えばこういった事件を背景に2003年には「食品衛生法」が改正されました。
農薬についても原則規制されています。
また、海外輸入の違反率について見ていきます。
海外の輸入食品の違反率は平均で0.05%だとすると、中国の輸入食品の違反率は0.03%ほどと以外と低いようです。
買ってはいけない中国製② 家電
次は家電についてです。
家電においてはAmazonや楽天、Yahooショッピングなど取り扱っている店舗も非常に多いのですが、不良品も多いという話をよく耳にします。
実際にAmazonなどのレビューを見ると中国製がすぐ壊れたというレビューを多く見ます。近年アメリカがファーウェイ製品の排除を促したことが話題となりましたが、すでに日本ではファーウェイやTikTokなどは人気があり非常に流通しています。
アメリカがファーウェイ製品の排除に乗り出したのも中華製商品を使い続けるのは危険と判断したためです。
中国製品を使うと何が危険かというと、中国企業で開発されたスマートフォン向けソフトウェアを使用したことにより、入力したメッセージや名前や電話番号などの個人情報が中国のサーバに勝手に送られてしまうという問題が多発しています。
つまり、個人情報が盗まれる危険性があるということですね。
特に気をつけたいのがスマホやパソコンなど「個人情報」が取り扱うものに関しては懸念してしまいます。最悪な場合、個人情報が盗まれる危険性があったり、スパイウェアの被害に可能性も捨てきれません。
また、商品が売れた分の税金は中国共産党に入り、その税金が軍事強化のために使われるという可能性もあります。
買ってはいけない中国製③ マスク
マスクによるクレームも話題になりました。
安いものに関しては簡単に紐が外れたり、箱に異物が混入されていたり、肝心なフィルター性能が弱いものも存在します。(花粉や細菌を遮断する性能が低い)
ひどいものは発がん性物質が検出されたとする事例もありました。
よくマスクの商品パッケージに99%カットなど書かれていますが、その数値がフィルターの濾過率になります。花粉やウイルス、PM2.5など粒子によって大きさが違うようなので、どの粒子を基準にするかで99%カットと書かれたものが良い物だとは一概に言えないようです。
ただ、市販されているマスクって中国製が非常に多いですよね。
実際に個人的に使用しているマスクでもやはり中国製のものが多いのですが、比較的有名な日本の大手企業さんが出しているマスクを使用しているので、今のところ使用していて「これはひどい」というものは幸い見つかりませんでした。
コスパを考えるというのであれば、中国製造ラインの「日本製」を買うのも一つの選択肢かなと思います。
まとめ
以上、3つに買ってはいけない商品をまとめてみましたが、共通点としてあまり流通しておらず、価格が極端に安いものはいわゆる “ハズレ” が多いです。
しかし、基本的に中国の工場で作られたものは格段に安いので中国生産の工場も多く、食品から家電、生活用品など日本に広く流通しているのが実情です。
国民一人一人生活がかかっており金額面だけ見ると非常に魅力的ですが、物によっては粗悪品も多いという噂をよく聞きます。一長一短なとこがあるため、大事なのはレビューや評判を調査し、自分の身は自分で守ることを意識しなければいけません。
中でも食品や衛生用品は直接口に入れたり、肌に触れたりするものなので場合によっては致命的ともなりかねないので、購入の際には十分に気をつけましょう。
コメント
何故、カドミウムや発癌物質で騒がれているtemuの広告がここで使われてるのですか?何か妙な感じがします。