買ってはいけないマッサージガン!使わなくなってしまう理由は何?

マッサージガン」は拳銃のような形の電動マッサージャーです。
肩こりやツボの刺激に加えて、流行りの筋膜はがしに使う人が多く、マッサージ器具の中でも爆発的に人気がでています。

でも、健康器具ってちょっとした不満で使わなくなってしまうことが多いので、じきにタンスの肥やしになってしまいそうと購入に踏み切れない方も多いですよね。

使い方がむずかしいの?
あまり効果がないの?

マッサージ関連機器自体に健康被害の噂があることも躊躇する理由の一つかもしれません。

マッサージガンを使いこなすことができない理由は何なのか、詳しくご紹介いたします。

マッサージガンの効果

デメリットの前に、マッサージガンの使い方や効果についてお伝えします。

マッサージガンは血流改善や疲労回復などの効果があります。
銃を握るようにして先端部分をほぐしたい場所にあてて使用し、振動により筋肉の深層部や筋膜にアプローチするんです。

その細やかな振動により身体の凝りをほぐしていくんですね。

他のマッサージ機同様に筋肉をほぐすことで肩こりや腰痛の緩和に効果があります。

それに加えて硬くなった筋膜をほぐす目的でも購入される方が多いんです。
筋膜リリースと言われているものですね。

筋膜は全身の筋肉を覆っているのですが、同じ姿勢を取り続けると硬くなってしまい、筋肉の動きを邪魔してしまいます。
パソコンなどに向かい続けていると、体が動かしづらくなっているのはこれが理由なんですね。

加えて、逆のようにも感じますが、筋膜は同じ動作の繰り返しでも硬くなってしまいます。
身体を動かしている方も部分的に硬くなるということですね。

部分的な筋膜の凝りは身体バランスを崩してしまいます。
マッサージガンはそんな全身のアンバランスを改善し、柔軟性やパフォーマンスが向上できるそうです。

肩こりなどに悩む方だけでなく、凝りとは縁のなさそうなアスリートの方たちにも人気があるのはそれが理由なんですね。

ケガの危険性はあるの?

いいことづくしのマッサージガンですが、その反面、健康被害の口コミもあるようです。
体調を整えるために使っている健康器具で、身体に不調がでるなんて本末転倒ですよね。

ただ間違った使用方法が原因であることが大半なんです。

事例も含めてご紹介していきますね。

長時間使い続けると…

マッサージガンは同じ場所に長時間当て続けると、摩擦により皮膚に負担がかかります。
皮膚がめくれてしまったという方もいるようです。

そして強めのモードにしている場合だと、内部まで影響がでて、筋肉を傷めたり内出血おこしたりなんてこともあるんです。

なんでもやりすぎは禁物ですね。

気持ちよくてついついという気持ちもわかりますが、使用方法を間違えるとかえって身体に不調をきたしてしまいます。
同じ部位に連続して使用できる時間の指示は必ず守ってくださいね。

ケガをしてる場所に使うと…

凝りをほぐすのが目的のマッサージガン。不調を感じる部分にあててしまいがちですよね。

筋肉や筋膜に直接振動を届けるものなので、ケガや慢性疾患など、炎症がある箇所は悪化させる可能性があります。

不安に感じる方は、必ずお医者様に確認してからマッサージガンを使用してくださいね。

血流が良くなってくると…

マッサージガンを使うとかゆくてたまらなくなるという口コミをよく見かけます。
別の体調不良が発生するなんて困りますよね。

細かい振動により毛細血管までしっかり血液が流れ始めます。
それが凝りをほぐしてくれる理由なのですが、血流が良くなる時に周りの神経も刺激してしまうため、かゆさを感じる方もいるんですね。

かゆさはまったく感じない人が多く、個人差がありますので、試してみないとわからない問題です。

家電量販店等でマッサージガンを試すことができるので、かゆみがでるのか、耐えれる範囲のかゆさなのか、一度チェックしたほうが安心かもしれませんね。

重いけど大丈夫?

マッサージガンはパワフルな機種だと1kgを超えるものもあるんです。

非力な女性にこの重さ、つらく感じるのではないでしょうか。

力に自信のある方でも長時間持ち上げ続けるのは厳しいかもしれません。
上半身に使用する場合はどうしても必要な動作ですので、利用する部位によってはかえって疲れてしまいますよね。

ただ最近は軽量タイプの商品も発売されており、売上ランキングにもたくさん登場しています。
商品を比較するときは軽量タイプも要チェックです!

ほぐしたい場所に手は届く?

銃の形状になっていて先端部分が振動するつくりになっているマッサージガン。
背中にあてることを想像してみてください。
届かない部分はありませんか。

ほぐしたい場所に当てることができないのでは意味がありませんよね…

背中に凝りがある方は肩や肩甲骨の筋肉・筋膜も硬くなってしまっています。
そのため肩の可動域も狭くなっており、思っているよりも背中に手が回らなくなっている方が多いんです。

もともと身体の硬い方はもちろん確認する必要がありますよ。

パートナーがいる人はマッサージガンを当てるのを手伝ってもらえばよいのですが、1人で使う予定なら要注意です。

ただマッサージガンを使って、肩の回りの筋肉をほぐし筋膜リリースをしてやれば、肩の可動域が少しずつ改善します。
肩の筋膜をほぐして背中に届くようになるまでゆっくりと時間をかけていけば、自分でマッサージすることも大丈夫ですよ。

最後に

疲労回復・血行促進がお手軽にできるマッサージガンが使いこなせない理由についてご紹介いたしました。

機能面でいうと、重すぎてマッサージをし続けれないことや、背中など手が届かない場所は自分でマッサージできないことが挙げられます。
軽量タイプのものを選んだり、パートナーに協力してもらうことで解決できますので、検討してみてくださいね。

また、皮膚がめくれたり、かえって痛みが増してしまった方がいますが、これはまちがったマッサージガンの使い方が原因で発生しています。
マッサージガンは説明書を確認し、使用方法をきちんと守って使用してください。

そして、かゆさが耐えられないという口コミが多かったのですが、これは血行が改善されたことによっておこっています。
かゆさをまったく感じない方が多いのですが、個人差の部分ですので試してみることをおすすめします。

以上が、マッサージガンを長く使うために気をつけていただきたいことです。
ぜひ参考にしてくださいね。

いろんなマッサージガンが販売されています。
長く使用できる、あなたにぴったりの商品が見つかりますように。

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